ポンポン山 読図山行

山行日 2012年12月2日(日)
目 的 読図の知識向上と会員との親睦を深める。
参加者 CL網岡修 SL中塚 SL 網岡国、松山 木俣 三原 那波 荻野 片岡 北村(記録)                                              計10名
報 告
JR長岡京駅西側ロータリーに8時集合。網岡さんと安田さんの車で柳谷観音寺駐車場まで行く。今日の天気は午後から下り坂。雨はなさそう。
 8:35 地図など学習資料をもらって網岡さんから「山と高原地図」と25000分の1の地形図の長所短所を聞き、地形図とコンパスで整置と進む方向の見つけ方を教わる。木俣さんからストレッチを学んで出発。班はABCの3つ。
 9:00 曇り空で風なし。雨の後なので、スタートからの谷沿いの登山道は足元に注意が必要だった。
(ポイント2)最初の分岐で右側が山、前方が谷である地形を、地図と照らして確認する。今日は、周りの地形や鉄塔、高圧線、植物など目に入る景色や変化に注意し、現在地を確認できなければならない。
(ポイント3)で危険なルートの説明と、水と竹かけひの音で、地図に載らない川(川幅2m以内)のあることを学ぶ。また、この先の上りが尾根であるという地形を感じながら進む。
 9:25 (ポイント4)整置して進行方向を確認する。右方向は平ら、地図と照らす。先を読むことも大切で、上りから続く細い尾根歩きであることを感じながら歩く。
(ポイント5)前方にこぶ3つある地形、大きな谷を右手に見ること、水音を聞いて沢のあることを知ること、を念頭に進む.
(ポイント6)向日市が右下方に広がる。
10:00 (ポイント7)左手にゴルフ場。整置し、進行方向を確認して10分休む。
10:10 (ポイント8)手前で大きな谷を確認した。
(ポイント9)手前で標高差10mに満たない(等高線に出ない)起伏と20mに近い起伏のあることを確認する。樹林は広葉樹から針葉樹に変わった。地図と照らす。
10:30 (ポイント9)の分岐点で整置。
(ポイント10)にコンパスを合わして進行方向を確認する。上りで尾根にのる。緩やかな尾根歩きで日差しもやわらかい。
11:00 右前方に尾根が見えてきたので、
(ポイント11)の少し手前に来ていることがわかる。
11:03 (ポイント12)着。5分休み。
11:20 釈迦岳  三角点あり。これは、測量位置であって山頂ではない。山頂と間違
えててタッチしている人がいる。
12:00 ポンポン山の山頂に着く。たくさんの人がすでに昼食をとっていた。景色がよく見えていた。地元の方々が作った休憩場所に降りて、テーブルをセッし、30分お昼休み。空も雲が覆い、少し肌寒くなってきた。
12:30 出発!みんな読図学習しながら登れた達成感と、ゆっくり食事ができた満足感に浸る。後は同じルートを下ればいいのでラクラク。足は軽く速い。初めは調子よく進む。網岡リーダーの声かけで速さ修正。登山道は、湿った石が枯葉で隠れていたり、粘土層の地面が出てきたりで、足元は注意が必要になってくる。しかも下りである。足元に夢中な感じでどんどん進む。
12:50 ・・・えー!道を間違えているよ。
(ポイント16)の分岐で左方向へ進んでいた。そこでオレンジの鉄塔が右手に見えたはずなのに見落としていた。網岡国枝さんは、分かっていた。今日は学習。早く誰か気づかないかなと思いつつ、もうここまでと教えてくれたわけで、今日の生徒は、下山の読図でつまずきました。大反省。
12:55 分岐へ戻る。右方向へルートを修正して進む。
(ポイント13)次の分岐で周りの様子と地形図で進行方向をしっかり確認して進む。
14:00 (ポイント7)一直線に並ぶ鉄塔を見下ろせる。こんな光景は初めてだった。下山予定時刻を安田さんに連絡。しかしその後、連絡時間より遅れそうなので、途中で国枝さんに先下りてもらう。
14:35 駐車場に着く。最後の上り(ポイント1〜2)でしっかり汗をかく。

 帰り、安田さんと網岡さんにはJR長岡京駅とJR六地蔵駅まで送っていただきました。送迎、学習資料の用意、前日の下見山行(お天気が悪く山頂は霙だったとか)などお世話になりました。ありがとうございました。

参加者の感想
(北村信) 私の感想。資料を送って頂いたので、当日までに事前学習をして臨むことが出来たのでそこが良かったです。網岡さんのひとこと一言は、とても大切なことで、真剣に聞いていました。どれだけ頭に入ったかな?地形図と周りの風景を見比べて、自分のいる場所が知れたり、コンパスで進行方向がわかる楽しさを感じました。

教訓・・・コンパスと地図を片手にポンポン山、往路よしよし復路反省。ピストンと易き気持ちに落とし穴、下山ルートに気を緩めるな。

(木俣) 読図山行ポンポン山に参加して(感想)
今回の読図山行に参加して、改めて「地図読み」の必要性を実感しました。往きは、CLから配られた読図用地図に記載された20のポイントを探し当てることに懸命で周りの地形や建物、送電線、樹木の種類に至るまでエネルギーを注いでの山行になりました。しかし、帰りは同じ道のせいもあり気が緩んだためか往きの時に比べて地図を見る回数が減ったようです。結果、途中で予定のルートをはずしてしまい、正しいルートに戻るというハプニングが起きました。特に下りにおける「分岐点でのこまめに地図を見る」ことの重要性を痛感した次第です。
講師をして頂いたCL/SLさんありがとうございました。・・・木俣

展望台から見た京都市内(片岡) ポンポン山読図山行感想

今年も又、読図トレに参加しました。多分4度目の参加になると思います。参加の回数を重ねるごとに読図の奥深さを実感しています。
たま〜にですが、個人的にも読図トレをいつも同じ山でやっていますが、
毎回いろんな間違いをやってしまいます・・・・・・・。ま〜〜でも、少しずつですが理解できているような気がします・・・。こつこつがんばります。
網岡さん、いつもありがとうございます。 今年も勉強になりました。


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