北摂 高岳(720.8m) 山行記録

山行日 2009年2月4日(水)
参加者 安田和盛(CL)松山春美(SL)若林とよ子(会計) 藤井 聰(運転・記録)
行程記録 大久保6:30→大山崎(7:00)→京都縦貫道→亀岡→奥猪名健康の郷(8:00)駐車→出発(8:25)→高ンボ(9:05)→休憩(9:55)→高岳頂上(10:45→11:15)→鉄塔横休憩(12:20)→稲荷祠(13:10)→奥猪名健康の郷帰着(13:45)→大久保16:30)


高岳山頂

 昨夜半まで降っていた雨も止み、今日は晴れるとの天気予想で大久保駅を予定通り出発。大山崎で安田さんをピックアップし京都縦貫道の千代川ICから園部、瑠璃渓を経由して奥猪名にある杉生の奥猪名健康の郷に到着。体育館などを備えた立派な施設だ。朝が早くやっと職員が出勤してくる時間。
 身支度を整え、ロッジ裏の雑木林の急登に取り付く。特に登山口などの表示も登山道らしきものもなく、ともかく尾根筋を行こうとわずかな踏み跡らしきものを頼りに登ってゆく。雑木もそれほど枝を張っているわけでもなく、下草もないので歩くには苦にはならない。しばしの直登の後、少し平らな山の頂上に出た。高ンボである。雑木の隙間から見ると、辺りに比べ高い位置にある。尾根筋を登り降りしながら少しずつ高度を上げてゆく。雑木の間から一時より少し春めいてきた陽光が差し込み、格好の陽だまりハイクだ。
 目印の二本の送電線と鉄塔が見えてきた。今年は暖冬とはいえところどころ霜柱が立っている。あたりには毬栗がたくさん落ちており、栗の木の群落がある。どうも自然林ではなさそうだ。やがて鉄塔下に出て、そこを少し行くと今日の目指す高岳の頂上に出た。高岳頂上と書いた私製の小さな札がいくつかかかっている。あたりは雑木に囲まれ視界はきかないが、静かな優しい雰囲気の山である。
少し早い昼食をとり、帰路は来た道とは異なる北尾根の北斜面のルートをとることにした。尾根筋には鹿止めの柵が施してありその柵沿いに下ってゆく。途中いくつかの枝尾根や関電の巡視ルートがあり、そのつど地図と地形を確認しながらルートを慎重に選ぶ。枝尾根に入りかけ戻ってみたり、試行を繰り返し、目指す谷筋に出た。小さな沢が流れており両側を渡り返しながらゆっくりと下ってゆく。ぎっしりと雑木の落ち葉が敷き詰められた広場はなんともいえない安らぎを与えてくれる。「コーヒーを持ってくればよかったね」と若林さん。確かに熱いコーヒーを飲みながらしばしの静かなときを持ちたい心境ではあった。稲荷さんの祠に今日の安全の御礼をし、小さな集落の田地の横を過ぎて健康の郷に帰り着いた。ここの施設の温泉は入湯料200円也で、まだ午後2時前と言うのに多くの人が入りに来ている。
ここで汗を流して帰路に着いた。冬枯れの雑木山の静かな山行であった。

大谷源流域



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