初級登山学校 実技2

読図山行<皆子山> 971.5m

山行日 2011年11月20日(日)
メンバー 初級登山学校C班 CL:塚本(らくなん)、SL:富澤(左京)、気象・医療:久世谷(西山) 記録:星野(やましな)
指導講師:夏原さん(乙訓)、網岡さん(らくなん)
コース 出町柳(7時30分集合)→足尾谷橋バス停→足尾谷橋(8時55分)→足尾谷→ワリ谷、ツボクリ谷の間の尾根→皆子山山頂(11時50分着・12時50分発)→県境尾根→P834→(への字)枝尾根を下降→寺谷出合(2時15分)→平バス停

 10月23日より初級登山学校に通わせていただいています。所用により1回目の実習をお休みさせていただいたので、読図山行が初めての実習となりました。初めての実習、初めての読図、そして恐ろしいかな!?初めてのCL・・・初めてづくしの山行となりました。

★ 読図について
 事前にあった机上講習で、地図の利用の仕方、コンパスの使い方等丁寧に教えていただきましたが、迷子の達人と自負する私にはわかったような、わからないような・・・申し訳ない状態でした。
 実技の山行で、指導講師の先生方が再度丁寧にポイントを抑えながら教えてくださったので、コンパスの使い方等少しわかってきたような気がします。ありがとうございます。
 実際、地図を見ながら山を歩いてまず感じたことは、今までこれほど真剣に地形を見ていなかったなということ。いえ、真剣に・・・ではなく、谷やら尾根やら全く気にせずに歩いていたことに気づかされました。
 そして、地図と地形をにらめっこしたことにより、改めて地図が地形を表していること、たくさんの情報が盛り込まれていることがわかりました。地図どおり(少し違うところもありましたが)に谷があったりすることに少し感動を覚えました。(当たり前でしょうが・・・)
 また、地図で見た感覚と実際歩く感覚は違うため、必ず地図で確認することが大切なことも体験できました。 例えば、地図で見るとまっすぐ進んでいくように見えるため、まっすぐと思われるほうに歩いていくと実は横道にそれていた、ということがあり、まさに狐につままれたような気が・・・私の迷子の原因の一つがこの感覚のずれであることが実感できました。
 「地図を眺めるのは好きだけど、読むのはダメ」そう思ってきましたが、今回、読図をしてみて、読図の奥深さや面白さを少し感じ始めました。
 まだまだわかっていないことばかりですが、地図からも地形からも情報がキャッチできるように今後は申し越し地形等に目を向けていきたいと思いました。

★ 役割、その他
 前回の実習をお休みした加減で、いきなりCLになってしまいました。
 班員の方は受講生といえども、いろいろ経験がある方々のようなので、「教えていただきながらさせていただこう」と軽く考えて、引き受けましたが、何をどうするのか?何がどうなのか?さっぱり何もわかっていない、技術もなければ、体力も一番ない状態のため、計画書を作成した以外は、全くCLの役割は果たせませんでした。
 準備体操の指示やら休憩の指示やら、山の会の会員の方なら当たり前にわかっていらっしゃるような基本のことですら何一つ知りませんので、本当にいろんなことを学ばせていただかないといけないのだとしみじみ感じました。

 初級登山学校だけでなく、他の活動もあるため、なかなか登山だけに集中することはできないので、技量のなさや経験不足、遅れ等大チャンス(ピンチ)な状態ですが、一つひとつ学んでいきたいと思います。どうぞ、ご指導よろしくお願いします。

  (報告 塚本晃子)


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