河内 府庁山・旗尾岳


府庁山

目 的 府庁山610m・旗尾岳548mのピークを踏むとともに、読図力を養う。また、会員の親睦、交流を図る。
山域・山名 大阪府河内長野市 府庁山610m・旗尾岳548m
山行日 2013年9月3日(火)
天気予報では雨マークがついていたが、ネットで頻繁に天気予報をチェック、また、高層天気図も見て、雨が降っても少雨と判断し山行を決行。当日は曇り、晴れ間ものぞく。昼ごろ一瞬ぱらぱらと降るがすぐ止む。
参加者 CL:奥西 SL:土岡 玉岡 荻野晃 深津 計5名
報 告
 近鉄大久保駅発の橿原神宮前行の電車に乗る。古市、河内長野と電車を乗り換え、南海電車の千早口駅下車。8時50分出発。東に向かう車道を30分ほど歩くと鞍掛トンネルが見えてくる。その100mほど手前に登山口がある。手製の標識がかかっている。谷筋をゆっくり上っていくとクヌギ峠にやってくる。道は明瞭についている。

南海電車 千早口駅(無人)                登山口の標識
 クヌギ峠は「太井」へ降りる道が下っているが、我々は右手に折れて、急登のヒノキの植林の中を登っていく。
三角点のある「田山」(542m)まで約200mの登りである。
ゆっくりとお載っていくと小さいピークの田山に着く。少し行くと高圧鉄塔がある。
 そこを通過し、小さいアップダウンを5回ほど繰り返すと、この山域最高点の640mの所に来る。しかし、標識も何もないのでいつの間にやら通過していた。
府庁山と標識のある所に来て、あそこが最高点だと分かった。
ここまでのルートは樹林の中を歩くので、展望はほとんどない。花も咲いてはいないので、ひたすら歩くのみである。ピークも展望はない。
 こんなわけでいつの間にやら府庁山に到着。
府庁山の由来は、1929年に大阪府がこの辺りの山林を70年間借り入れスギ、ヒノキを植林。2003年に伐採を開始し、その後返却。元府営林からこの名前がついた。府庁山と名のつくピークがあるのではないので、少し行った三叉路にも府庁山の標識があった。すなわちこの辺り一帯が府庁山なのである。
旗尾岳 三叉路の出ると、南方面の展望が開ける。ダイヤモンドとレールの一部が見える。
 ここから下りになるが、刈払いがされていないのか、ススキなどが道を覆い歩きにくい。
 高圧鉄塔の手前で右への分岐を見送り、小さいアップダウンを経て、約100mの標高差の急登を登る。この辺りで一瞬雨が降る。数分で止む。ここからたらたら歩いて、再び小さいアップダウンで旗尾岳(天見富士)548mに着く。富士の名前がついているので尖った頂上を想像していたが、だだっ広い頂上だった。標識がなければ通過してたかも。
頂上から南に急降下し、やがて谷筋に入り、橋を渡ると広い道になる。少し歩くと天見駅に到着。残念ながら、天見温泉は日帰り入浴はしていなかった。帰りは、なんばへ出る。「函館市場」で反省会をして帰る。
特に印象に残る山ではないが、山に登ることによってこの辺りの地域の様子が分かる効用もある。



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