初級登山学校実習11

「岩登り」 金毘羅山

山行日 実習11  2012年5月13日(日)晴れ
参加者 初級登山学校10期受講生
講師  実習9  坪山、奥西、網岡国、網岡修、小倉
報 告
 いつものように江文神社に9時集合。ハーネスの装着等準備をし、各自準備体操。
まずは、(Y懸尾根の?)取り付きのところで、確保なしで、岩を登り降りする練習をしました。(下りるのはちょっとだけ・・・)
 今までは確保していただいていたので、少々のごまかしはききましたが、今回は確保なし、一気に不安が高まりました。慎重に、慎重に・・・基本、基本・・・と自分に言い聞かせながら登りましたが、今まで以上に手に力が入りました。(^^;
 基本を守れて登れたのか?と言うと・・・ごめんなさい、覚えがありません。
何度か練習をし、その後、Y懸尾根へ。難しいところはザイルを張ってくださっていたのですが、周りの新緑、景色など楽しむ余裕などなく必死に登りました。
講師の先生や前の受講生の登るコースをみて、同じように登ろうとするのですが、実際に登ろうとすると・・・スタンスが消えている!?(><)何度もひやり!どきっ!としながら、なんとか登れるたびにほっとするのを繰り返し、尾根についたときには、心の中で叫びました、「落ちなくてよかった〜」。まだまだ岩登りと言うより運試しをしているようなもの、もっと、もっと練習しないと厳しいなぁと感じました。
尾根でお昼ご飯を食べ、午後からはY懸頭で練習をしました。もちろん、ここではトップロープで確保をしていただき、練習をしたのですが、確保していただいているとはいえ急な斜面、小さなスタンスに乗ることは今まで以上に怖く感じ、手もしっかり握れないと不安で、不安で・・・なんども立ち往生してしまいました。
また、懸垂下降もさせていただきましたが、体重をかけようとした時、ハーネスのベルトのマジックテープがビリッ!と外れるような音がして、恐怖100%MAX!!見事、パニックに陥りました。(おかげでものすごく妙な格好で降りていたようです。)
そんな状況でしたが、下から、上から、講師の先生や受講生のみなさんにアドバイスをいただきながら、なんとか無事に登って、降りられたものの、ちょっと斜面がきつくなるだけで、ちょっと高くなるだけで、こんなに不安と恐怖感が増すということがわかり、修了山行のことを考えると・・・(−_−;;;とっても不安です。
Y懸頭につくっていただいた3コースを一本ずつ登り降りをして、実習は終了。MK谷を下って、もとの江文神社へ。
MK谷を下るとき、落石に注意をするように、歩き方を気をつけるように声をかけていただいていましたが、なんどか落石がありました。
私自身も落石させてしまったのですが、下を歩く人に向かって転がり落ちていく石をみて、すごく怖くなりました。
自分がついうっかり落としてしまった石により、怪我をさせてしまう、もしかしたら、怪我だけですまないかもしれないと思うと、歩き方の大切さを痛感します。
修了山行では、もっとガラガラしたところを歩くとか・・・(T−T)ますます不安が増してきて、ちょっぴり心が折れそうです。

登山学校は楽しいけれど、毎回、毎回感じるのが、自分の体力・技術の無さ。できたこと、できるようになったことはほとんど見えず、見えてくるのは課題ばかり・・・とは言え、なかなか課題克服のための時間も取れず、不安ばかりがむくむくと成長してきます。
(講師の先生方は現実の厳しさも私の甘さもみえていらっしゃることでしょうから、私以上に不安に感じていらっしゃるかと思いますが)
あと2カ月・・・どこまでできるかはわかりませんが、とりあえず今できることをやってみようと思います。                  (報告?塚本晃子)

*いつもだらだらした感想文にお付き合いいただき、ありがとうございます。(^人^)


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