ダイヤモンドトレイル 1回目 山行記録

山行日 2004年3月14日(日)
参加者 CL吉野、SL永井、松井、松山春、小泉、二宮、前田、林(記録)
行 程 近鉄丹波橋−大久保6:26発→新田辺→高の原→橿原神宮前→尺土→二上神社口
二上神社口8:00〜二上山(雄岳)9:05〜雌岳9:35〜岩橋山〜10:55〜大和葛城山14:25〜ロープウエイ登山口15:45
バス乗車16:02→近鉄橿原神宮前17:00→発 電車にて、各自帰路につく。

行動記録
 二上神社口駅でストレッチをし出発。道々桜が咲いているかと思いきや、淡い色の梅らしい。花弁が多く色も桜に似ているが、やはり桜にしては早過ぎる…。桃の花か梅の花かは分からないまま、でも目の保養になりました。
 10分で二上神社に着き、ここからは登山道に入る。暑くなってきたので8:25衣服調整。葛木坐二上神社(雄岳)に到着し、ここで美化保存協力費200円をここで支払う。
 若い男の子が受付していたが、登山者が払う協力費よりバイト代の方が高いのでは?なんて思ってしまいました。「激増する登山者により境内の荒廃が甚だしく、周辺の森林まで荒らされ解消の見込み立たず、美化協力券を発行するに至った」とのこと。
 登山者の1人としてゴミやトイレ問題などを考え、何か出来ることから始めたいと改めて思う。9:25〜30トイレ休憩。少し登って雌岳山頂に到着。辺りは手入れされていて日時計が設置されており、時間を確認すると本当に正確でビックリ。
 10:10竹内峠を過ぎ、10:50から10分間の小休憩を取る。雑木林の中は物音一つせず、静寂が心地良い。11:10に平石峠を経て、11:55岩橋山で昼食にする。他に登山者あり。12:15出発。13:00持尾辻にて5分の小休憩、14:15休憩所着・トイレ休憩。
 実は私はここが頂上やと思っていました。そこから少し歩き、14:25葛城山山頂着。写真撮影。
 今回写真担当の方はおられませんでしたが、小泉さんが撮ってくださいました。有り難うございました。14:35に山頂出発し、黙々と下りに入る。15:25くじら滝を通り過ぎ、バス停のあるロープウエイ前に着きました。

<感 想>
林記
初めての縦走でした。登って下ってまた登って下る…何か勿体ないなぁと、心から思いました。でも雑木林に入って静けさにたたずみ、皆でしっとり休憩していて自分がそこに居られて幸せやなぁと思ってしまいました。(その時はしんどいのを忘れているから)また参加したいです。しかし、久しぶりに筋肉痛になり、縦走はきついんやなぁと分かりました。関係ない話ですが、以前の例会に行った雨飾山の帰りにお金が無くてソフトクリームを食べられなかったので、今回はロープウエイの前の売店でソフトクリームを食べようと意気込んで下山したのに、販売して無くてアイスモナカを食べたのが悔しかったです。

