鈴鹿山系 三池岳 972m

目 的 鈴鹿山系 三池岳に登るとともに 会員の親睦・交流を深める
山行日 2013年12月15日(日)
参加者 CL・記録:奥西、SL・記録:池上、荻野晃、網岡修、網岡国
コース及び
   時間
9:22 八風キャンプ場先の駐車場を出発 途中3回の小休憩 −10:55 お菊池 ― 11:15 三角点到着(三等三角点 点名:八風峠 標高:971・5m) − 11:23 三池岳山頂到着 風強い 寒い 写真を撮るだけで 5分で下山 − 11:43 八風峠 八風大明神の石碑 − 11:49 休憩10分 − 12:50 ティータイム(20分) − 13:38 駐車場着
報 告
 当初3名の参加であったが、網岡夫妻が参加することになり5名で山行をした。天気予報では、近畿の中部から南部は、天気は悪くないはずであったが、四日市ICを下りて鈴鹿の山に向かっていくにつれて怪しい雲行きになってきて、八風キャンプ場の辺りに来るとちらちら白いものが降ってきた。今冬初めての雪だ。雪の予想はしていなかったので、ちょっと不安になった。雪の様子を見ながら登り、無理なら下山ということで登ることにした。
 閑散とした八風キャンプ場を過ぎ、橋を渡り、少し行くと右手に林道が現れる。この林道から入っていく。 車は、急に荒れた道のちょっと奥に広場があるのでそこに停める。ガリッと音がした。家に帰ってみると、車の下部の塗装がちょっとはがれていた。新車なのに「あーあ」、前の車から比べると座高が低い。前の車だったら大丈夫だったのに。
数台車が止まっていた。地元のおじさんが一緒に登るという。しょっちゅう登られているようで、この辺りのことをよく知っておられる。前になり後ろになりながらついてこられた。いろんな説明もしていただいた。
地図を見ていると、結構奥まで林道を詰めてから尾根に取り付くようになっているが、先で林道が崩壊しているのか、ちょっと林道を歩くと尾根への取り付きの標識があった。
このルートは、地図を見てもわかるようにお菊池までは急登が続く。急登は登りに使う方がいい。一気に標高が稼げるのと、下りに使うと滑落や転落のリスクが増す。エアリアマップでは破線の難路になっている。
尾根に取り付くと、予想通り登り始めから急登である。木の根っこが出ていて滑りやすかったり、岩場があったり、慎重に気を付けて登らなければならないところが何か所も出てくる。途中から雪道に変わり、すべらないようにより慎重に登る。
        
登り始めて少し行くと、うっすらと雪が出てきた。登っていくにつれて、真っ白になり、細かい雪も降ってきた。今冬初の雪山山行になった。

急登なので、何回かの小休憩を持ち登って行ったが、約1時間30分でお菊池についた。ゆっくり慎重に登ったはずなのに、結構速いペースで登ったことになる。お菊池の少し手前で、福王山へ行く分岐がある。お菊池は、かちんかちんの氷の下に隠れていたが、夏はちょっとした水たまりのようになっているそうである。氷の上に奥西が乗ってみて、どんどんやってみてもびくともしなかった。
頂上だと思ったらまず三角点があり、少し行くと標識のある頂上に着いた。
頂上部でも雪が降り、強風が吹いて寒い。もちろんガスっていて周りの景色は何も見えない。
とにかく写真だけ撮って、風の当たらないところで休憩しようということになった。
雪は多いところで10cm程度である。八風峠まで小さいアップダウンもあり、下りでは慎重に歩く。

八風峠は、鳥居や石碑など往時の信仰がしのばれる建造物がある。
     
     三池岳頂上  標識は倒れている。小さい頂上である。標高は971・8m。
       
八風峠  広場のようになっているので休憩場所にはよいだろう。しかし、今回は風が強いのでもう少し下ることにする。
ここから尾根筋を下って、途中から栗の木谷を下りていく。風のないところで10分ほど休憩して食べ物を口の中に入れる。 この下りは登りに比べて歩きやすい。しかし、雪も積もっているので、急なところは滑らないように慎重に、慎重に!  渡渉するところや谷が広がっている所にはテープやケルンがある。それを見落とさないようにすると道を間違えることはない。


何回か左岸、右岸と渡渉を繰り返し、大きな砂防堰堤の所に下りてくる。広い河原になっている。ここまで降りてくると、もう急なところはない。 大きな岩がごろごろと重なった広い河原の左岸沿いを下っていくと道が広くなる。 石碑や鳥居、八風神社御旅所の碑が次々に現れると間もなく駐車場に着く。
 この頃には空も明るくなり日も差し込んできていた。
 しかし、山の頂はまだ雲の中である。


        広い河原ではケルンが目印に




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