敦賀 岩篭山 765.2m


岩篭山山頂

山行日 2013年6月1日(土)
参加者 CL・記録 奥西、SL 北村信、連絡 谷、救護 小泉、会計 石田、網岡国
報 告
 数日前の天気予報では、この日は傘マーク。梅雨に入ったので仕方がないかとも思っていた。奥西は何回か計画しているが、その都度雨で中止になっていた。しかし、山行日が近づくにつれ晴れマークに。当日は薄曇りで、乾いた風が吹く絶好の「山日和」になった。
 午前6時奥西宅を出発。順に参加者をピックアップして、敦賀市市橋から1車線幅の林道を少し登って登山口に着く(8時20分)。
 15台は止められる結構広い駐車場で、トイレもある。
 準備、ストレッチをして出発(8時35分)。
 コースはずっと沢沿いを歩く。沢は樹林に覆われ、水の音を聞きながら登るので、夏でも気持ちの良い山行ができそう。
 今日は植物に造詣の深い小泉さんが参加しているので、いろいろ木や花の名前を教えてもらいながら歩く。花を見ながら歩くと、歩きのしんどさも和らぐ。エゴノキ、ウツギ、ヤマボウシ、タツナミ、エンゴサク、ヤマアジサイ、アリドウキ、キラン などなど。
 最初は未舗装の林道を進むが、やがて谷も狭まり本格的な沢沿いの道を歩くようになる。道は沢の中を歩いたり、小滝が連続するところでは、高巻いたりしながら登っていく。
 このルートは何回もの渡渉がある。2〜3歩の渡渉ばかりであるが、岩が大変滑りやすく、気を付けて慎重に渡らなければならない。ちょっといやらしいところでは、念のためシュリンゲで確保した。それでも2回ほどしりもちをついた人もいたよ。2〜3歩程度だったらじゃぶじゃぶ水の中を歩いた方が安全。防水機能があるので、こんな程度では靴の中は濡れない。9時20分〜25分に休憩。
堰堤下の徒渉
 やがて砂防堰堤の連続する所に来る。5つあるので、左、右、左、左、右と越えていく。やがて稜線が近づいてくると最後の急登になる。この手前でひと休み10時10分〜20分。
  地図では直登コースがあるようになっているが、見たところでは、見当たらなかった。谷から離れ、右手の急斜面に取り付く。斜面は階段にしてあるので難なく登れる。
 夕暮山から岩篭山をバックに11時3分、ブナなどの自然林の稜線(標高670m)に出る。結構強い風が吹いていて気持ち良い。右手を取って、まず夕暮山に行く。電波塔を越え、夕暮山720・4mと思しき所に着く(11時15分)。標識は見当たらない。しかし、ここが一番高いところなので夕暮山だ。展望は抜群、岩篭山をバックにはいポーズ。

 分岐まで戻り休憩(11時25分〜35分)。岩篭山を目指す。地図は尾根上に道がついているが、実際は、はじめは少し下り気味に尾根を巻き、その後たらたら登って頂上直下に来る。インデアン平原へ向かう道を分け、20mほど登ると岩篭山の山頂である(12時)。5分ほど休憩。ここまでの行動時間は3時間25分。
 北の方には敦賀湾と西方ヶ岳。西には野坂岳、この間登った雲谷山、ずっと後方に薄く青葉山、南にはこの間小学生の遭難騒ぎがあった赤坂山など展望は抜群である。すぐ下にはインディアン平原が。笹原の中に巨岩が見える。名前から想像していた平原からは「小ぶり」だ。
インディアン高原
 インディアン平原に向かう。強風が吹いている。12時2分、平原の端の岩に到着(12時20分〜25分)、強風の中、岩に登り写真撮影。
 長居は無用。13時分岐に到着。ここから急降下し、沢筋に入る。登りよりも下りが危険だ。慎重に慎重に歩行を進め、途中堰堤のある所で休憩(14時〜14時5分)。その後再び何回も渡渉して無事林道に出る。
 
 15時に駐車場に到着。行動時間は、6時間25分であった。



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