播磨 高御位山
山行日	２０１４年３月２９日(土)　　天気：薄曇りの晴れ
参加者	ＣＬ・記録：奥西　　ＳＬ・会計：伊賀　　救護：荻野晃
行程・時間	ＪＲ京都駅９：２９―(電車)−山陽本線・曽根駅９時頃着 ⇒ 豆崎登山口９：１５ ⇒ ９：３０　大平山（１５５・７ｍ）９：４０ ⇒ 地徳山（１９４ｍ） ⇒ １０：３０　展望台　１０：４５　⇒ 百�闃� ⇒ 鷹の巣山・鷹ノ巣山東峰（11:20〜11:30） ⇒ 桶居山分岐 ⇒ １２：３０高御位山１２：５０ ⇒ １３：３０成井登山口 ⇒ １４：４５ＪＲ宝殿駅
報　告	夜から雨の予報だが、日中は、雨はなさそうなので決行。この山の縦走路は背の高い木はほとんど生えていないので、薄曇りの天気は幸いである。おまけに心地よい風も時折吹く。 　３名ともこの山は初めてで、岩稜帯があるということでちょっぴり緊張感もある。電車が宝殿駅を過ぎると、右手の方にこれから登る山稜が見えてくる。山は低いが小さいピークが幾つも連なっている。 　曽根駅は、ひなびた駅を想像していたが、立派な街の駅であった。登山口は、パソコンで出した１/２５０００地図の、駅から一番近いルートを登ることにしていたので、北西方向に歩いて行った。山のふもとに来ると、豆崎登山口と書いてあるところに来た。計画では、もうちょっと西に行くが、ここから登ることにする。地図を見ると、１００ｍほど登ると合流する。街のそばの山は、地図にない登山口が幾つもあることがある。 　少し登ると、さっそく岩稜が出てきた。結構急で、３０ｍ〜４０ｍぐらいありそうである。しかし、フリクションは良く効くので、みんな問題なく登れるだろうと思い登る。
斜面は、写真の感じよりも、急である フリクションは効くが、すべらないように気を付けて！気を付けて！
	ここを登りきると、ほどなく大平山に到着。穴が開いているので見ると、古墳であった。しっかりした石組が残っている。看板を読むと、前方後方墳で、古い時代の古墳である。 　気温がどんどん上がり、暑い。衣服調整をするが、奥西は冬の必需品であるバッチも脱ぐ。さっぱり！ 　ここからいったん下り、登り返すと地徳山。これから、これから歩く稜線が見え、はるか向こうには高御位山。右下の眼下には鹿嶋神社の鳥居や池。左の下には学校が。野球の練習をしている子供たちが見える。振り返ると街並みが続き、巨大なタンクや工場の向こうには瀬戸内海が。
高御位山（右手）へと続く稜線。 道沿いにはつつじが咲き始めている。
	地徳山からは急な下りである。すべらないように慎重に下る。神社の大きな石の鳥居がどんどん近づいてくる。平地に戻ってしまいそうと思う頃にコルに到着。ここに展望台がある。目の前の斜面は、百�闃竄ﾆいい、30度ぐらいの1枚岩の急な斜面が稜線まで１００ｍほど続いている。　ここもフリクションは良く効くので、登りやすそうなところを選んでゆっくり確実に登る。
百�闃竅@　上から荻野さんと伊賀さんが登ってくるのを写す。 　　　　　　　　　　百�闃竄ﾍ、この山塊の一つのハイライトと言えるだろう。
	高圧鉄塔を過ぎ、鷹ノ巣山の登りになる。標高差は少しだが大きな岩の間の急な登りをひと登りすると鷹ノ巣山に着く。滑りやすい急斜面を慎重に下ると、道は平坦になる。かなりたらたら歩いて行くと、再び岩稜の登りに来る。この岩稜は百�闃竄謔闃ﾉやかで、短い。鷹ノ巣山から１時間で高御位山３０４ｍに到着。
後の岩がピーク 　岩の向こうにトイレあり、立派な神社もあり、素晴らしい景色を眺めながら食事
	下の展望台の所で、おじさんがこのコースの分かりやすい地図をくれた。当初は、曽根駅に戻るコースを考えていたが、地図を見ると、分岐の反対側の辻登山口に下り、宝殿駅に出る方が早いだろうと踏んで、そちらに下ることにした。　急斜面を下っていく。コルで登り返すはずだが、どうもそのまま下っていく。回り込んで登り返すのかと思いきや、道はそのまま下っている。成井（成井への分岐を見送ったのに）に下る道だ。稜線の道を見落とした。戻るのも大変なので、そのまま成井に下ることにする。下で標識を見ると、普通の山道なのに（けもの道）と書いてあった。下にも神社がある。川沿いの道を歩くと「つくし」がいっぱい。荻野さんと伊賀さんはほしいだけ採取。宝殿駅は地図の外の向こうなので、出会う人に駅の方向を聞きながら歩く。無事宝殿駅に、結構早い時間に到着。 眺めがよく、アップダウンが幾つもあり、岩稜登りもある良い山行であった。

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