六甲山全山縦走前半

須磨浦公園 〜 摩耶山


菊水山

山行日 2015年10月17日(土)  天 候:快晴のち晴れ
参加者 奥西(CL)、伊賀(連絡)、竹田(SL)、松田、中塚光(記録) 計5名
行 程 須磨浦公園 - 旗振山 - 栂尾山 - 横尾山 - 高取神社- 菊水山 - 鍋蓋山 -摩耶山
記 録
 7:30 山陽電鉄の須磨浦公園駅で全員集合。他の登山グループも何組か下車。
 7:35 軽く柔軟体操を済ませ、奥西さんを先頭に出発。公園の階段道を10分ほど歩いたところで奥西さんが暑いと長袖を脱ぐほどの良い天気。
 8:07 旗振山(253m)からは明石大橋がよく見える。


         明石大橋(旗振山から)                     おらが茶屋に向かって

 8:22 “おらが茶屋”(2階建ての鉄筋建築)前で小休止。 歩きだすと前方眼下に大きな高倉台の住宅が広がる。その方向から山に上がってくる軽装姿の幾人かに出会う。程よい散歩コースだ。
階段を下って住宅街に出る。こんな早い時間からスーパーが開店している。
団地を通り過ぎ、六甲縦走専用道をたどって山側の整備された長い階段を上る。
 8:57 栂尾山頂に到着。展望台を日よけにして給水。
 9:12 横尾山頂を通過。前方に小さな禿山(須磨アルプス)が飛び込んでくる。
 9:30 須磨アルプス(想像していたよりも規模は小さい)の“馬の背”を通過。
10:15 再び山を下りて横尾地区の住宅街に出る。この地区のコース案内板は眼につきにくい。住宅街のはずれ、山道にさしかかるところの公園の前で小休止。 “ハイカーの皆様 イノシシ出没注意”(神戸市森林整備事務所)のプレートが目に止まる。



                  馬の背
11:00 春日神社・荒熊神社、そして高取神社を通り過ぎ、安井茶屋前の公園に着く。公衆トイレは正面に時計が掛かっていて、きちんと清掃されている。
11:25 丸山町の住宅街にでる。
12:03 神戸電鉄の鵯越(ひよどり)駅を経て、“ひよどり道”との出会いで小休止。ビニール袋を手にした小さな子供二人を連れた男性に出会う。孫と木の実を取りに行った帰りらしい。
13:10 菊水山に到着。山頂はなだらかで広く、大勢の人がここかしこに休憩している。
14:26 天王吊橋を経て鍋蓋山(486.5m)に。眺望はない。


             天王吊橋                             大龍寺の山門


15:02 大龍寺の境内を通り抜け、山門の脇に出る。
15:20 市ケ原を経て、桜茶屋で小休止。水分をしっかり摂る。休憩用の長腰掛けや、公衆便所も設置されているので有難い。ここからは我々を追い抜く人は見当たらず、何人かが摩耶山方向からやってくる。ここまで辿り着くのに時間が掛かり過ぎと思われたので、この先は先頭の奥西さんとの距離を開けないようと意識して歩きだす。
16:13 学校林道が天狗道に交わる場所で小休止。案内板を見ると目指す摩耶山まで約2.3km。「山と高原地図」に記されたコースタイムは50分。最後のひと踏ん張り。


              桜茶屋の前                         標識(摩耶山 右方向)

16:59 左手前方に摩耶別山、摩耶山天上寺を眺めながら摩耶ロープウェイ乗場のバス停に到着。乗合バスが止まっているので出発時刻を尋ねると、「もう出ます。17時発です。」との返事。急いで乗車する。座席はまだ余裕がある。
17:50 バスはホテル、六甲牧場、ケーブル山上駅等で停車しながらドライブウェイをぐるぐる走り、終点の阪急六甲口に到着。この間50分。阪急電車組(松田さん)とJR組(残り4人)に分かれるので、ここで解散。

【感 想】

速足で歩かなくとも16時過ぎには摩耶山に着くだろうと想定していたが、甘かった。本日のコースの3/4ほどは、先頭の奥西さんと残り4人との距離は少し開いたままであった。途中で、摩耶山到着は17時頃、いくら遅くとも17時半までにはと話をしたが、実際はどうにかこうにか17時着。今日の歩調ではとても1日で六甲全山縦走は覚束ない。メンバーの一人、竹田さんは「初めて縦走に参加した時の出発地と出発時間は同じだけれど、摩耶山には15時に着いた。」という。それくらいのスピードで歩かないといけないのか、と納得する。この分では来年春の六甲全山縦走コースに挑戦しても途中脱落者の一人になってしまうだろう。
 一方で、鉄拐山や高取山の頂上も踏まず、神社に寄り道もできないのは何とも寂しい気がする。そんなにせかせかと歩かなくても、との思いもよぎるが、目的が異なるので止むを得ないと自らに言い聞かせた。




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