赤城山・榛名山 |
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山行日 | 2011年10月8日(土)〜10日(月) |
目 的 | @ 群馬県の赤城山・榛名山に登頂する。 A 泊を伴う山行を通じて会員の親睦・交流を図る。 |
参加者 | 奧西(CL) 荻野晃(渉外) 那波(会計) 北村信(SL・記録) 中塚陽(SL) 三原(記録) |
観光 富岡製糸場見学 | |
報 告 | 1日目 10月8日(土) 報告:三原 |
7:00 | 奥西宅 奥西号で参加者を拾いながら、最終宇治警察署前 |
7:20 | 宇治警察署前で全員乗車となり、3連休の天気予報どおり晴れることを願いつつ、いよいよ出発。 |
8:30〜40 | 養老SA |
11:00〜05 | 駒ヶ岳SA |
11:45〜35 | 梓川SA 昼食 |
14:00〜15 | 横川SA |
群馬県富岡市 | 途中1カ所観光できることとなり、全員の希望で富岡市にある「富岡製糸場」見学となる。 世界遺産になることを願って紹介させていただく。 富岡製糸場(国指定重要文化財)明治5年日本の工業化をめざし、生糸の品種改良と大量生産を可能にするため官営製糸場が操業開始された。昭和62年操業停止するまで115年間操業し続けた製糸場である。 (明治26年には三ツ池に払い下げ三井富岡製糸場となる)操業停止後も、今日までほとんど旧状を変じることなく保存管理され、建造物は創業当初のまま残されている。近年(H19)世界遺産暫定リストに記載されるなど、世界遺産登録に向けての活動が進んでいる。 建設の指導、器械、製糸技術の指導にはフランス人を雇い入れ、指導に当たらせたということである。 木造レンガ造りの製法で建物が造られているのを初めて目にした。 |
16:40 | 忠治温泉「忠治館」着 |
赤城山登山 黒檜山(1827.6m) 駒ヶ岳(1685m) 長七郎山(1578.9m) |
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2日目 10月9日(日) 報告:三原 | |
8:40 | 宿出発 宿の朝食時間が8時からのため、遅い出発時間となる。 |
9:15〜35 | 駒ヶ岳駐車場 駐車場に車を置き、トイレ、準備体操を終え、歩き始める。 大沼湖畔の東側の車道を歩き、駒ヶ岳登山口の脇を通る。 さらに赤城神社を左に見て進むと黒檜山登山口である。 いきなり急登で、ゴロゴロ重なる石を踏んで慎重にゆっくり登る。 猫岩で衣服調整をする。振り返ると大沼と赤城神社の赤い屋根がきれいに見える。 木々はほんのり秋化粧といったところである。ジグザグの急登をどんどん登る。 |
沼に突き出た森が赤城神社 登山道 |
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11:10 | 駒ヶ岳分岐 SLがゆっくり歩を進めてくれたので、休憩なしで赤城山最高峰の黒檜山(1827・6m)頂上に着く。頂上からの眺めは、あいにくガスっていて何も見えない。 晴れてくれば、皇海山、日光白根山、谷川連峰などが見える。 山頂は結構な広さであったが、日曜日ということで、若いカップル、親子連れ、グループでと混雑していた。 |
大沼を望む 黒檜山山頂 |
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集合写真と軽食を済ませ、分岐まで戻り、駒ヶ岳をめざす。 分岐を過ぎ、すぐに「御黒檜大神」の石碑と社がある。 信心深いNさんは、代表して山行の無事を祈願してくれた。 丸太の階段の下りが延々と続く。少し登り返すと、駒ヶ岳(1685m)頂上である。 |
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12:06〜22 | 駒ヶ岳をあとに尾根道を下る。ジグザグの道を下って、朝通り過ぎた駒ヶ岳登山口へ降り、大沼湖畔の車道に出る。 |
13:15〜25 | 駐車場から車で小沼駐車場へ移動し、長七郎山をめざす。ゆるやかな登りで、道幅もありあっという間に頂上着となる。( 1578,9m) |
13:50〜 14:05 |
午後からは青空となり、眼下に小沼がきれいに見えた。頂上は広々としていて、火山灰の色なのか、真っ黒な土で覆われていた。 |
長七郎山山頂 小沼をバックに |
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14:43〜50 | 下山は小沼を半周して戻る。途中沼に手を浸けたり、波打ち際を散策しながら駐車場に戻る。 今日の宿、榛名湖温泉「レークサイドゆうすげ」をめざす。 途中、農産物直売所に立ち寄り、新鮮野菜や果物(リンゴ、柿)を買い、お土産も調達し、みなさん大満足であった。 |
