比良山系 釣瓶岳 1098m |
|
山行日 | 2012年1月14日(土) |
参加者 | CL奥西、記録・小川 |
山行記録 | |
6:15 | イン谷口着。奥西号を待つ間に3〜4台他の車が通り過ぎて行く。 |
6:30 |
奥西号合流。上の駐車スペースまで移動し、出発準備をしているとまた1台やって来た。駐車スペースを空ける。一旦車を入れたがすぐに帰って行った。 |
7:10 | イン谷口発。去年より雪が多い。来る途中の雨が、ここでは細かな雪になって降っている。 |
7:29 | 大山口。この辺りで積雪10〜20cm。橋が雪に埋もれているので石伝いに渡る。 ここから雪に埋め尽くされたダケ道を登る。うっすらと残るトレースに新雪が10cm積もっている。新雪の上に足跡を残しながら登って行く。綿雪に変わる。 |
8:20 | カモシカ台。縦間に青空がのぞく。昨夜八雲ヶ原でテント泊したという青年とすれ違う。彼のお陰でこの後は踏み跡を辿る事が出来て少し楽になる。 |
8:33 | 小休止。一瞬のぞいた青空がガスに隠れ、細かな雪が少し激しく降り始める。やがて北比良峠を過ぎると、ロープウェイ山頂駅跡辺りに白い柱の様な物が林立している。 |
9:46 | ロープウェイ山頂駅跡。小休止。吹きっさらしのここは雪が吹き飛ばされ地面が見える程。風が冷たい。遠くから見えた林立する物は防風のための植樹の覆いだった。 |
10:10 | 積雪80cm〜1m。ワカンを着ける。八雲ヶ原まで全く踏み跡が無い。 |
10:35 | 八雲ヶ原。去年はここにテントを張って武奈ヶ岳に登った。途中ですれ違った青年の張ったテント跡が残るが、その先に踏み跡は無い。ここまで来たものの、余りの積雪に一人ラッセルをして武奈ヶ岳へ登る事も出来ず引き返したようだ。かつてスキー場だった名残のリフト設置跡がまっすぐ斜面に延びている。歩き始めると後ろに2人連れの姿が見える。 |
11:22 | イブルキノコバ。雪はますます深くなる。我々は2人。交代でラッセルしながら登る。 |
11:49 | 広谷。ここの眺めはいつ来ても良い。雪に覆われた広い谷の右下に青空に向かってすっくと延びる木、左には枝を伸びやかに広げる木、いずれも大木だ。ここで地図を出しルートを確認する。谷のすぐ右側の斜面を胸まで雪に埋もれながらラッセルして登って行く。 |
12:34 | 第1ピーク。地図で見ると先はまだまだ長い。「行ける所まで行って、1時になったら引き返そう。ラッセルを楽しめたし良かった。」と奥西さん。 |
13:18 | 第3ピーク。やっと釣瓶岳が見えた。武奈ヶ岳へと繋がる北稜縦走路が白く続いている。大きな杉の木の生えた1つ手前のピークを乗り越して後1時間はかかるだろう。残念ながらここで時間切れ。既に6時間要している。八雲ヶ原にテント泊しての早朝からの山行なら登頂出来ただろうが、イン谷口からでは厳しい。来年の宿題とする。昼食を取り下山開始。 途中我々のトレースを辿ってきた4人組と会う。武奈ヶ岳を目指したが違うと判断し引き返すところ。ワカンを履いていない。武奈ヶ岳へは全く踏み後が残っていない。それでは無理だろう。今日は八 雲ヶ原でテント泊だそうだ。 |
14:25 | 八雲ヶ原。朝は誰もいなかった雪原にテントが数張り張られ、10人程の人がいる。離れた縦間にも大学生らしい10人程のグループが2張り。明日武奈ヶ岳を目指すようだ。 |
14:48 | ロープウェイ山頂駅跡。ここまで1時間ちょっとで下って来た。すごいスピード! |
15:53 | 大山口。スノーシューを担いだ2人を追い越す。 |
16:02 | 駐車スペース着。無事下山。車が5台に増えて、テントも張られている。奥西さんと別れて帰途に着く。お疲れ様でした。 |