カニ山行 大江山832.5m・三岳山839.2m |
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山行日 | 2013年2月16日(土)〜17日(日) |
参加者 | 奥西(CL・運転)、土岡(SL)、竹田(SL)、荻野晃(渉外)、中塚陽(会計) 中塚光(記録)、 計6名 |
報 告 | |
第1日目(16日) | |
7:00 | 奥西車が途中の待ち合わせ場所で参加者を順々に乗せ、JR黄檗駅で総勢6人となる。 |
9:45 | 福知山市を通る国道9号線を外れて、出石に向かう国道426号に入る。 |
9:55 | 福知山市三岳青少年山の家「みたけ山荘」(標高400m)の駐車場に到着。「みたけ山荘」への山道の途中から、次第に雪が増えてきた。山荘の駐車場は積雪20cm位。管理人さんから、「今日は客は来ない。もう少し上の登山口に駐車場があるけれど、雪で判り難いだろうからここに車を止めてもいいよ。」と、快諾を得る。 |
10:27 | 登山靴に履き替え、ワカンをリュックに着けて出発。直ぐに登山口の標識が眼に入る。 登山口の駐車場は一面の雪。我々のグループが本日最初の足跡をつける。 |
10:57 | 小休止。大江山が右手前方に見える。 |
11:55 | 三嶽神社に到着。積雪は約70cm。雪を避けて神社の建物に寄り休憩をとろうとしたが、そんな余地はなく、雪の登山道で行動食を摂る。 |
12:10 | 三嶽神社を出発。10mほど坂道を進んだところで斜面をラッセルして登る。奥西さんから、「もうちょっと右手側に寄って、なるべく尾根伝いに。」と声がかかる。 |
12:50 | 三岳山頂(839.2m)に到着。標識が丁度いい具合に雪から顔を覗かしている大きな反射板を背に集合写真をとる。周囲の山々は全く見えず、小雪も舞っていて寒い。 |
12:55 | 寒さを避けようと数m下った窪地に移動するが、ここも長居できず早々に踏み跡を辿って一気に下る。 |
13:50 | 駐車場に着くと、雪はかなり融けていた。ワカンを着けないピストンで、下りの所要時間は僅か55分、上りに2時間20分も要したのに。 |
14:05 | 駐車場出発。 |
15:00 | 由良の民宿「わすれな草」に到着 |
第2日目(17日) | |
8:30 | 宿出発。 |
9:20 | 鬼の博物館を右手に眺め、車はどんどん林道を登る。(昨年は雪が多く、鬼の博物館に駐車。そこからの林道歩きだった。)右手下方の林道を7人のパーティーがゆっくりと鍋塚の方向へ登っていくのが見えた。雪が深くなってきたので、林道の分かれ道に車を止める。(昨年はこの辺りまで来て後退した。) |
9:30 | 今朝もワカンをリュックに着けて出発。ほどなく林道を外れて山の斜面にとりつき、ショートカット。 |
10:18 | 斜面から林道に出たところで小休止。ここからは千丈ヶ嶽が見える。 |
10:53 | 林道の終点、コルにでる。立派な休憩所で小休止、(コルの手前にて)。エコトイレの棟も横に並んでいるが、冬場は使用不可の掲示が張り出されている。大江山一帯の案内板も設置されている。 |
11:05 | 出発。 |
11:43 | 鳩ヶ峰(746m)に到着。360度の見晴らし。 |
11:53 | 休憩を終えて鳩ヶ峰を下り始める。先頭の土岡さんが、膝上辺りまでボソッ、ボソッと沈む状況となり、直ぐに引き返してワカンを着ける。 |
13:03 | 千丈ヶ嶽(832.5m)に到着。他に姿は無い。鳩ヶ峰でも我々だけだった。 |
13:20 | 出発 |
14:00 | 鬼嶽稲荷神社に到着。ここもエコトイレが設置されているが、やはり冬場は使用不可の掲示。 |
14:15 | 出発 |
14:58 | 奥西車の駐車場に到着 |
15:17 | 荷物を積込み、帰途に着く。 |
<感想> |
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今年は昨年に比べて積雪量が少ない上に、天候にも恵まれ、両日とも計画通り山頂に立つことができた。勿論、カニ料理は美味しく、満足した山行であった。 2日目、車を降りて雪の林道を歩き出したところ、白い山の斜面へとくっきりと続いている鹿の足跡が眼に留まった。進んでいくと、兎やリス等、他の小動物の足跡も見られた。特に鳩ヶ峰〜千丈ヶ嶽の辺りは多く、雪の上を駆ける姿はないものかと何度も周囲を見渡したが、ついぞ見つけられなかった。 千丈ヶ嶽を下り、赤石ヶ岳方面との分岐に立つ標識では、鬼嶽稲荷神社へは左側斜面を下るかのように受け取れた。それで先頭が谷側の斜面を歩き出し、僕もそれに続こうとした時、最後尾の奥西さんから「尾根を歩こう。」と大きな声。再び全員が揃って尾根を歩き出したところで後方周辺を見渡すと、奥西さんの指示はなるほど適切だと感じた。(後で地図を見ると、登山道は尾根沿いだった。) 迷った時には先ず地図でルートを確認し、安易に谷側を歩かないことの意味を再認識させられた。特に積雪期には。 リーダーをしながら往復の車の運転もされた奥西さん、本当にご苦労様でした。 同行の皆さん、楽しかったですね。 |