北山 廃村八丁・品谷山

山行日 2005年10月16日(日)
参加者 CL吉野 SL竹内 中塚 小泉 (記録)北尾 計5名
行 程
 7:50 近鉄電車グループ、京阪電車グループが合流して出町柳駅から京阪バスに乗って出発。
 9:43 菅原で下車。天気予報では「晴れ」だったのに小雨が降ってきてあいにの天気。カッパをきて身支度を整え、軽くストレッチ。
10:00 出発。しばらくは仏谷川堤の舗装道路を歩く。スギ林の中を行くと谷道と尾根道に分かれていて、どちらもダンノ峠の手前で合流するそうだが、尾根道のほうが歩きやすそうなのでそちらを行く。
10:30 急な登りが続く。雨もやみ、暑くなってきたのでカッパを脱ぐ。休憩。
11:00 ダンノ峠着。休憩。峠までは暗いスギ林の道だったが、峠を越えると雑木林となって明るくなった。
11:30 栂の古木前通過。幹に大きな「さるのこしかけ」がたくさんできていた。同志社大学の小屋も右奥に見える。
11:45 刑部滝前通過。昨日の雨のためか水量が多い。
12:12 廃村八丁着。土蔵や学校の後が残っていた。65年ほど前までここに人がすんでいたなんて・・・。どんなふうに生活をしておられたのか、ちょっと想像できません。炭をはこんでおられる方に出会い、この辺りのお話を聞く。昼食。廃村跡を見学。
12:50 品谷山に向かって出発。
13:30 品谷峠着。休憩。
14:00 品谷山着。カメラがなかったので、竹内さんの携帯電話で記念写真を撮る。
14:25 ささり峠とダンノ峠の分岐点通過。あちこちにイワウチワがたくさんあって花のさく頃にきたらきれいだろうなあと思いました。
15:00 ダンノ峠着。
15:30 下山。
16:03 菅原からバスにのり出町柳へ。出町柳まで2時間ほどかかったが、バスの中から花折さんのおうち探しをしたり、うつらうつらしているうちに到着。
18:00
出町柳駅で解散。
 紅葉にはちょっと早かったけれど、木々のマイナスイオンをいっぱい浴びてリフレッシュできた山行でした。

廃村八丁、品谷山 吉野
 秋の風情を楽しみにして京都北山の廃村八丁と品谷山を訪れた。ずっと昔、ガイドブックで見た廃村に残る白壁の土蔵が印象に残っていたので、いつか行って見たいと思っていた所でもあった。今回は急にリーダーを引き受ける事になったので急いでインターネットで調べると今はすでに白壁の土蔵も無くなってコースも少しわかりにくい所があるようだ。
京阪、出町柳駅前のバス停に参加者名が集まって京都バスの広河原行き始発に乗り込み
7:50
に出発した。9:43に終点手前の菅原でバスを降りると曇り空の中、小雨がパラパラ降ってきた。急いでカッパの上のみ着て10:00に歩き始めたが、このパターンは先日の皆子山に行った時と全く同じであった。皆子山の時は自分が3年ほど前に一度、行った事が有るという事で油断、少しなめていた所もあって道を間違えてしまったが同じ失敗を2回、続けるわけにはいかないので今日は地図を片手に確認しながら歩いて行った。先頭は本来のSLがキャンセルの為、竹内さんが引き受けてリードしてくれた。
今日の歩くコースはホトケ谷からダンノ峠を通り廃村八丁に行きその後、品谷山に登って尾根を縦走後ダンノ峠に下り菅原に戻るように決めていたが廃村八丁からは品谷山と反対方向のソトバ峠方面に行く登山者も多いようであった。最初、バス停を出発して20分弱でルートが二俣に分かれるが右の沢に入らず左の尾根に進んでダンノ峠に10:57着となり一息入れた。
ここまでは手入れがされていない杉の木が多かったがダンノ峠から先は雑木林に変わり北山らしい雰囲気に浸りながら行くと同志社の山小屋が右手に現れて、その先の二俣に分かれたルートでは右の四郎五郎峠に行かず左の刑部谷に下りて進んで行った。この付近は良く手入れされた杉の木がまっすぐに伸びて美しく右に現れた刑部滝を眺めながら先に行くと12:10廃村八丁の土蔵跡の場所に到着した。ここで昼食にして昼食後は、あまり時間が無かったが急いで更に少し奥にある残っている建物、神社の鳥居等を見学に行き当時の村人の生活の様子に思いを寄せたが、ここはもう少し時間をかけてゆっくりしたい所でもあった。再び土蔵跡に戻り12:52に廃村八丁を後にして北のスモモ谷から品谷峠を目指した。この谷は道が荒れ気味で歩きにくかったが品谷峠に13:30着。品谷峠から品谷山までは30分の距離であり周辺はブナの木が多く美しい所であったが黄葉はまだ少し先のようである。又、周辺にはイワウチワが多く
春のシーズンにも来てみたいと思った。

品谷山からは866m峰を通りその少し先を右折してダンノ峠経由で菅原のバス停に15:55に戻ることが出来て10分の時間待ち後にバスが来て帰途につく。雨も最初のパラパラのみで静かな山行を楽しむ事が出来た。


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