比良 武奈ヶ岳(御殿山) 冬山山行記録

御殿山
山行日  2010年1月16日(土)
参加者  CL:網岡修、SL:土岡、若林、吉村、記録:宮谷
行 程  
 6:30 奥西、若林 奥西さんの車で出発
 6:40 小倉で宮谷乗車
 6:50 黄檗で土岡乗車
 7:20 堀川通り京セラ前で、網岡さんの車に乗り換え、奥西さんは用事が出来て帰宅。 5人1台で出発。京都市内より八瀬、大原、花折峠を通り坊村へのルート。大原ぐらいから雪が目立ち初め、花折峠を越えた途端、雪景色に一変した。 国道367号線は車も多く道は除雪されたいるが、坂や橋上は凍っているようで、気温はマイナス一度を表示していた。四輪駆動で雪タイヤでないと走れない状況でした。
 9:00 坊村到着。駐車場がいっぱいで最後の1台スペースが空いていてラッキーだった。登山用の装備に変えて準備完了。
 9:15 出発。登山口の平地で10p位の状況。先頭に土岡、2番目に雪山登山初めての宮谷、続いて若林、吉村、網岡の順に登り始めた。
10:20 衣服調整、水分補給、休憩。この辺より段々雪が深くなり、まわりの積雪30p位。
10:50 アイゼン装着、休憩。この辺りからラッセルした道で20〜30p、まわりは50〜80pの積雪となった。
12:00 御殿山山頂到着。雪は降っていないのだが、周りはガスが立ちこめ景色は全く見えない。気温マイナス5〜6度ぐらい。網岡CLの判断で、
今回は御殿山までとなった。昼食。
 1) 時間的に、これから武奈ヶ岳を目指すのは、かなり無理。
 2) 武奈ヶ岳に登っても雄大な景色は望めない。
 3) 経験のない参加者がいる。 等々により判断された。

昼食後下山しました
12:25 下山開始。途中シリセードで雪山下りを楽しむ人もいた。登りは足元を見ているので高さの感覚はないが、下りは目の前に急斜面が見えるので、かなり勾配のきびしい山と感じた。
13:40 坊村到着。休憩なしで一気に下山。山装備を外しゆっくり休憩。
雪上歩行時間 約4時間30分。
14:00 帰路へ出発。
16:30 網岡さんの車で、黄檗、大久保、奥西宅と送っていただいた。

雪山初登山で勉強になった事(宮谷感想)
1) 自分の力量と体力の認識が一番重要と感じた。
土岡さんより「武奈ヶ岳ぐらいが初心者には手頃では」のコメントを頂いたが、私には御殿山が体力的にいっぱいと言うところでした。
若林さんよりは、計画書の星の数で自分自身で判断しなければならない。山のガイドブックやインターネットで、ルート、高度、温度、所要時間など自分で調べて参加できるか判断する。「誰々さんは、まだ無理ですよ」とは誰も言ってくれませんよ。との話は山行になりました。
2) 装備で勉強になった事。
  @ アイゼンにも色々な種類がある。
  A ワカンという物がある。
  B 生き埋めになった時、探す無線探査器具がある。使い方も指導頂いた。
3) 雪山歩行寺のポイント
  @ ゆっくり、あわてず、同じペースにする。歩いて止まり、歩いて止まりは
    いちばん良くない。
  A アイゼンの裏に雪だんごが付くので、ストックで落としながらの歩行が
    雪山の常識。 先導者の足跡に合わせる歩行になるので、先導者が
    長身で歩幅が広いと身長の低い人が、きつくなりやすい。またラッセルは
    交代でしなければならない。
4) 食べ物、飲み物
  @ 歩きながら出せるように小さく分けておくこと。
  A マイナスの低温の所では、おにぎり、寿司などの米類は味がしなくなる。
    保温ポットにスープや味噌汁を入れていくのが良さそうと感じた。
    等々、いろいろ勉強させていただきました。



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