石鎚山山行記録 |
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山行日 | 2003年11月1日(土)〜2日(日) |
参加者 | CL石黒、SL佐竹、奥西、安田、竹内、谷澤、中野郁、永井、吉野、福島(記録) |
コース | |
11月1日(土) | |
5:40 | 近鉄大久保駅集合、2台の車で出発 |
6:40 | 三木SA着 7:00 出発 |
8:30 | 瀬戸大橋 ぐっすり眠っていたら「橋やでえ〜」と安田さんが起こしてくださる。海面がキラキラいいお天気。爽やかなドライブ、爽やかな目覚め。 |
9:00 | 豊浜SA着 皆さん「さぬきうどん」で朝食。9:30出発 |
10:00 | 西条で高速を降りる。自動給油所で給油。すったもんだしつつも無事給油。安田さんの靴下、竹内さんのバナナのお買い物。 |
11:00 | 西之川到着。奥西さん、安田さんお疲れ様。有り難うございました。 |
11:30 | ストレッチをして出発。ここは四国、暖かくて爽やかな山道を軽快に。西之川はその昔林業で生活した人も多かったのだろうか。石垣の上には屋敷跡があちこちに残り、畑にはコスモスも揺れている。道も登山道と言うより生活道といった感じで整備されていた。百名山への道だからかも知れないな。1時間あまりで岩原に着く。紅葉が美しい。リンドウやミミズや大きなカエルの出迎えに歓声を上げながら高度を稼ぐ。急な登りの後は、必ずといっていいほど、なだらかな登りになっており歩きやすい山だ。もう一度小休止を入れた後は一気に土小屋を目指す。谷の向こうの山の上に国民宿舎「石鎚」の建物が見えたときは、「見えた!!」と言う喜びと「まだ、あそこまで登らんなんのか」というガックリ感が錯綜。気を取り直して歩を進める。真っ赤な紅葉が疲れを癒してくれる。 |
15:30 | 元気に揃って土小屋に到着。白石ロッジもなかなかのお宿。お風呂あり、白いシーツのお布団あり、部屋もゆったり、夕食も美味しく満足満足。宿のご亭主の有難いうんちくを聞きながら仙人の食べ物「岩茸」を頂く。夜の懇親会も山談義で盛り上がる。 |
11月2日(日) |
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4:00 | 雨の音で目覚める。 |
5:00 | の起床予定もこの雨ではおっくう。でもしかたがない、朝食のおにぎり(硬かった)を頂いてカッパを着込む。 |
6:10 | 薄暗い小雨の中を出発。カラフルなカッパの集団は無口。黙々と二の鎖小屋を目指して登る。景色がいいだろうなあと思われる個所も視界はなく残念。 |
7:45 | 二の鎖小屋の中で一休みをして弥山山頂へ。 |
8:25 | 山頂石鎚神社あたりは、風も強く気温も8°と寒かった。足場の悪い天狗岳への往復は諦めて売店でコーヒーや飴湯で暖まる。30分休憩をして下山。 |
11:15 | 石鎚神社成就社に到着。ここでやっとカッパを脱いで休憩。 |
13:35 | 西之川到着。きつい下りでは無いのだけれど、だらだら続く山道に、少々お疲れ。 |
2台の車が落ち葉にかぶり、辺りの景色にすっかりとけ込んで私達の帰りを待ってい てくれた。楽しい山行、奥西さん、安田さん快適(快眠)なドライブ有り難うございました。 |
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<石鎚山山行感想> |
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中野郁 2回目の小屋泊まりです。前回は西穂の山荘で、布団1枚に2人が寝たので、今回は連休の紅葉の時期と言うことで、どんな寝苦しい小屋泊まりになるかと想像していたのに、嬉しい誤算。らくなんで個室(?)を貰い、お布団1枚に1人がゆっくりと寝られて、ご飯も美味しく、お風呂で汗を流せて、大満足の小屋泊まりになりました。そのお陰もあって、次の日は雨に降られながらも、とても楽しい山歩きが出来ました。又機会があれば『白石ロッジ』(今回の宿)に泊まって、晴れた石鎚山山頂の展望と、独特の鎖場(特大の鎖)を体験してみたいものです。殆ど初四国(前回は2時間ほどの滞在)、初四国の山、初瀬戸大橋と盛だくさんの内容で充実した2日間となりました。 |
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谷澤 ミステリー“永遠の仔”で知った 石鎚山 優希(主人公)と二人の少年が命がけで登った、霊峰の頂上には、残念ながら朝からの雨で危険なため、登れませんでしたが(天狗岳も)。本当は内心“ほっと”していたのです。(私だけ?!) 大きな鎖の輪に、優希の運動靴なら入ったでしょうが、私の登山靴はたぶん入らないのでは、前日の土小屋では、いろいろイメージしてなかなか眠れなかったのです。愛媛出身の友達の話では、お正月に男の人がお参りされる山だとか!、弥山に(1974m)まで登れただけで大満足です。恵那山の以来の山行で、あくる日も、その次の日も筋肉痛で階段が降りられないくらいでした。 |
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安田 吉野さんに後押しされて、参加を決意した山行でした。登りは山道らしい登山道でした。期待していなかった土小屋は、小屋ではありませんでした。お風呂もあり食事も美味しく、ビールもありグッスリ眠れました。翌日の雨の登山も苦にならずに、最高峰には登れなかったけれども、やはり四国の霊峰だけに、登ってくる人の多いこと、紅葉も見られ、うどんも美味しく、満足できた山行でした。 |