東北 西吾妻山・月山・鳥海山

山行日 2014年5月2日(金)夜~6日(火)祝
参加者 CL花折敬 花折忍(明峰)、網岡修(記録=月山)、網岡国(記録=鳥海山)
永井(記録=西吾妻山)、奥西(全体の構成)
行 程
2日(金)夜 花折車にピックアップしていただき京都を出発 ⇒ 名神・北陸道・磐梯道をひた走り上川PAで仮眠 
3日(土) 天元台スキー場のロープウエー・リフトで1890mのリフト終点まで上がり、西吾妻山2035m登山  (泊)山形市内のビジネスホテル「スーパーホテル」
4日(日) 月山スキー場からリフトに乗り終点へ。牛首を経て月山1979・5mへ
        (泊)鳥海大平山荘
5日(月) 大平山荘近くの登山口(標高約1000m)から鳥海山へ1600mぐらいまで登り稜線に出る。しかし、猛烈な風が吹いていた。鳥海山の様子もわかったので、みんなで協議をして、無理をしないで、ここで登頂を断念して下山することを決定。
       (泊)湯の浜温泉の「福宝館」
6日(火) 一路京都に向けて走る。夕方には到着。
報 告 ゴールデンウイークには、もう10年になると思うが、花折夫妻は山スキー、私たちは登山というスタイルで雪山を楽しんできた。双六岳・鷲羽岳、鹿島槍ヶ岳、八甲田山・岩木山、谷川岳・巻機山・武尊山、至仏山・燧ヶ岳、火打山・妙高山、そして、一昨年からは鳥海山等の山に。
 一昨年は、強い低気圧の襲来で断念。四国の山に転戦して、赤石山、笹ヶ峰に登って来た。アケボノツツジが満開だった。
 昨年は、磐梯山、月山、鳥海山山行を計画した。磐梯山は、天気がまあまあ良くて登れたが、月山は完全なホワイトアウトで、ちょっと登って撤退、鳥海山はガスと強風で登ることができなかった。
 今年は3回目の挑戦ということで、西吾妻山を加えて実施。報告のように、西吾妻山と月山は好天気に恵まれ登頂でき、十分山を楽しめた。鳥海山は、登頂はすることができなかったが、鳥海山という山の大きさを体感でき、雪の鳥海山を味わえただけでも良かった。 3回目にして、一応納得のいく山行ができたと言えるだろう。

5月3日(土)

  西吾妻山2035m  報告:永井



 6:00 上川PA起床 6:30ごろ強制[?]出発!なので、途中道の駅に寄ったりして⋯⋯⋯
 8:30 天元台スキー場着 準備して
 9:05 ロープウエイ乗り場へ 9:20発 その後、リフト3本乗り継いで、10:00前リフト終点
10:13 出発 リフトに乗りに行く



10:33 広~い景色の良いところで休憩  10:43発
11:10 梵天台 岩岩していました。地図にある天狗岩や神社はわからず⋯⋯⋯ (帰りはそちらを通ることに⋯⋯)
11:28 西吾妻山山頂着 山頂手前でボコボコ雪にはまったり みんな大変!! 雪の上にいるので展望あり。撮影と食を済ませ
12:03 出発  歩き組は、10分ほどで小屋に到着。でもスキー組がなかなか来ない。樹木に阻まれ、スキーが操作しづらく、なかなか脱出できない。若女平経由で駐車場まで下る予定をしていたが、下りの斜面もこんな状態だろうということで、下るのを断念して、元来た道を戻ることに⋯⋯⋯


天狗岩から西吾妻山

12:40 天狗岩・吾妻神社 無事を祈り 岩の上を歩き
13:00 雪の斜面に出たので シリボード開始 スキー組は滑る
13:17 朝休憩したところで休憩 樹林帯を下って  13:30発



13:38 リフトの所到着 スキー組はゲレンデをスイスイスイ〜〜〜
     シリボ組は⋯⋯⋯ めっちゃはずかしかった⁈
14:20 ゴンドラ駅に到着 お待たせです
14:40 ゴンドラ出発 15:00前駐車場着  約1万歩でした。


5月4日(日)


