らくなん山の会



富士山山行報告



剣ヶ峰をバックに

山 名 富士山(3776m)
山行日 2010年9月11日(土)から2日(日)
参加者 CL奥西、若林、松山、吉田、荻野晃、永井、二宮、野上、北村悦、谷節、小泉(記録)
行 程  11日(土)
14:00  奥西号・二宮号に分乗し、宇治を出発
15:05 土山SAで休憩
17:10 牧ノ原SAで休憩
18:40 コンビニで食料調達
19:30 富士宮口五合目着 テント2張、夕食交流
富士山は初めての春美さん、谷さん、野上さん 「私、登れますか?」と問う谷さんに「ウン、だ〜いじょうぶ、そら登れまっせ」と奥西さん。ホッと和む
21:30 解散
22:00 テントと車で寝る

 
       目の前の小屋を目指して               まだまだ余裕のピースサイン?

12日(日)  深夜から風が強く吹き付ける。歩く人達のおしゃべりや歌声がうるさく、寝不足気味の人が多い
 4:00  起床、テント撤収、朝食、準備、ストレッチ
 5:00 ヘッドランプを外して出発。少しずつ朝焼けが進み美しい色が拡がる。風が強い、雲海荘の方に挨拶。
 5:45 六合目跡で休憩。悦子さんの顔色が優れずしんどそう。寝不足と高度のせいか…。下山の人も結構多い。ゆっくりと大きく呼吸することを意識してと教わる。
 6:25 七合目小屋前で休憩。寒くて上着を出す人も。
 7:15 避難小屋で休憩。相変わらず強風が続く。
 8:05 八合目で休憩。芦ノ湖が見える。陽は出ているが、風がきつく、砂が飛んで目が痛い。悦子さん、手がしびれてしんどそうだが、行けるとこまで頑張ると立ち上がる。山頂付近が見えるのに結構遠い。
 8:40 休憩。ムカムカ、食欲不振、呼吸困難など、高山病症状が多くの人に。春美さん大腿がつってくる。「それもこれも高山病のせい!」と奥西さん。
 9:05 九合目休憩。空気が薄いのでゆっくり無言で進む。
 9:55 九合五勺で休憩。呼吸がしんどい、口も足も重い。もう少し、もう少しと、我が身を奮い立たせる。

 
          八合目の小屋                         ゴール直前

11:00 やっと山頂に到着。鳥居前で記念撮影。荻野さん荷物番にして、空身で剣ヶ峰へ向かう。お鉢は黒く汚れているが雪が残っている。
11:20 剣ヶ峰で集合写真と個人写真。展望台は南アルプスの山々をたくさん見せてくれた。北岳は雲がかかっていたが、かつて登った山々を懐かしく眺める。強風ですぐ寒くなる。
11:25 リュックの場所に戻り、昼食タイム。高度に慣れてきたようでしっかり食べられる。


剣ヶ峰山頂

11:55 下山開始。階段をひたすら下る。
12:50 八合目、小屋横で休憩。日射しが暑い。
13:45 休憩。工事中の砂走館に有料トイレ(200円)有り。ズルッと滑ったりこけたり、足が疲れている。大砂走りを右に折れ、更に急なザレ場の宝永火口へひたすら下る。無事に下れてホッ。足にはかなり負担が…。
14:55 宝永火口で休憩。ベンチ有り助かる。家族連れも。この頃は皆さん元気を取り戻し、いつもの姿に。御殿場方面から右折、樹林帯を抜けて駐車場を目指す。シラビソやカラマツの林の林に入ると、アキノキリンソウやホタルブクロ、コケモモなどにやっと出会う。
15:40 駐車場着。急いで天母(あんも)の湯に入り、砂ぼこりを洗い、やっと身ぎれいになる。マスク、サングラス、帽子をしていても、容赦なく目や口、耳、髪の毛に入り込む砂ぼこりは、顔や髪を2〜3回洗って丁度良い感じに。
17:30 ガソリンを入れて高速に乗り、夕食を目指して直進。食後はおしゃべりと夜景を楽しみながら飛ばしに飛ばし、新名神を爆走。22時前に宇治着。各自宅まで送っていただきました。土日なので、高速料金が格安な事もラッキーでした。


下山は砂ぼこりが・・・・


 2004年9月に登って以来の富士山は、登り初めて間もなく高山病を実感するほど、しんどさが増してました。テントでは強風に加え、未明から歩行者のうるさいおしゃべりや歌に眠りを妨げられ、熟睡できないまま出発を迎えてしまった事も一因でしょうか。高度が増す毎に呼吸が苦しく、足も重たくなり、おしゃべりは心の中だけという私、二宮さんに「大丈夫?」と声を掛けられてもらっても返事も出来ないほどでした。歩き方もおぼつかなく見えたことでしょう。
 久しぶりの山行、其れも富士山とあらば、こまめにトレーニングしなくてはと、暑い夏に挫折したことを反省しきりの小泉でした。
二宮さん、奥西さん、長い間の運転ありがとうございました。



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