比良全山縦走登山 (第2回目)
村井−地蔵山−釣瓶岳−武奈ヶ岳−坊村


山行日 2011年 4月24日 (日) 晴れのち雷雨
参加者 奥西(CL,運転)、土岡(SL,運転)、福島、那波(医療)、吉岡、宮谷、猪飼、佐竹
北村(悦)、若林、谷節、荻野、野上(章)、松山(会計)、網岡(修、運転)、網岡(国)
藤井(記録)  17名
行 程 8:15(朽木、村井フィッシングセンター)出発→8:25登山口→10:00-10:休憩→10:10(地蔵山)→10:20(笹峠)→10:50-10:00休憩、(イクワタ峠北峰923m)→11:30(釣瓶岳)→11:55休憩(細川越)→12:30武奈ヶ岳頂上到着→13:00出発→13:30(御殿山)→2:00-10休憩→15:15坊村下山




本日の参加者17名(吉野さんは体調不良のため奥西さんがCL)は3台の車に分乗し、朽木村井のフィッシングセンターへ、奥西さんの車は下山予定の坊村へ回送している間に登山の準備を始める。昨日の雨もすっかり上がり快晴で気持ちの良い朝を迎えたが、今日は午後から雷雨の予想があるので気をつけてと言う地元の女性の声に送られて出発。林道から登山道へ、だがあまり踏みなれていない道ではっきりしない。ともかく尾根筋をたどり林道と交差しながら高度を上げてゆく。今年は気温が低いためか芽吹きが遅く、木々の緑の装いは少く、木の間隠れにこぶしの白い花が見える。やがて蛇谷ヶ峰から来る稜線の地蔵峠に出た。




下から吹き上げてくる風が急登の汗を冷やして心地よい。笹峠からイクワタ峠への比較的なだらかな上り下りを繰りかえし進むと行く手にまだ多くの雪を残した釣瓶岳の丸いずんぐりした山容が見えてきた。雪渓を外れた潅木の中は雪解けの水でぬかるんで歩きにくい。SLの土岡さんが雪渓
上に固めてくれた踏み跡をはずさないよう慎重に歩く。直登だがこちらのほうが歩きやすい。細川越えで休憩をとる。東日本大震災などの影響で皆様あまり山行されてないせいか、私の気のせいかしんどそう。




あとひと踏んばりの最後の武奈ヶ岳へののぼりに入った。稜線上の低木はまだ雪に覆われその上を慎重に歩く。残雪は多くはないがそれでも所々踏み抜いた跡がある。やがて人々の賑やかな話し声が聞こえ、武奈ヶ岳頂上の標柱が見えてきた。長い行程ではあったが何とか登りきれたと言う安堵感と満足感が湧いてきた。あいにく天気は快晴とは行かないが琵琶湖や周辺の山々が
武奈ヶ岳山頂
かすんで見える。周りにはまだ雪が多くあり、休んでいると吹いてくる風が冷たく、汗ばんだからだを冷やして寒い。


坊村 比良山荘


昼食を済ませ御殿山から坊村への御殿山コースを下山する。御殿山までの
稜線にも雪が多く、まだ春らしい息吹は感じられない。御殿山を過ぎてから潅木のなかの急傾斜となる。所々ぬかるんで非常に滑りやすい。やがて登山道が檜林に囲まれるようになってから雷が鳴り出し、時折アラレ交じりの雨が降ってきた。頭上で稲光と同時に激しい雷鳴があり、雷雲がかなり近いところにあるらしい。滑らないよう慎重に先を急ぐ。雷鳴が遠のくとともに雨が本降りになってきた。下山予定地の坊村の葛川明王院の社が見えてきた。地主神社近くの料亭のボタン桜が雨の中でひときわ精彩をはなって美しい。総勢17名の大部隊で長丁場ではあったが全員無事に怪我もなく下山できた。下山途中で雨には降られたが、久しぶり楽しい山行ができリフレッシュできました。
奥西さん(CL)、土岡さん(SL)、網岡さん、車の運転などお世話をおかけしました。ありがとうございました。


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