揖斐 鍋倉山1050m



山行日 2014年5月13日(火)  天候:快晴
目 的 (1)岐阜県揖斐川町の鍋倉山(1050m)山行を楽しむ。
(2)会員の親睦・交流を深める。
参加者 CL・記録 奥西、SL 土岡、会計 中西  3名
コース 岐阜県揖斐川町春日高橋西の「かすがモリモリ村」に駐車 − 高橋谷川沿いの車道を歩き谷山廃村 − 鍋倉山 − 同じ道を下山
                        歩行時間約7時間
報 告
 今まで2回計画したが雨でお流れになり、3度目の正直でやっと登ることができた。今までたくさんの山に登って来たが、山の頂上から周りの景色を見るといくつもの頂が見え、またまた登頂意欲をそそられる。そんなことで、山に登れば登るほど登りたい山がどんどん増えて行く。
 美濃地方にも良い山がたくさんある。毎年スキーには来るが、まだ登りたい山をいくつか残している。今後この地方の山の頂に立てば、また登りたい山がどんどん増えて行くのであろう。
 今回は3名とちょっと少ない山行になったが、その分小回りが利く。今回は小回りを利かすほどのことはなかったが。
 関ヶ原ICで降り、垂井町、池田町と過ぎ、揖斐川町に入る。そして、揖斐川支流の粕川沿いに走っていき高橋西に来ると「かすがモリモリ村」の看板が出てくる。そこの広い駐車場に車を止めさせていただく。
 登山口は、駐車場から、来た道を少し戻って粕川を渡り右折し、すぐに橋を渡ると、橋のたもとの左手に車道がある。ここは東海自然歩道のルートでもあり、鍋倉山もそのルート上にある。
 この車道は、今は廃村になった谷山集落まで続いている。しかし、車道は荒れていない。今でも夏になると集落に戻る人がいるらしい。事実、集落に行くと、いくつかの家は人が住める状態になっていた。



 道は高橋谷川沿いを淡々と登っていく。谷川のすずやかな流れと新緑が気持ち良い。やがて上ヶ流からの道と合流し、工事中のところを過ぎて行くと、谷山集落跡に着く。
 この集落は、1190年ごろから人々が住み始め、元禄時代には20数戸、200人近い人々が生活していたという。この後も広い道が少し続くが、やがて川沿いを歩き山道に入っていく。石積みで平らにされたスギ林を通過する。ここも昔は家が建っていたのかな?分岐を過ぎるといよいよ山道の登りになる。落ち葉が積もった歩きやすい道だが、奥西の足元がなんだかおかしい。ふくらはぎのあたりがもぞもぞし、ちょっとかゆい。それで、足元を見ると、ズボンに数匹のヒルがくっついている。ズボンをめくると皮膚にも数匹のヒルが、3か所ほどから血も出ている。あーあ、ヒルにやられてしまった。まだ出現していないだろうと思い、ヒル対策をしていなかった。ズボンのすそが地面にすれ、そこから容易に上がってきたのだろう。ほかの二人にはついていない。奥西が一手に引き受けてしまった。



 自然林の中の急登を登っていくと、やがて道は緩やかになるが頂上までの道のりは長い。途中1か所だけ展望のある所に来る。この道中で展望のある所はここだけだ。知らない山並みが続いている。
 やがて立派な避難小屋が立つ広場に来る。展望はないが気持ちの良いところである。休憩の後、頂上へ向かう。山頂標識1050mが立っている所に来る。看板がなければ、ここが頂上!? しかし、三角点がない。ちょっと先を見ると、標識らしきものが。そこへ行くと三角点がある。ここにも頂上を示す標識がある。山頂部はかなり平坦ということがそうなっているのだろう。
 面白味のある山ではないが、歴史に思いをはせ、自然林の中をゆったり登る山行もまたよろし!というところである。




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