前田記
 3月14日、この日は朝から日中は気温もかなり上がるだろうと思わせる、いいお天気。乗り継ぎも良く7:50には二上神社口駅に到着。のどかな町並みを少し過ぎ神社から登り道。
 まずは二上山 雄山を目指す。直ぐ着きそうに思えたのに1時間ほどかかり、山頂には協力金¥200を徴収する方がおられました。
 途中これから向かう葛城山方面が見渡せ…あんな所まで行くのか〜と思わずため息。山頂は展望なし。馬の背まで少し下り雌岳へ登り返す。トイレは馬の背が最終、葛城山までありませんこの辺りは桜の木が多く、人も多かった。雌岳山頂は見晴らしも良く大きな日時計があった。見るとほぼ正確な時間を刻んでいる。昔の人はスゴイなぁと思わず感心してしまいました。
 ここから竹内峠まで急な下り。登った分がもったいない!!峠は交通量の多い車道で危険(皆さん以外とスピード出されていますのできをつけましょう!)しばらく歩きやすい道が続き、急な木の階段を登りきったら岩橋山。昼食タイムです。吉野さんがお湯を沸かしてくださり熱いスープを頂きました。ありがとうございました!今度は木の階段を一気に下り、その後は快適な道がずっと続く・・・と思っていたら、葛城山に近づくにつれ、きゅっ、急な階段がー!登ったと思ったら、また階段。ふ〜。見ただけでチョットうんざりな気分でした。あと少し…山頂で危難撮影をし下山しました。
 次回はここからです。全体を通じて激しい登り下りでは無かったけれど、距離が長かったので(私にとっては)翌日は筋肉痛でした。途中、展望は大阪側(富田林道)に開けていることが多く奈良側はあまり見えませんでした。葛城山山頂からはどちらもばっちり見えましたが。分岐や曲がり角も多いですが随所にしっかりした道標があり、まず迷うことはないでしょう。所々ある近鉄の駅への看板だけはどうも山に似つかわしくなく少々興醒めでした。次回は葛城山山頂からスタートしたいのは私だけでしょうか(笑)

ダイヤモンドトレール山行報告
1回目:二上山〜大和葛城山  吉野記
 ダイヤモンドトレール(通称ダイトレ)は正式には鈍鶴峰の入口が起点になっている。そしてそこから二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山を通って槙尾山まで歩く標高1000m位までのかなり長い縦走コースがダイトレです。今回、らくなんでも3回か4回に分割してこのコースを歩いて見ようという事になり、とりあえず1回目としては二上山から大和葛城山までを歩くよう計画した。
 近鉄の急行で橿原神宮前まで行き、そこから同じく近鉄の南大阪線に乗り換えて二上神社口駅にて電車を降りる。本来ならばもう少し先の上ノ太子駅まで行て、そこからスタートという事になるのだが、二上山に登るのは二上神社口で降りた方が便利で分かりやすい為、取り付き部分だけ少し変更して8時出発となった。二上神社口からは西に向かって一本道を真っ直ぐ歩いて行くと山道に入るようになって、なおも高度を上げていくと左側に展望が開けて、はるか向こうに大和葛城山が小さく見えていた。
 天気は申し分なくて青空が広がり風もなく暖かかった。遠いなあ!と思いながら、そこから少し行った9時5分に二上山の雄岳に到着してここで入山料として1人200円徴収される。聞いてみると1日100人位の入山者があるとの事であった。雄岳から雌岳に行く途中の馬の背には新しい水洗トイレが作られていた。雌岳からは、せっかく登った高度を下げて竹内峠で国道166号線(竹内街道)を急いで横切り11時50分に岩橋山に着き時間も丁度良いので昼食にする。
 その後も大和葛城山までは木で仕切られた階段が多く作られており、そこを歩くのは歩幅が合わない為、疲れるので出来るだけ階段横の土の斜面を歩いたが、大和葛城山手前のかなり急な3〜4ヶ所の所では土の斜面は急すぎて歩きにくいので、ゆっくりと木の階段を登り切った。
 大和葛城山の山頂はなだらかで広く5月の始めには近くの斜面がツツジで大変美しいそうである。ちょうど一週間前には寒くて京都市内では小雪が舞っていたのだが、もう今の季節では大和葛城山の山頂付近の雪も完全に消えていた。その後は麓のロープウエイ登山口を目指して歩いて下山する。
 今日は参加メンバー8人の歩くペースが良くあっていた為、ゆっくり歩いたつもりであったが結果としては予定より1時間位早い16時過ぎに近鉄、御所駅に着いてしまった。
 次回だいとれは近鉄御所駅から大和葛城山に登ってそこからのスタートになりますが金剛山を越えてどこまで行けるでしょうか?



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