大峰山系 釈迦ヶ岳(1800m)玉置山(1076m) 

山行日 2010年5月3日(月)〜4日(火)
参加者 CL松山 SL谷澤 佐竹 救護吉田 会計竹内 記録北村 伊丹 
運転安田、小泉 渉外福島 北村悦 清水  12名
 

  −釈迦ヶ岳−  

   
1日目  5月3日(月) 晴れ  記録:北村信


釈迦ヶ岳山頂

行 程
10:00 不動木屋谷林道の峠の登山口を出発。登山道は両側背丈を越えるスズタケで覆われていたが、整備されていて歩きやすかった。しばらく行くと見通しの良い尾根に出た。目の高さに山並みの稜線が見える
10:30 休憩  皆さんで、松山さんからの美味な山菜の煮付け(イタドリ、わらび、筍)を頂いた
10:58 不動木屋谷登山道出合い。1465m 左前方に尖った釈迦が岳が見えた一帯にバイケイソウが群生していたが、根こそぎ倒れたブナの古木や枯れ木とかが妙に対照的だった。尾根道は緩やかな起伏の繰り返しで歩きやすかった


吉田の森付近? 釈迦ヶ岳が見えている

11:30 休憩  正面に釈迦が岳 右前方に大日岳を眺めながら進んでいると1頭の鹿がこちらを伺っていたと思いきや2,3,4,5頭の群れだった。皆怖がる様子はなく、1頭は何かもらえると期待してかついてくる気配。登山者が食べ物を与えているのだろう。他にも群れを見た。古田の森あたり。
バイケイソウの中を進むと千丈平に着いた
12:20 休憩  心地よいそよ風を受けながら、「いい山やなあ」の声が重なる


野生の鹿がここまで近ずいてくる、餌をやる人がいるのか?

12:57 山頂着  南無釈迦牟尼佛さんの立つ前で集合写真。大展望で北に近畿最高峰の八経ガ岳、弥山 南に玉置山が見えた
13:30 下山へ。左手に深山の宿を見て歩く。ごろ石や根っこの多い登山道だがはっきりわかる道で歩きやすい
14:22 休憩  古田の森、ひんやりといい風が吹く。景色も最高
15:35 駐車場着


登山口

16:40 谷瀬の吊り橋(長さ300m 高さ54m)渡る。バスで戻る人。5時を待って橋を渡って戻る人。大いに笑って忘れられない思い出になりました
18:00 かたやま民宿に着く

釈迦ヶ岳は、登山道がよく分かる登りやすい山でした。また、バイケイソウが群生しているのが印象的でした。
車窓からの景色はすばらしく、芽吹いた若葉の色と、ツツジ、ヤマザクラ、コブシなどの花の色が織り成す春山は、さながら大自然の絵屏風でずっと目が離せませんでした。



  −玉置山−     

2日目  5月4日(火) 今日も晴れ  記録:伊丹


玉置山山頂 1076m

行 程
 7:00 朝食  朝5:30頃から温泉に行く人、散策の人、ふき取りに行く人、 桐の花を見に行く人等々 さすが山の会の人たち、散策も半端じゃなく4000歩歩いてきたという人もあった。朝食は山ウド、12人の大集団、ゆったりと朝食をいただく
 8:00 出発。 昨日も今日も曲がりくねった山道を二人のドライバーが 運転し、玉置山目指して出発。十津川温泉から折立、玉置山山上駐車場へとむかう
 8:40 玉置神社の鳥居をくぐり、神社へ向かう。熊野三山の奥の宮ともいわれている神社である。杉の巨木、シャクナゲのつぼみが多々ある。境内の日当たりの良いところでは、シャクナゲが咲いていた。玉置神社の杉は夫婦杉や神代杉と名付けられ、樹齢3000年といわれる巨木である


樹齢3000年の杉

 9:10 裏手の山道を登ること20分。1076mの山頂があった。頂上にはコンクリート製の祠があって、沖見地蔵尊が祀られていた。山頂からは神社を経由せずに直接駐車場に下りる道があった。行きの急な登りに比べ、なだらかな散歩道をゆったりと歩いていくと駐車場に到着した
10:00 駐車場を後に国道425号線を走り、「21世紀の森 紀伊半島森林植物園」で行われている「石楠花まつり」に向かう。10:30 到着。無料の駐車場、無料のお茶をいただいて120種類、1万本の石楠花を見ながら山菜採りも可という事を地元の方から許可をもらいそれぞれ自由行動へ。(11:40〜12:40)いろんな色の石楠花を見ながら、ワラビ採り、蕗採り、イタドリ、三つ葉等々を手にいれる。13:00 出発


石楠花そっちのけで採っている

13:40 混雑した上北山の道の駅で昼食を取る
14:20 169号線京都に向けて帰る。下北山までは一車線で対向車に気をつけながらくねくねヘアピンカーブを走ってくれたドライバーさんもやっと二車線に入り、一息入れてもらう。が遷都1300年の奈良の町を何とか早く抜けなければと帰路に向かう。旧24号線を走り、軽い渋滞の中
16:30 上狛着き、WC休憩の後、2台の車がそれぞれの道を帰ることになる。18:00前には自宅に着いていた。思ったより早く帰れて感謝感謝!!の後、2台の車がそれぞれの道を帰ることになる
18:00 前には自宅に着いていた。思ったより早く帰れて感謝感謝!!

*朝の8:00から夕方の7:00までズ〜と運転してくださった安田さん、小泉さん 本当にご苦労様でした。2日間の長旅の安全運転 お疲れ様でした。
*1799mの釈迦岳へ、1076mの玉置山へ行けたこと、新緑とバイケイ草の尾根道をゆ ったりと山行できたこと、すばらしいゴールデンウイークでした。膝痛で山行できるか なと不安でいっぱいだった私にとって本当にありがたい計画であり、仲間でした。お世 話になりました。また、行けるぞ!!と思えました。
 イタドリ料理、今回は成功しました。前回、60〜80度の湯をかけるところを90度cぐらいの熱湯をかけたためか、しゃきしゃきとした歯触り感がなかったこと、水にさらす時間が短いと酸っぱさが残り事など学びました。
イタドリ料理、ワラビの料理法、ヤマブキの料理法等々 また「らくらくで」紹介文を出してくださるのでご期待ください。 (伊丹 記)






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