金剛山 1125m

山行日 2012年1月8日(日)
目 的 大阪府で一番高い山の登山を楽しみ、会員の交流・親睦を深める。
山 名 金剛山系葛木岳(1125m)、湧出岳(一等三角点 点名:金剛山、標高:1111.9m)
地 域 奈良 御所
参加者 CL・運転:宮谷宣司、SL・会計:那波陽子、記録:池上清司 合計3名
山行工程
 7:00 近鉄大久保駅出発
 8:20 千早金剛登山口駐車場到着
 8:30 千早登山口より金剛山頂へ。途中から雪道になるが、アイゼン無しで進む。
 9:35 小休止(5分)
10:00 金剛山山頂広場(国見城址)到着。快晴、大阪湾方面の眺望を楽しむ
10:30 アイゼン装着、転法輪寺参拝
10:35 葛木神社参拝、少し歩くと葛城山が素晴らしくきれいに見える。
10:45 一の鳥居通過
10:50 湧出岳探訪(一等三角点、点名:金剛山 標高1111.1m)
11:30 再び国見城址着、昼食タイム。
12:00 下山開始、同一ルートで。
12:30 小休止
13:10 千早金剛登山口駐車場到着、途中アイゼン脱着。
13:20 宇治に向かって出発、途中道の駅“かなん”へ。
15:30 小倉到着、ご苦労様でした。
総歩行距離:8.7km 総時間:4時間40分

山頂広場(国見城址)では、素晴らしい天気でしたが気温ゼロ℃、大阪湾まで見えました。
登山道は、千早本道としてよく整備されており、全く問題ありませんでした。しかしほとんどが階段。下山時、那波さんが階段の数を勘定、2732段でした(真偽のほどは?)。
山頂広場到着時、それほど人はいませんでしたが、下山時は人が一杯、喫茶店やレストランがあり、何処の街中かと思うほどでした。


行程図です。復路で千早城址を回るとよいですね。




金剛登山口駐車場。到着時、駐車している車はありませんでしたが、帰る時は満車でした。

バスを待っている人もたくさんいました。





登山道入り口から少しだけ舗装路がありましたが、その後は山頂までこのような階段が続きました。
山頂までアイゼン無しで歩きました。




<< おまけ 高野山に弘法大師が歩いた慈尊院から奥の院まで続く“町石道“があります。
金剛山にも町石道があるそうです。一度歩いてみたいですね。 >>


金剛山頂広場での記念写真。
快晴、気温0℃
富田林市内から大阪湾まで見えました。
素晴らしい眺めでした。
3人、さみしい!!!

本年初の雪景色、楽しい山行でした。
霧氷も美しかったですよ。





金剛山頂広場からの大阪平野の眺め、大阪湾も見えました。

PLの塔も見えました。








転法輪寺は、行者ゆかりの古刹、修験道の霊場として信仰が厚い。金剛山の由来はこの寺の山号である金剛山から来ています。本堂の他、行者堂や十三重の塔、しだれ桜などがあるそうです。 →→






葛木神社、祭神は、葛木一言主、楠木正成、御醍醐天王で大社造りの本殿があります。境内は大きい杉に囲まれており、仁王杉や夫婦杉がありました。
この神社の裏山が金剛山系の最高峰葛木岳(1125m)です。立ち入り禁止のため、便宜上国見城址を山頂としているそうです。






葛木神社から少し下ったところからは、葛城高原を美しく見ることが出来ました。
葛城山 標高959.2m

山頂には全く雪はありませんでした。





湧出岳
一等三角点 基準点名:金剛山
標高1111.9m 奈良県御所市高天
金剛山系のピークは、葛木岳(1125m)、湧出岳(1111.9m)、大日岳(1094m)があり、大阪側から登り、ピークはすべて奈良県側です。








登山道に“13佛 第7番 薬師如来 ”と書かれているお地蔵さんがありました。13体の石地蔵さんがあると思いますが、確認出来たのは6体。ここに書かれている文章が面白い。





*捨ててしまったものを、もっと大切にすればよかったと思うことがある。
*失ったものをもっと大事にしておけばよかったと思うことがある。
*亡くした人ともっと話をしておけばよかったと思うことがある。
*充分大切にしたつもりでもこれでいいということはないのですね。

六体のお地蔵さんや四天王寺学園の登山記念に奉納したお地蔵さんにはそれぞれ違った文が書かれていました。

このように金剛山は修験道の開祖役小角(役行者)が修行した山であり、毎年7月7日には転法輪寺と葛木神社の神仏習合のれんげ祭があるそうです。
金剛山とは、面白い山ですね。 終わり


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