10周年記念山行

比良全山縦走(3回目)

坊村−ワサビ峠−中峠−金糞峠−南比良峠−荒川峠−JR志賀駅


中峠にて

山行日 2011年9月25日(日)
参加者 吉野(CL)、川野(SL)、佐竹、中山、橋本、屋根谷、木俣、宮谷、那波、 若林、片岡、
猪飼、荻野晃、谷節、深尾、中塚光、永井、大西、中塚陽(記録)
山行報告
 7:45 参加者全員出町柳駅に集合し、「朽木学校前行」の京都バスに乗車。
 8:41 坊村着。 途中、雨粒がバスの窓に当たっていたが、幸い、着いた時には止んでいた。
 8:57 参加者確認後、出発。風は涼しいけれど、いきなりの急登で汗が出る。御殿山までは、らくなん山の会結成第1回山行「武奈ヶ岳」と同じコース。あの時は4人だったが、今回は19人の大パーティー。
10:25 坊村2km・武奈ヶ岳1、5kmの表示地点。
 Oさんが、「ワサビ峠はまだかな?」「それから中峠で、金○○峠。」と、学習の成果を披露。稜線へ出ると、風が冷たい。寒いくらいだ。この辺りから、木の幹が皆下に向かって曲がっている。
10:50 Fさんが、「高度計で、丁度1000m。」と発表後すぐ、御殿山手前の平地で休憩。途中何輪か見かけたトリカブトが、ここでは群生している。京都近辺ではキタヤマブシ、金剛山地辺ではカワチブシと言うそうだ。(YAさん談)
11:15 御殿山通過。 今日は、全く展望なし。何にも見えない。
11:20 ワサビ峠着。 ワサビ谷は、ワサビの産地だった?
11:58 中峠着。 昼食と記念写真。座っていると寒くなり、上着を出して着込む。作日は暑くて凍ったのが美味しかったけど、今日は熱いのがいいな あ。」Wさんのテルモス正解。
12:15 右岸から左岸、左岸から右岸と何度も飛び石伝いに沢を渡り、ヨキトウゲ谷を下る。「くぐったり、飛び越えたり、これって障害物?」「アスレチックみたいでおもしろいなあ。」と亀岡から参加のOさん。
13:07 金糞峠着。 琵琶湖と対面。下ばかり向いて谷を下ってきたので、目の前が開けて明るくなったみたい。縦走路は、堂満岳頂上を通らず西側を巻いて進む。
13:56 南比良峠着。この辺りからは、会う人無し。一瞬、雨がポツ・ポツ・ポツ。
14:20 荒川峠着。しっかり琵琶湖を見定めて、ここから2時間の下り。黒い雲の下に入ると、突然雨が降り出し、それぞれにカッパや傘を取り出す。(止んだみたいだし、もういいかな。)とKさんが脱ごうとすると、またポツン、ポツン。「お呪いと思って着といてね。」
林の中の道は、薄暗くて、時計の針(3時台)がウソの様。台風の影響か、杉の枝や葉っぱがいっぱい落ちて地面を覆っている。
16:10 林道と合流。ここからは、アスファルトの道。
16:55 志賀駅着。一旦解散後、湖西線に乗り京都駅へ。

比良全山縦走3回目、前回同様19人の大パーティーだったにもかかわらず、とても静かな山行でした。この大パーティーをじょうずにまとめていただいたCL.吉野さん、SL.川野さんありがとうごございました。



 今回、山道の色どりは、キタヤマブシ(トリカブト)の紫とヤマボウシの実のピンクでした。
 キタヤマブシは食べると危険ですが、ヤマボウシの実は果実酒にできるそうです。
  次回4回目は、10月。山はどんな色に変わっているでしょうね。


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