戸隠 高妻山 2353m

山行日 2011年9月18日(日)
参加者 奥西(CL)、若林(SL)、北村信(食料)、松山(食料)、福島(食料)、那波、荻野(渉外)、
佐竹(渉外)、西川(救護)、網岡国(会計)、網岡修(運転)、吉野、中塚(記録)
山行報告
 6:05 前夜の雨はあがっているが、まだ曇り空。天気予報通り晴れることを期待して戸隠イースタンキャンプ場を出発。
 6:22 戸隠牧場内の登山ゲート通過。沢沿いの樹林帯を歩き、所々、沢を飛び石伝いに渡る。

 
     登山ゲート通過                この辺りから下方にキャンプ場や
                             牧場が見え始めた

 7:30 滑滝。滝を左に見て、鎖場を慎重に登る。この辺りから、下方にキャンプ場や牧場が見え始めた。続いて帯岩のトラバース。ここも鎖が用意されている。
不動滝の落ち口を通り、沢に出ると「氷清水」。ビニル管から湧き水が流れ出ている。今日の行程中、水場はこの一箇所だけ。吉野さんがお味見している時、傍にヒルを発見し、後続をあきらめた。上の枝に【ここは、氷清水です。お手元の地図等の「一杯清水」を「氷清水」に訂正してください。 戸隠登山ガイド組合】と書かれた木札が下がっている。緑色の草の中に静かに咲いていたレース状の白い花は、白髭草。


帯岩のトラバース

 8:13 一不動避難小屋着。小屋の壁の大きな掲示板には、「ここは避難小屋であり、小屋周辺の環境保全のため(特にし尿、ごみ、水場の汚染等の影響)緊急時以外の宿泊を控えるように。」という表示があった。が、奥の方には、大きなリュックが2個置かれていた。
同じ掲示板のコース時間案内と比べると、ここまでは、一般・若年のコースタイムで来ている。(コース時間は一般・若年と5割増の中高年で表示)
 8:25 避難小屋発。時々、小雨。
 8:48 三文殊。リンドウの紫、ゴゼンタチバナ・マイズルソウ・ナナカマド・オオカメノキの赤い実、秋の道が続く。
 9:10 四普賢。ガスがあがって、牧場の赤い小屋や牛が遊んで(?)いるのが見える。
 9:37 五地蔵山(1998m)山頂は、結構広い。一回目の記念撮影。
 9:58 山頂発。 六弥勒・七観音・八薬師を通過。アップダウンが激しく、幾つも山を越えて行く感じ。やっと、高妻山が大きな姿を見せる。
10:55 九勢至。 いよいよ胸突き急登になるが、下りの人とのすれ違いも増えて来て時間が掛かる。足場の確保もなかなか大変で、「上り優先」とばかり言っていられない状態である。
後半は岩場もあり、三点支持で上って行く。平坦な道になったところで、KさんとOさん休憩。もうすぐなので、10人は先行する。
12:20 十阿弥陀。手水鉢、青銅鏡が置かれている。


高妻山山頂

12:25 高妻山(2353m)遮る物がなにもない山頂は360°の展望が望めるはずだけれど、残念ながら今日は何も見えない。代わりに(?)虫の大歓迎を受ける。何か口に入れようとすると、虫付きになりそうな有様で、Fさんの白い帽子は黒い模様がついてしまった。
登山口で出会ったYさんの東京のお知り合いグループも到着で、写真タイム。ちょうどKさんも上ってきて、二回目の記念撮影。
12:50 山頂発。 急坂を滑らないように気をつけて下る。
下ばかり向いていて目をあげると、黄色い田んぼ、向こうの町、周りの山々がぐるっと見えているのに気付いた。「あれは、スキー場。黒姫山。妙高。」やった!天気予報通りのお天気になった。
13:45 ブルーベリー休憩
14:00 九勢至。


弥勒尾根を下る

14:40 休憩している間に、Oさん(CL)とYさんが弥勒尾根新道の確認に行ってくれる。しっかりした道なら、距離で約2キロ、時間的にも短縮できそうだ。
15:05 弥勒尾根新道下山。ふかふかのクッションの道。竹藪が続くので、竹でのスリップ注意!
15:35 「あっ、富士山だ!」
16:05 道ははっきりしているので、食事係が先行する。
17:10 牧場新道登山口着。
17:40 キャンプ場着。走って下ったAさん夫妻が、シートの上でもう夕食の準備中。
ありがとう。
18:30 最後の組が到着。事故なく全員下りられてよかった。


行けなかった戸隠山の稜線
尖った頂が幾つも続いている
また来年にも計画しよう


《高妻山は日本百名山中3つの最長行程山の一つで、途中に鎖場もあり、登りと下りがほぼ同時間の珍しい山である。》これは、後で知ったことです。
今回は、テント泊・自炊・長距離移動・大パーティで初○○もたくさんあったようです。いろいろな経験が、今後の計画や山行にいかしていけるといいなと思います。

 尚、次の日(19日)予定していた戸隠山山行は、雨天のため中止しました。


雨が降らなくて外で食事がとれました
みんなで持ち寄った温かい鍋をメインに、酒の肴も
楽しい宴会でした


山行報告に戻る

TOPに戻る







inserted by FC2 system