倶留尊山(1037.6m) ・ 後古光山(892m)


倶留尊山(1037.6m)- 室生火山群最高峰・日本三百名山

山行日 2013年11月9日(土)   天候:晴れのち曇り
参加者 屋根谷克(CL)、奥西(SL・運転)、深津(会計)、竹田(救護)、屋根谷邦、玉岡
石田(記録) 計 8名
行 程 (往路) 大久保―京奈バイパス.西名阪.針TRS―曽爾高原駐車場  (2時間)
《登山ルート》お亀池―亀山峠-二本ボソ-倶留尊山-二本ボソ-亀山峠-長尾峠-後古光山-長尾峠-駐車場 (5時間)
(復路) 曽爾高原駐車場―柳生-笠置-木津―城陽  (3時間)
 6:30 奥西車に8人全員乗車 定刻出発
 8:30  曽爾高原有料駐車場 着 (駐車料金一日600円 トイレあり)
 8:45 登山スタート



ススキを眺めながら
       お亀池の周りを歩く

『背丈ほどのススキに覆われた
    かつての風景と
       どこか違うなぁ...』
 9:15~20 亀山峠(810m) 鎧岳 兜岳 国見岳 住塚岳を展望  5分休憩
 9:40 展望広場 更に展望が広がり 高見山も見える
植生が樹林帯へと変わる 「二本ボソ」小屋 ここから入山料(一人500円)
 9:50~
   10:05
「二本ボソ」(996m)小休憩 写真撮影
ここから眺める倶留尊山の紅葉は最高の見頃だった 
伊賀富士(尼が岳)の姿が美しい はるか遠く 青山高原も見える

       倶留尊山をバックに 二本ボソ(980m)               イワシの口(980m)

10:30~50 倶留尊山(1037.6m)山頂  軽い昼食休憩 写真撮影
 再び「二本ボソ」を経由し 亀山へ向かう
11:35~45 亀山の手前で休憩  ちょうどこの時 曽爾高原の消火隊による訓練(春の山焼きの本番に備え)があり すり鉢状のススキの草原の縁に 数か所火が付けられ 小春日和の
青い空に 煙が立ち上がっていった。
12:15 長尾峠  車道を横切り山道に入ると 長〜い木の階段(250段)が待っていた。この時だけは みんな無口になって登った。
12:55~
  13:15
後古光山(あとこごやま)892m) ゆっくり休憩  かなり厳しそうな「古光山」がすぐ近くに見える。 奥西さんが もう少し若かりし頃に「古光山」に登ったことを思い出され その時の話を聞く。




後古光山を背に曽爾高原〜亀山は
              人が多かった
秋色に包まれて後古光山への道は
    静かで帰り道を行くススキも
           自然の趣がある

13:50 長尾峠へ下ってきた
亀山経由の予定を変更し そのまま車道を少し歩き 駐車場へ戻る。
13:55 駐車場 着  空きを待つ車の行列。曽爾高原の夕景は人気が高いそうだ。
14:05 帰路へと 奥西車発車  針T.R.Sで休憩をとり 柳生〜笠置・・ 木津 辺りの前方で渋滞が見られ、奥西さんの好判断により 5人は近鉄「富之荘」へ 2人はJR「城陽」へと送って頂き 無事に帰着、解散。
   
CLの屋根谷さん 邦子さん、下見をして頂き有難うございました。奥西さん、SLと運転の両方をして頂き お疲れさまでした。木俣さん 竹田さん 玉岡さん 深津さん、満席の奥西車中でも、登山中もお喋りが続き 楽しい一日でした。                                   記録:石田

 「二本ボソ」の由来  かつて このピークに「ホソ」という大きな木が二本あり 奈良県側の里からはっきり見えたので その名がついた。ブナ科の木で 炭に使われた。
現在 ここにホソの木は立っていない。
 「イワシの口」  小さい木の板に 目立たない標示があった。
(「二本ボソ」と同じ地点なのに・・ なぜ?)
三重県側の里からは このピークにある岩の崖が「イワシの口」のように
見えたので 三重県の人はそう呼んでいるそうだ。
(※ 入山料徴収係の方に質問して教えてもらった。 余談だが 写真を
撮ってくれたり 説明をしてくれたり サービスが大変良かった )
 「曽爾高原のススキ」  ススキの草原のすぐ横は樹林帯・・ なぜ?
もともと ススキが群生していた。江戸時代 村の人たちは茅葺き屋根の材料としてススキを収穫し売っていた。時代とともにその需要が減りススキの原に植林をした。ススキの高原消滅の危機もあったが 景観保護の嘆願が起こり 一帯が国定公園に指定され 奈良県がススキの保護に乗り出した。
(曽爾高原のススキを特定植物群落に選定)




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