上州の山

武尊山・皇海山・仙ノ倉山

山行日 2014年9月22日(水)~25日(土)
参加者 CL:奥西、那波(会計)、松山(SL・記録)、石田(SL・記録)、佐竹(SL・記録)
土岡(渉外)  6名
日 程
22日(水) 午前6時京都出発 - 名神・中央道・上信越道・関越道 - 沼田IC - 「ペンション尾瀬ほたか」泊
23日(木) 武尊山登山     亀鶴旅館 泊
24日(金) ダートの根利林道(20数キロ)を1時間30分走り - 皇海山登山   御宿本陣 泊
25日(土) 平標山・仙ノ倉山登山 - 午後11時30分ごろ帰京


      仙ノ倉山から、手前の山が武尊山                    仙ノ倉山から見る皇海山




平標山の下りから見る仙ノ倉山
 3つのピークの真ん中



武尊山(沖武尊) 2185m

山行日 2014年10月23日(木)曇り
報 告                                                       記録:松山
 6:00 より朝食を準備していただき出発
 7:30 
 
ガスの中 スキー場を上へ上へと登って行く視界はなく、大きな案内版の近くに駐車 出発する。
 8:20 小休憩 春には一面れんげつつじのオレンジに埋め尽くされそう 群落です。白樺も沢山。
 8;55 避難小屋着 ここまで緩やかな樹林滞 足元がチョットぬかるんできています。
10:05 休憩 ぬかるみは登るにつれひどくなる。足元クチャクチャ。1870mのセビオス岳は分からず通過。
少しずつ遠くの山々が見え隠れする。


前の岩峰は「中岳」穂高牧場からのコースで一番の難所     2か所厳しいところあり!!  ロープや鎖が設置!!
 どこを登るんだろう?  左に巻いて登れそう!
 行ってみると、ピークの右側を登った。

10:50 2144m中ノ岳 なかなか手ごわい岩溝を急登して来ました。展望良し やや西にトラバースして武尊山頂上へ
11:25 2158m尊山頂上 曇っていて展望はもう一つですが、満足感は100%。



11:55 来た道をピストン 雨に降られなかった事を喜ぶ。
15:30 何度か小休止をして ぬかるんだ道を ぶつぶつ言いながら下山  なんと!!奥西号に駐車ダメの張り紙が!

※ 私達は一番やさしい登山道からの山頂を目指しましたが それでも緊張する個所もあり でっかい変化のある山様でした。足元はどろんこになりましたが あれで雨にでも降られたら ゾーとします。  楽しい山でした。



皇海山
2144m

山行日 2014年10月24日(金) 晴れ
ルート 皇海山 不動沢ルート 行動時間 5時間25分
報 告                                                   記録:石田
 5:45 宿 出発
 6:10 「根利林道」入り口(T字路角に小さい「皇海山」の看板があり左折) カーブの多い狭い林道を、奥西さんの慎重な運転で進む。途中で、サル・カモシカ・ヤマドリに出会う。    〈 林道 1時間30分 〉
 7:40  登山口の「皇海橋」に着く。皇海橋の両側にPあり。(根利林道からと(※)栗原林道からアクセス可) 既に数台の車が来ていた。 登山届・トイレ・ストレッチなど登山の準備をする。
 8:00 登山スタート  黄葉したカラマツ林が続き、沢沿いのゆるやかな登りを進む。



 8:30 「二俣」 (立ち休憩)
 9:00 「中間点」で5分休憩  『皇海山山頂へ1.8km登山入口へ1.8km』の標識がある。まさに中間点だ。 徐々に沢は細くなる。ミズナラ、ダケカンバ、ブナの林を進み、渡渉を数回繰り返すと次は傾斜がきつくなり、石がゴロゴロした沢筋のガレ場になる。 さらにほぼ直登の樹林帯(シラビソ、コメツガ)を上がりきると「不動沢のコル」に出た。 (ここは「稜線のコル」とも呼ばれ、右へ鋸山、左へ皇海山への稜線上の分岐となっている)



 9:45 「不動沢のコル」で10分休憩。 右(南側)前方にゴツゴツとした鋭い岩峰の「鋸山」が見えた。
いよいよ皇海山山頂に向かって樹林帯の急坂を進む。途中で一か所だけ南側に展望の開けた所があり、赤城山方面が見えた。快晴の青空と幾重にも連なる山並がきれいだった。
10:45 「皇海山」山頂  25分休憩(写真・昼食)  木々に囲まれた山頂には6人くらいの登山者が休憩していた。私達6人が加わると、それほど広くはない山頂は急に賑やかになったようだった。木々の間から少しは展望が出来た。集合写真を撮り、下山を始める。



