越美 金草岳 1227m

山行日 2013年 6月29日(土)
参加者 CL中塚光(.運転)、SL松山、土岡、猪飼、、奥西(運転)、屋根谷克
荻野あ、屋根谷邦(救護)、吉田(会計)、那波(記録)
コース 武生IC(北陸自動車道)→ 冠山峠(1,050m) → 布滝の頭(1,046m)→
桧尾峠(999m) → 白倉山(1,200m) → 金草岳(1,227m)
  ピストン 歩行時間:5時間30分
記 録
 6:00 大久保駅前出発
 6:10 京阪宇治駅出発
 7:40 南条SA 10分休憩
 7:50 出発  しばらく山間部の農村風景を眺めながら走ると、林道に入る。曲がりくねった林道の右側は深い谷で、対向場所は曲がり角にあるが、スリル?が゙あるというか、緊張しながら、1050mの冠峠に向かう。山は青々とした自然林で、秋の紅葉もいいだろうと思われる。ギボウシ、ヤマボウシ、コアジサイ、コバノガマズミなどが、山肌にちらほら見られる。
 9:10 冠峠(1050m)到着。金草岳・冠山への登山口である。すでに25.6台の車が駐車していた。 大きな石の林道開通記念碑があり、その横に福井県側に「越前国池田町」岐阜県側には「美濃国徳山村」「美濃国藤橋村」「「美濃国揖斐川町」の銘石がある。ここから冠山(日本のマッターホルンと形容する人もいる?)がきれいにみえる。金草岳は反対方向で見えない。ツルアジサイがきれいに咲いていた。少し奥にトイレもある。きれいとはいえないが有難い。
 9:30 金草岳へ出発。木彫りの新しい地蔵が鎮座する祠の前が登山口である。峠からブナ林の中、緩やかな登山道をしばらく登ると尾根にでる。ここで振り返ると烏帽子形の冠山が大きく見える。北に白山・銀杏峰・部子山、行く手の方向に初めて金草岳の姿も見える。しばらく稜線を歩き、一旦下って登り返すと布滝ノ頭。
(写真 白倉岳へ続く稜線と白倉岳、その左手の奥に金草岳)
 9:50 布滝ノ頭(1046m・3等三角点)通過、また下りになる。 
10:05 稜線で5分休憩。どんどん下る。アップダウンを繰り返し下ること標高差約160m。鞍部付近に「水場」の案内板が転がっていた。やっと下りきる(892m)と又登り返し、70mほどの急登。そう長くはないが、ロープもあり結構な登りである。奥西さんから「急登は体重移動して登るんや」の声。「右、左、右・・・」体重移動を意識しながら歩いていると、いつの間にか峠に着いていた。体も楽である。
10:35 桧尾峠(973m)到着。福井県側からの登山道が合流している。
11:20 稜線で休憩。左に徳山ダムが見え白倉岳手前の斜面がお花畑である。ニッコウキスゲが群生し、ササユリ、イブキトラノオ、シモツケソウ、カラマツソウなどが咲き乱れ、疲れを癒してくれる。
11:40 白倉岳(1200m)通過。登山道の脇に「白倉岳」の木札がなければ山頂とわからない。景色と花を楽しみながら目の前に見えている金草岳を目指して歩く。
 
12:03 金草岳(1,227m)到着。笹の刈り取られた土俵くらいの広場。ほぼ中央に2等三角点がある。西方は樹林で遮られているが、周りは低い笹で展望は良。白山、荒島岳が眺望できる。登ってきた尾根筋もきれいに見える。
 
12:25 下山開始。容赦ないUV光線がふりそそぎ、風もなく、湿度高く汗がでてくる。暑い!とにかく暑い!咲き乱れている花が少しやわらげてくれるかのようだ。
12:40 白倉岳通過。
13:30 桧尾峠 10分休憩。水分補給をしっかりする。急登を下ると登りが多くなり、下山しているのに登っている気分になってくる。
15:00 冠峠到着。

ひとこと感想
この山は、往きと帰りでどちらが登りで下りかよくわからない。とにかく常にアップダウンを繰り返している。

登山口から山頂までの標高差は200mしかないのに、累積標高差は800mを越えるのではないか?

下りが登りみたいな山だったなあ。低山なのにアプローチが長かった。

高山植物がたくさん咲いていて、目を楽しませてもらったわ。眺望も良かったし、でも暑かったなあ。

急登の歩き方も教わり、いい山行ができました。 暑い中、往復6時間余りの運転、ありがとうございました。



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