高島トレイルⅣ | |
三重嶽~武奈ヶ嶽 |
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山行日 | 2014年11月30日(日) 天気:晴れ |
参加者 | 野上w(SL)、松山、中西、玉岡、荻野あ、奥西、屋根谷m(SL)、伊丹、石黒、石田、屋根谷w、吉岡(救護)、土岡、竹内(SL)、那波(救護)、大森w、垣野、新津、猪飼、野上m、大森m(SL)、小泉、伊賀、田村、三原、松田、中塚m(CL、記録)、 計27名 |
行 程 | 近鉄大久保駅西側 ➡ 箱館山スキー場BS ➡ 三重獄登山口(約320m) ⇒ 三重獄(974.1m) ⇒ 水谷分れ(760m) ⇒ 武奈ヶ獄北尾根(800m)
⇒ 武奈ヶ獄(865m) ⇒ 赤岩山西峰 ⇒ 石田川ダム ➡ 近鉄大久保駅西側 (所要山行時間 約7時間20分) |
報 告 | |
6:20 | 近鉄大久保駅西側を“へいあんバス”のマイクロバス(28人乗)で出発 |
7:35 | 『道の駅藤樹の里あどがわ』でトイレ休憩。こんな時間に駐車場は満車、唯一空いていた大型用の駐車スペースにバスは滑り込む。すぐ目の前を熱気球が何基もふんわり空に上がっていく。 |
8:30 | 三重獄登山口。 途中、山道を塞ぐかのように一本の倒木があり、ヒヤッとする。車が通れるくらいまで幹が切られているのを運転手は冷静に判断して、その横を速度を落として通り過ぎる。誰からともなく拍手が沸き起こる。 |
8:44 | 4つの班に分かれ、登山口からいきなりの急坂を登る。 |
9:40 | 小休止。この辺りは杉林、先に進むと西側斜面にブナ林が続く。 |
10:44 | P844と標識が掲げられている844mのピークに到着。途中で、スミレの花が、さらに進んでいくと群生しているイワウチワの葉の中に一輪の花が咲いているのを誰かが見つける。いずれもこんな時期に咲く花ではないのに…。 |
11:20 | 三重獄【さんじょうがだけ】(974.1m)、本日のコースの最高峰に到着。ここでやっと高島トレイルに入ったことになる。ここまでの道はトレイルへの導入部。最後の班と先頭の班とは10分以上の差がつき、先に到着した班の人達は上着を1枚重ね、寒さ除けして待っていた。少し風も吹き出し、寒い。出発前に全員の集合写真を撮る。 |
12:34 | 水谷分れ(760m)。ここからは武奈ヶ獄【ぶながだけ】が良く見えるが、細い幹のブナが周りに生えていて、写真撮影は難しい。地図にはこの先右手に“いくつかの小池あり”と記されているが、はっきりとしたのは1個しか見つけられなかった。 |
13:13 | P674と標識が掲げられている674mのピークに到着。ここから右手に三重獄の全景を眺めることができる。 |
13:48 | 武奈ヶ獄北尾根(800m)。尾根沿いに進んでいくと、武奈ヶ獄手前の250mほどの地点で(後で地図を確認すると)、左手前方にびわ湖が、右手前方に小浜湾とその先に舞鶴の青葉山が眼に入ってくる。素晴らしい景色だ。 |
14:13 | 武奈ヶ獄(865m)。これで今日の目的の2つの頂上を踏んだことになる班ごとの写真を撮る。 |
武奈ヶ獄山頂 |
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15:00 | 赤岩山西峰。ここからはトレイルを離れて山を下る。進行方向には『光明寺』と記す標識が立てられている。ヒノキの枝が積み重なるクッションの効いた山道を踏み歩くのも気分がよい。 |
16:00 | 石田川ダム横の林道にでる。『武奈ヶ獄登山口』の標識が立っている。ダムの駐車場に到着すると、小雨がパラパラと。誰かが天気予報通りだと。 |
16:20 | 石田川ダムを出発。湖西道路経由は交通渋滞が予想されたため、朽木経由で帰途につく。 |
感 想 |
気を揉ませてくれた前日29日の雨は嘘のようで、30日の朝は心配することなくバスに乗り込めた。往路で立ち寄った『道の駅藤樹の里あどがわ』とその近辺でたくさんの熱気球が浮かんでいた。箱館山スキー場BSを過ぎてから山腹を走るバスの左手遠くに10数基以上の熱気球(翌日の新聞によると約30基)が見えた。これらの熱気球は、熱気球琵琶湖横断大会に集まったらしい。残念なことに風の影響で高島市安曇川町上空での空中散歩に変更になったと報道されていた。 今回のトレイルコースでは、三重獄に通じる尾根から武奈ヶ獄北尾根の区間はブナ林が続いている。太い幹のブナは少なく、すっかり落葉していたが、それでもこの林を歩くのは大変に気持ちがよかった。これが黄葉の最盛期、あるいは新緑の時期だともっと楽しめるだろう。 来春に続きのトレイルを歩くのが待ち遠しい。 |