11:48 「不動沢のコル」で9分休憩 ここからガレ場を慎重に下る。
12:35 「中間点」 (立ち休憩) 黄色のカラマツ林に所々赤いカエデが映えている。沢の水もきれいに流れている。
13:25 「皇海橋」 到着  予定通りの行程で無事に下山できた。
13:35 車 出発 帰りの林道は、奥西さんの運転のお蔭で安心して乗せて頂き、黄葉した木々を車窓から眺めながらお喋りを楽しむことができた。 〈林道  1時間10分 〉
14:45 「根利林道」出口
16:25 「御宿本陣」(新潟県南魚沼郡湯沢町三国) 到着 
(かつて三国街道の本陣で創業400年。現在は苗場唯一の温泉旅館)
宿のお風呂(三国峠温泉)でさっぱりした後、18:00〜19:30頃まで美味しい夕食と‘お飲物’で今夜も賑やかに盛り上がった。     登山最終日の明日に備えて、22:00頃には就寝。

【皇海山】
      

栃木県日光市と群馬県沼田市の境にある足尾山塊の一つ。
◎ 山名の由来:山の姿が髪を留めるカンザシの笄(コウガイ)に似ていることから古くは笄山(コウガイサン)と言われ、当て字で「高開山」→「皇海山」となり皇はスメラとも読むことから「スカイサン」となった。

※ 栗原川林道:予定していた栗原川林道について、奥西さんが沼田市に電話で確認され、ちょうど通行止めが解除されたところで通行可能だったが、前夜の宿(老神温泉)のご主人と女将さん(若くて明るく親切な方だった)が「栗原川林道は悪路なので心配です。距離は長いけれど、より安全な根利林道を行かれたほうが良いのではないでしょうか」と教えてくださった。



平標山 1983m・仙ノ倉山 2026m

山行日 2014年10月25日(土)晴れ
報 告                                                    記録:佐竹
 6:15 平標登山口 宿から5分の広い駐車場、準備運動をしてスタート  橋を渡り左に行くと登山口の案内、すぐ登りになる。階段が多いと聞いていたが、階段、階段。
 6:50 衣服調節、水分補給。少し行くと、巨大鉄塔通過。
 7:55 松手山、手前で休憩。



 8:10 松手山到着、写真を撮ってもらう。南の向こうに白い帽子の富士山が見える。抜群の見晴らしだ。
 9:00 休憩10分、見晴らしを楽しみ、行動食も食べる。平標山の急な登りが目の前に迫る。光っていたのは階段の石だった。一歩一歩階段を上っていく。
 9:35 平標山到着、写真を撮ってもらい、10分休憩。 広い頂上で、休んでいる人、写真を撮っている人---。 ここから、石のがれの階段をすこし下ると草原になる。 気持ちいい。でも、また階段。長く続く。登りきって、左に方向転換、少し下って、最後の階段。
10:40 仙ノ倉山到着。真っ青な空、360度の展望。素晴らしい眺めだ。
ゆっくりしたいところだが、帰りのこともあり、10分で我慢。



11:40 平標山に帰る。当初、ピストンの予定だったが5分しか違わないので、山の家通過で下山することになる。 南の急な勾配の階段を下りていく。ずっと階段、階段。途中、休憩している人に3組ほど出会う。目の前に山の家が見えるもなかなか着かない。膝の痛い松山さんにはキツイだろうなあ。
12:40 山の家、到着。水がザーザー流れている。おいしい。トイレも済ませ、下山。どこまで階段が続くのだろう。心配したが、階段は林道まで続いたが、丸太の山道の階段が多くなり、足への負担は、それほどでもなかった。
13:25 上信越自然歩道に下りる。やっと階段から解放される。 分岐には可愛い二人の地蔵さん。「満天の星降るごとし登山小屋」の歌が刻まれていた。 ここからは、秋を満喫しながらの林道歩き。帰りも気になるので、どんどんスピードをあげて歩く、歩く。秋が綺麗だ。
14:15 平標山登山口に帰ってくる。 休憩含め、ちょうど8時間の行程でした。
階段、階段の山でしたが、ほぼ快晴で、素晴らしい眺めを堪能する事ができ、時々の気持ち良い風に幸せを感じました。


御宿本陣に帰り、体調悪く宿で待っていた那波さんと合流し、入浴して、一路京都に向け飛ばす。宇治出口23時頃。各自、家まで送っていただき、無事山行完了でした。




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