アイゼントレーニング | |
リトル比良 白坂 |
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山行日 | 2012年12月16日(日) |
参加者 | 奥西(CL・運転)、網岡国(SL)、吉岡、松山(救護)、荻野、竹田、谷川 中塚光(記録・運転) 計8名 |
報 告 | |
7:40 | 小倉バス停前で奥西車と中塚車が合流した後、JR六地蔵駅で網岡国さんをピックアップ。総勢8人となる。 |
9:15 | (近江高島駅前の駐車場は満車のため)長谷寺まで車を進め、道路を挟んだ空き地に駐車。 |
10:10 | 今日のトレーニング目的地、白坂に到着。昨日の雨で、賽の河原を過ぎてから白坂までの登山道は水溜りもできている。白坂の山肌は花崗岩が剥きだしで、日陰の窪地に僅かに雪が残っている。 小休止の後 アイゼンを着け、ピッケルを持ち、練習開始。初めに、奥西さんから歩く基本、“アイゼンの爪を10本(あるいは8本)を確実に山肌に押し付ける”、を教えてもらい、網岡国さんを先頭に小さな尾根を一列になって上がる。この尾根歩きを何回か繰り返す。 |
11:20 | 歩行に歩き慣れてきた頃、“キックステップ”での直登(2〜3m位の距離)に取り組む。 |
11:45 | トラバースの訓練を始める。 |
12:20 | 昼食後、リュックを背負って総合練習に入る。制約はなく、好きなように登る。最初は皆が比較的小さく固まっていたが、次第に斜面全体に広がった。 総仕上げには練習時の反対側斜面を最下部まで下り、各自コースを決めて尾根まで上がった。集合写真を撮り、白坂を後にする。 |
13:40 | 長谷寺に到着。帰り支度を済ませた後、車に分乗して帰路に着く。 |
【感想】 練習を始めてみると、CLの奥西さん、SLの網岡国の動きは流石に我々とは違っている。日ごろの訓練と経験の差は歴然としている。訓練を始めて暫くしてから、お二人が「初めてにしては皆さん上手い。」と講評されたが、僕以外は、その通りなのだろう。 “キックステップ”による直登も斜面のトラバースもバランス感覚(体重移動)という点では基本は同じだと思った。しかし、見て聴いて、頭で考えるのと実践とは大いに違う。何度も踏み歩かれた箇所は柔らかくアイゼンの爪がグサッと食い込んで非常に歩き易い。一方で、非常に硬い場所ではしっかりと踏み込まないとよろけそうにもなる。花崗岩で出来ているこの白坂は硬軟入り混じった箇所あり、難しい急斜面ありで、訓練の場として適切だなと思う。 |