16:45 | 今宵の宿「ゆうすげ」着 |
榛名山登山 烏帽子岳(1363m) 榛名富士(1391m) 相馬山(1411m) 掃部ヶ岳(1449m) |
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3日目 10月10日(月)天気 晴れのち曇り 記録:北村信 | |
8:35 | レークサイドゆうすげの駐車場を出て、烏帽子岳の登山口まで車道を歩く。秋晴れの清々しい朝だった。他の登山者や車も多い。 現地観光マップで見ると榛名湖の外輪山は11も有り、どの山も楽しめそうだ。登山道では、トリカブト、ミズヒキソウ、−アザミ、−菊など見かけた。 |
尾根に出て2つ目の鳥居をくぐる 烏帽子岳山頂 |
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9:30 | 熊笹を踏み分けて山頂(1363m)に着く。風は無 いが清々しい朝の大気と日差しが心地よい。昨日登った赤城山、これから登る榛名富士が見えた。記録写真。 |
9:35 | 下山開始。 |
10:05 | 加護丸稲荷さんの鳥居をくぐって終点。コースタイム1時間20分内だった。 |
10:20 | 榛名富士へ。ホテル駐車場のすぐ脇が登山口でわかりやすい。 登山道に笹が多かった。 |
11:07 | 山頂着。山岳信仰の山で富士神社あり。ロープウェイで登って来た人達もいて賑やかだった。晴天だが遠くは霞んでいて、富士山がはっきり確認できず残念だった。秩父方面、八ケ岳、筑波山、赤城山あたりが見渡せた。 |
左は二ツ岳右は相馬山 榛名富士山頂 |
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11:25 | 下山開始。 |
12:00 | 鳥居をくぐって下山。コースタイムどおりだ。20分休憩して相馬山に備える。 |
12:25 | 相馬山登山口。黒髪山神社の鳥居あり。 熊笹と紅葉の始まった樹林帯を進むとお地蔵さんのある分岐点に出た。鳥居をくぐった後は急登の岩場だけど信仰の山らしく階段状によく整備されていた。鎖場や鉄梯子の難関(?)を抜けると後は楽だった。山頂近くに黒髭山神社の社 |
結構長い梯子だった 相馬山山頂 |
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13:10 | 山頂着。たくさん仏像や灯篭が所狭し、と在るが地震によって一部倒れたり壊れ落ちていた。ゆっくり休憩。りんごを美味しくいただいた。 |
13:33 | 下山開始。傾斜のきつい鎖場と二箇所の梯子にしっかり注意して下りる。 |
14:12 | 下山。車道を渡って駐車場へ。今登ってきた相馬山を背景に記録写真。 ほぼコースタイムどおり。車で国民宿舎吾妻荘の前の駐車場へ移動。 |
14:35 | 掃部ケ岳登山口。歩き始めは熊笹のない開けた登山道で、沿道の木には樹木名と児童名の札が取り付けられていた。今年は国際森林年とあり、地元小学校の児童が自分の樹を決めて見守っていく活動と思われる。その区間を抜けると熊笹が続く。このあたりは鹿が出ないのか食べられた形跡が無い。 |
15:20 | 榛名湖を一望できる展望のよい所に出ると、登ってきた榛名富士、相馬山が見えた。他の外輪山もきれいに見えて今までの疲れなど吹っ飛んでいった。 |
15:30 | 山頂。ここは休憩に十分な広さがあった。木々は八分くらいの紅葉で、穏やかな秋の陽を浴びて綺麗だった。上毛三山のうちの浅間山と妙義山が見えていた。 |
途中から、延々と丸太の階段が続く 掃部ヶ岳(かもんがだけ)山頂 |
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15:45 | 下山開始。 登山道はよく整備されてあり、途中の丸木の階段は延々と続いていた。実はこの階段は900段あった。(其の内720段が連続)上りでは音を上げるくらいに感じた階段も、下りは分担して数えることにして歩くとスピードも出て楽だった。 |
16:30 | 下山。ほぼコースタイムどおり。 |
17:30 | 東吾妻町営国民宿舎のお風呂で汗を流し、疲れを癒して帰路に入る。 |
標高1000mからの登山でしたが、榛名湖の外輪山11山の内、4山を6人全員快調に登れたことは喜ばしいことで、参加者皆大満足でした。富岡製糸場の観光も入り、充実した山行が出来たことを感謝します。奥西さん、長い時間と深夜の運転お疲れ様でした。有難うございました。 |