生駒山 624m

暗峠 

山行日 2013年5月12日(日)
参加者 福島亮(CL)、福島緑(SL)、小泉,竹田、佐竹(救護)、山口、竹内、北村(記録)
行 程  元山上駅−元山上千光寺−裏行場−鳴川峠−暗峠−生駒山上−石切駅
報 告
 7:20 大久保駅改札口に集合して
 7:33 発 橿原神宮行急行に乗り、西大寺、生駒経由元山上駅へ向かう。
 8:45 元山上駅前で、用意していただいた地図でルートの説明を聞き、出発する。昨日の雨がすっかり上がり晴天である。左に川の音を聞きながら西に進む。雨上がりなので、木陰はひんやりしていて空気はしっとり、畑や里山の新緑が目に優しく入ってきて気持ちがよい。千光寺にお参りする人々が行きかう道のためだろう、地元の人が草刈り機を使って道の整備をしていた。ごくろうさま。生駒山口神社の階段を見上げて、ハア!止めておきましょう体力温存!とやり過ごす。この地域の白壁と黒い屋根瓦の民家の美しさや、庭先の季節の花が目を楽しませてくれる。つつじの花をバックにして首なしお地蔵さんあり。手を合わせて後にする。
 9:15 衣服調整。川を渡って、山道を進む。水の音、小鳥のさえずり、シイタケ栽培、ユキノシタの群生あり。
 9:30 清滝石仏群。この辺りは清滝渓谷で薄暗くひんやりとした空気に包まれていて、たくさんの磨崖仏に出会った。
 9:45 千光寺の総門くぐる。正式な名前は元山上鳴川山千光寺。案内板でルート確認。 観音堂、太子堂、行者堂を経て行場へ。
10:10 行場。鎖場を見上げる。雨で湿った苔付の岩肌をにらみ、足場の安全をしばらく思案する。若い竹田さんが鎖場を登る。見事に登った。残りの7人は、右の一般コースをとった。それでも湿った枯草と岩で、足を取られそうでスリル満点。慎重に足を運び、行場の通過に一汗かいた
千光寺 
10:20 尾根着。枯草の絨毯が足に優しくて気持ち良い。しかし傾斜面では油断するとすべる。西の覗の岩によって元の道に戻る。木陰の続くありがたい山道で、ピーピーピチュピチュ小鳥がよくさえずっていた。鶯のほかに何の鳥かなあ。元気なさえずりだ。陽光のあたる新緑の優しさに包まれ、遅咲きのつつじを愛でながら歩いていると、突如目の前に現れる毛虫。そのお出ましには今日の行程の山道ではみんな悩まされた。それを除くと8割がた木陰の山道で歩きよかった。
 
11:00 鳴川峠。道標で「ぼくらの広場」方向を確認。
11:30 なるかわ園地「森のレストラン」着。すでにたくさんの人が休んでいて中は満席だった。テラスから私はユリノキを初めて見た。モクレン科の木で5〜6月に開花。よく見ると、チュウリップ型の花が咲いていた。重なる花弁は葉と同色で中と根元がオレンジ色のかわいい花だった。また近くに大きなどうだんつつじの木があって、かわいい白い花が残っていた。眺望すると遠方から、金剛山、葛城山、 二上山が見えたていた。空いた席でお昼
ユリノキ まだ開いていない 昼食のひと時
12:10 出発。
12:50 生駒山山頂手前の展望台で休憩。涼しい風が気持ち良い。東大阪の町が見下ろせた。立ち並ぶ電波塔を過ぎ、遊園地へ入る。日曜日のため、大勢の子供連れで賑わっていた。生駒山の山頂は遊園地の中らしく、どこかを探して歩く。
生駒山上遊園地 真ん中の白い柱のところに三角点
13:30 642m生駒山三角点発見。遊具SL列車の走っているど真ん中に、その石柱が見えた。入ってタッチは出来ないので残念。東京スカイツリーが634mだから生駒山のほうが勝ってました。
今日は春霞が強く淡路島や六甲などかすんでいて見えにくかった。
14:40 逗子谷ハイキングコースに入り、くさか園地を抜けて東大阪市日下町に下山。夏のような日差しを受けて小高い住宅街を歩く。振り向くと山頂の電波塔群が見えた。
石切劔箭神社 石切劔箭神社
14:45 石切駅着。石切つるぎや神社まで15分だし、その先に新石切駅があるということで神社に寄ることにする。参道はいろんなお店が並んでいて見て歩くのは楽しい。占いの店の多いのには驚いた。神社は意外と賑わっていてお百度を踏む人たちの行列が見えた。ご神木の楠の巨木には圧倒されてしばらく動けなかった。
15:25 新石切駅着。帰路の電車では、待ち時間はほとんどなくて、生駒駅、西大寺で急行に乗り継ぎスムーズに帰れた。

下見からマップの用意など、福島ご夫婦の尽力のおかげで、風薫る五月晴れの下、安全に気持ち良い山行が出来ました。緑さん、とんだ毛虫払いお世話になりました。ありがとうございました。久しぶりの山行だった竹内さん、小泉さん、新しい会員の山口さん健脚でしたね。お疲れ様でした。



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