銀杏峰 1440.7m

山 名 銀杏峰(1440.7メートル)
山行日 2013年5月18日(土)
参加者 松山(CL)、奥西(SL)、大森、吉田、北村信、那波、小泉(記録)
行 程
 6:30 大久保を奥西号で出発、京滋バイパスへ。
 8:15 南条SAで休憩、車窓からヤマフジが薄紫で涼しげ。
 8:27 武生ICを下り、池田町を走るが、福井ICの方が早いと分かる。
一乗谷(浅井氏ゆかりの地)を過ぎてR158を進む。田んぼの畔を鮮烈なピンクの芝桜が縁取り、遠目にも見事な色彩に感動。山蕗もびっしり!!
 9:35 宝慶寺キャンプ場でトイレ休憩。トキワハゼの群生あり。
 9:55 標高700mの登山口着(先着7台)。小さな鳥居がある。
10:10 スタート。すぐ上で工事中、ダンプの土埃がすごい。
林道を横切って登るとすぐ鉱山跡の石垣。急登続きだが、」だんだん美しい草花が顔を見せる。タラの木が多いとなと思っているとコブシ、オオカメノキ、ヅツジ、キンキマメザクラ、チゴユリ、イワウチワ、カラクリ、エンレイソウなどが雪解けの山風に花びらを揺らせて歓迎してくれる。歓喜の声をあげながら元気をもらう。カメラマンは何度も立ち止り、忙しい。北北西の稜線越しに白山の雄大な姿が何度も見え隠れする。
11:00 「ブナの木」(1100m)で休憩。「六根清浄」の札。
11:25 何度も残雪を踏み越え、1200mで休憩。キクザキイチゲが白・ピンク・青とカラフルに群生し、カタクリとのコラボががいっそう美しく映え、カメラを誘う。
12:05 1300mで一休み。もうすぐ極楽平(1380m)。急登を過ぎ山頂近しと、ルンルン気分の一行の前に突然現れたのは鹿の白骨死体! キャーと飛び退いたのは誰でしょう。でも何故?? よく見ると顎の下にはヒゲ、頭には小さな角が2本、これはカモシカでしょうね。
可憐なハルリンドウ、コバイケソウも伸びてきた。
12:25 銀杏峰山頂に立つと白山、別山、経ヶ岳、三ノ峰、赤兎山、荒島岳など…、すべての山が見渡せてうっとり〜。あちこちの沢筋に雪が多く残り、ゆっくり休憩して北陸の山を味わう。いいなあ。
13:00 さて下山。小さなザゼンソウがひっそり…、往路は気づかなかった。
13:47 一気に1100mのブナの木まで下り、休憩。急なのでゆっくりゆっくり、花々に別れを告げながら…。
14:15 鉱山跡の石垣(850m)を通過、すぐ下の林道をゆくダンプの土埃をかぶる。
14:30 無事下山、車に戻り、「いい山だった!」と満足の声。
白いウワミズザクラが風に揺れていた。
14:45 宝慶寺キャン場トイレ休憩。福井ICから宇治へ向かう。南条SAで休憩。運転とSLの奥西さんありがとうございました。
 

  感想
 らくなん山の会としては三度目の正直?で実現した銀杏峰山行、本当に素晴いしい山でした。オススメです。雪解けを待ちかねて咲くカタクリやイワウチワ、キクザキイチゲ、オオカメノキ、キンキマメザクラなどが急登であえぐ私の呼吸を鎮め、励ましてくれるのはもちろんですが、展望の素晴らしさは、あの山にもこの山にも登りたいと言う気持ちを掻き立ててくれました。
 春の魅力満載な銀杏峰、秋はどんな紅葉をまとって魅せてくれるのか、是非味わってみたいものです。
 今回、ヒヤリハットはないものの教訓が一つ。小泉が靴下(予備も)を忘れてしまい、大森さんの予備をお借りして登ることができました。大森さん本当にありがとうございました。以後、洗濯したらすぐリュックに入れる原則を守っています。



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