3.11京都 心を一つに 大文字からの祈り



大文字火床
目 的 3.11京都 心を一つに 大文字からの祈り
山行日 2012年 3月11日(日)    報告:猪飼
参加者 CL吉野、SL松山、中塚光、中塚陽、福島、宮谷、猪飼(記録)、北村悦、屋根谷克、屋根谷邦、辰井、伊丹、野上章、野上み、北村信、荻野晃、玉井、吉岡、池上(写真)、網岡修、那波
コースタイム 伏見稲荷7:30 → 四辻7:53 → 泉涌寺8:15 → 剣神社8:28 → 清水山9:35 → 将軍塚9:58 → 粟田口10:45 → 11:00蹴上公園(昼食)11:23 → 日向神社11:39 → 七福思案処11:58 → 三角点13:08 → 火床13:30 → 配置場14:00 → 黙祷14:46 → 労山挨拶15:00 → 下山15:15 → 銀閣寺解散15:45
報 告

集合場所の京阪伏見稲荷にはリーダーの吉野さんが名簿片手に待機。電車が着く度にいつもの顔が集まる。定刻にメンバーを確認し出発。境内にはいると、犬と散歩、カメラを片手に、ウオーキングやランニングの人達とすれ違いながら石段を上がっていく。準備体操に丁度良い。20分程で見晴らしの良い四辻に着く。景色を眺めながら衣服調整、飲食、休憩など。泉涌寺までは下り坂、木立に囲まれた舗装の道が続く。
住宅街を抜けると閑かな笹薮の道を鶏の声を聞きながら、ぬかるみを避けて進むと五条通の1号線に。地下道を通って反対側に出た駐車場で休憩をして出発。軽く汗が出る程度の緩やかな登りが清水山まで続く。国道の車の音が次第に小さくなっていく。
標識がないとわからない清水山からは一旦下り、登り返して20分程で東山公園(将軍塚)に着く。柔らかい風が気持ちよく展望台で京都を一望。背中に太陽を受けて下っていき、前方に平安神宮の鳥居が見えると粟田口は近い。
予定通り蹴上公園に11時に到着。ここで昼食。ここからは今日の山行目的である大文字山へ、蹴上を11時23分に出発。日向神社でトイレを済まし、体調を整える。石段を5分程登って尾根道に出る。七福思案処を通る頃には太陽は隠れ、風が出てくる。景色も午前中と違い少し曇っている。三角点では、風も強くて寒い。市内の景色も薄曇り、別のパーティも立って休んでいた。すぐ火床へと歩き始める。火床に着くと太陽も見え風も無かった。受付を済まし配置場所で待機する。しばらくすると大勢の子供達が中央広場に向かって登って行った。頭上には取材のヘリコプターが五機旋回している。

そして、14時46分、黙祷。全員が東北地方に向かって、帽子を取り、目を閉じ、頭を下げる。東日本震災に想いを集中して手を合わせる。「あの時からもう一年」「まだ一年」と、それぞれに人の想いは。白い用紙を市内に向かって全員で大の字を造る人文字は今のこの時、日本だけでなく世界中の人々も被災地の1日も早い復興を願い、信じて心ひとつにして祈った。15時に労山他の挨拶があって下山。銀閣寺山門で解散。



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