鹿倉山山行・京都労山交流会

山行日 2014年11月22日(土)〜23日(日)  
参加者 奥西(CL・記録)、福島緑、那波、石黒、荻野晃

鹿倉山

22日(土)  天候:快晴 風がなく気落ち良い
行程 8時30分近鉄大久保駅出発 − 福知山市三和町兎原で国道9号から別れ、箱部峠へ向かう道に入る。点々と家が点在しているが、家並が切れ、しばらく走ると一軒家が出てくる。そこから標識に従って「深山林道」に入る − 道が大きくカーブして広くなったところが「鉤掛コース」「権現直登コース」の登山口。登り口に標識はない。登山道らしき踏み跡を10mほど登った所に古びた標識がある。 − 権現直登コース − 熊野神社 − 烏帽子岩 − 鹿倉山(548m) − 東に延びる尾根を下山 − 林道から駐車場所へ 〜 福知山温泉 〜 京都労山交流会に参加
報 告  
 「分県登山ガイド・京都府の山」(1995年発行)には「登山道がしっかりしていて、1月2日には三和町が新春鹿倉山登山を行っている。」と書かれている。20年近く前の本であるので、今では変わっているかもしれないが、まあ登山道はしっかりしているだろうと思っていた。
 しかし、着いてみると登山口に標識はない。踏み跡らしきものはあるが明確ではない。だが、調べたところではこの場所だと思われるので、10mほど斜面を登ってみると古びた標識「←権現直登コース →鉤掛コース」が地面に置かれていた。それで、ここが登山口だと認識できた。準備をして9時50分出発。



 踏み跡は、はっきりしない。地図と照らし合わせて、沢沿いの杉林の中を登っていく。林道終点の熊野神社まで標高差150m程度なので、そんなに困難はないが、慎重に地図と地形を見合わせながら登る。分岐した沢は左を取り、登りやすそうなところを少し登ると、傾斜がなだらかになってくる。
間もなく林道が現れ、熊野神社に着く。林道はここまで舗装されているが、まだ未舗装道が右手に続いている。



 ここも標識はない。未舗装林道を少し進んだところの尾根がそうかもしれないとみるが、踏み跡はない。那波さんが「ここが道と違う」というので見ると、一応踏み跡が神社の左手についている。コンパスに山頂の方向を入れ登って行く。ここから標高差150mの登りである。相変わらずの植林帯だが、かなりの急登だ。踏み跡はだんだんはっきりしてきた。ジグザグに登って行くと岩稜地帯に入り、木の根っ子や岩角をつかまなければならないほどの急傾斜になってきた。烏帽子岩の下部に差し掛かったようである。
緊張感を持って慎重に登りきると、烏帽子岩の上部に出た。ここからの眺めは良い。この後尾根を登って行くと間もなく鹿倉山548mに着いた(12時30分)。山頂には小さい祠があり、その中には小さい木札がぎっしり。地面には焼跡があり、炭化した木片があることから、何か儀式が行われるのであろう。



 山頂からは、長老ヶ岳、三岳山、小金ヶ岳などが望めるそうであるが、はっきりと山は特定できなかった。 穏やかな天気で風もないので、頂上でゆっくり休憩(30分間)。
 下山は、東に延びる尾根を下る。初めはゆっくり、そのうち標高差100mほどの急降下。やがて緩やかな下りになると、林道へ降りる分岐に来る。ここには標識がある。ちょっと下ると林道。読図の勉強をしながら下っていくと14時30分駐車場所に着いた。
 このあと福知山温泉に入り、17時交流会場の「西神崎公民館」に到着。  


京都労山交流会

 約80名の京都の仲間が集まり、北部の山の会の仲間が料理してくれた海の幸、山の幸に舌鼓を打ち、何本も並んだ銘酒を味わいながら、らくなん山の会から参加したみんなも、あちこちに話の輪が咲く中に入って、楽しいひと時を過ごしました。 




由良ヶ岳

23日(日)  天候:曇り、一時晴れ間
報 告
 6時過ぎに起床。朝食を頂き、昼のおにぎりを作り、7時30分ごろそれぞれの車で出発。北近畿タンゴ鉄道の丹後由良駅に車を駐車して、10数人の班4班に分かれて出発。
私たちは伏見山の会の皆さんと一緒。天気は今にも雨が降りそうな雲行き。しかし、雨が降ることはなかった。見上げると頂上部はガスの中。今日は何も見えないかな、そんな思いで出発。
  そんなに高い山でないのでゆっくり歩く。途中まだ紅葉真っ盛りの所もあり、目を楽しませてくれる。
  期待していなかった景色も、頂上へ着くと雲が切れ、荒々しい日本海がが眼下に広がり、感激。西峰からは、海の中を細長く続く天橋立も見えた。



 下りは同じ道を下山。流れ解散であったので、我々は一番最後であった。  途中道の駅に寄り、夕方には帰宅することができた。




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