 月 山 1984m  報告:網岡 修


 スーパーホテルの自慢は接客対応のうまさと温泉そして朝から食べ放題の朝食にあるのではと思えるほど、今回参加したメンバーの食欲を満足させてもらえた。満腹の中今日の目的の月山を目指し山形高速道を西北西に進む、花折車は非常に快調で左手には朝日連峰の真っ白い山容がまぶしい。月山インターチェンジを降りて今年は4月の終わりにオープンしたばかり月山スキー場を目指す。この辺りは非常に雪が多く冬場のスキー場は道路整備が追い付かないようで、各地のスキー場がクローズする頃に開業する珍しいスキー場です。
 既に100台あまりの好き者の車が止まっている駐車場でスキーと登山の準備をするが、私は昨日キーで左足を痛めたので登山に変更し、奥西さん永井さん国江と4人が登山することになった。リフトで1,520mまで登り、後は頂上1,980mまで雪上登山で標高差460mとさほど厳しい登りではないが、花折夫妻はスキーで楽々と我々を抜いていく。標高差はないものの長―いトラバースは変化もないので楽しさは感じられない。奥西さん永井さんと国江は快調に歩みを進めて行くが、左足の痛みがペースを上げさせてくれないので、ひとり寂しくゆっくり登山とする。
 1800m付近の這松が白く見えるので近づいてみると、驚いたことに昨夜の風雪で樹氷になっている。今週は厚くなってもうすぐ夏だと言うのにここはまだまだ春遠しと言う感じ、しかし素晴らしい天候が疲れを忘れさせてくれる。ようやくの事で頂上に着いたが以前らくなん山の会の例会で紅葉の合算での感激を思い出すが、頂上の月山神社の建物はすべて雪の中で、かろーじて屋根がその所在を示している。
しばし360度の景色を堪能するもやはり明日の鳥海山が遠くに輝いている姿は格別で、明日お伺いしますと心で挨拶して皆で記念の写真を撮る。
 下りはスキーではなく奥西さんが持って来ていただいた尻セード用の子供ソリを使って一気に下って行くと、登りのきつかったこともすっかり忘れてしまい、子供にもどっている。

下山後は本日の泊の太平山荘目指して日本海東北自動車道を北上する。
花折さんご苦労様です。


5月4日(月)


鳥海山 2236m   報告:網岡国江
 昼頃から雨と言う事なので早めに大平山荘を出発する事になりました。
本日もスキ―を担いで行くつもりでいましたが、まだ山スキーに自信が無いので悩んだすえにやはり止めて皆と共に雪山登山をすることにしました。車道の両側にある雪の壁を見ながら林道を20分ほど行くと夏の登山道に到着するが今は未だ夏道は雪の中なので, もう少し行くと雪の登り口があってそこからはいきなり急登が続き一気に汗が噴き出す。



 奥西さん永井さんは昨年も鳥海山に来たのですがその時はガスっていて何も見えなかったそうですが今回は見通しはまずまずでは有るものの、午後からは天気が崩れる予報なので少しでも頂上に近づきたいと気合をいれる。頑張って登っていると、後ろにすばらしい大きな日本海が見事な景色と共に登る私達を後押ししてくれている。



 鳥海山は大変大きな山なので一面雪に覆われた世界では、少しでもガス(霧)が発生するとコースが解らなくなるので、登山者の為の道しるべとして赤い布を付けた竹竿が10m間隔に突き刺してあって、登山者が道に迷わないようにしてある。その赤布沿いに順調に進んでいくと天気は何とか持ちそうですが風が出てきた。予報では風速20m以上で台風並みの強風で、稜線に出たとたんに今までとは比べものになないほどの風にさらされるので相談した結果登るのはここまでと言う事にする。後で検討したところ頂上までは未だ未だ距離があり行程の半分程度まで登ったようだ。



 またまた鳥海山登頂が先延ばしになったのは奥西さん永井さんで来年こそはと思っている事でしょう。
下りは尻セード組とスキー組に分かれて楽しむ事にする。
 道路に出た所で道の両側にはたくさんのふきのとうが目をだしている。誰もとらないようなので永井さんと一緒に集める事にするが、あっという間に小袋にいっぱいのふきのとうがあつまった。
帰ってから蕗味噌を作ろうと思う。

最後の登山は中途半端な山行になってしまったが、この3日間の天気は比較的ましなようでした。花折さんお疲れ様でした。




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