岩歩きトレーニング(金毘羅)

実施日 2011年10月27日(木)
場 所 京都市大原 金毘羅の岩場
参加者 CL:奧西、池上、西川、荻野晃  報告:奧西一博  計4名

 午前7時に奥西宅を出発。みなさんを順次ピックアップして寂光院入口の駐車場へ。1日止めても300円、こんなに安くて申し訳ない気持ちだ。
 いつものようにY懸尾根の下部に向かう。ここはよく濡れていることがあるが、今日は濡れていなかった。池上さんが初参加なので、ハーネスの付け方の講習をして、ハーネスの装着。次に、登山靴での岩場の登り方の基礎を学習(三点支持、靴を岩におく置き方、ステップの刻み方など)。さらに、プルージックのやり方を学習していただく。
 奧西がフィックスロープを張り、みなさんプルージックで上り下りをする。
次に、別のグループが来たので、「舟」に移動することにする。プルージックなしで登り、「舟」に移動。
 この壁は60度位の傾きなので、登山靴でも上り下りができる。奧西がリードをして、トップロープを張る。みなさん上まで登る。
 次に、北壁の横の急登を、木の根っ子などにつかまりながら登り、Y懸尾根の頭に着く。ここを登ることにする。頭の上に着くので、終了点がここにある。終了点の作り方を学習する。
 3つのルートのうちの左側を登る。西川さん、荻野晃さんはクライミングをしているので簡単に登る。池上さんは初めてなので苦戦するが、何とか上まで登る。
 下りはクライムダウンで降りることにするが、池上さん途中で苦戦。途中からロアーダウンで降りる。
 次にまん中のルートをのぼる。見た感じでは、手がかりがいっぱいありそうだが、実際に登ると、初心の方にとっては手がかり・足の置くところが小さいようで、登るのがむずかしい。西川さんは軽やかに登り、荻野晃さんは、核心部を力で登り、池上さんは敗退という結果であった。
 岩になれるのが目的なので、登れたか登れなかったかは、まあどうでも良いことである。この手がかり、この足場は自分にとって、しっかりしたものかどうかの判断ができるようになればよい。経験を積むと、だんだん小さい、細かいホールドでも保持できるようになってくる。そうなると、楽に登れるようになる。安全度が一つ向上するということになる。
 今日はこれで終了。Y懸沢を、岩を落とさないように気をつけて下る。


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