カニ山行

朽木・雲洞谷山 (622.1m)・・1日目

若狭・三十三間山(842.1m) ・・2日目

山行日 2016年1月23日(土)〜24日(日)
目 的 雪山山行の知識・技術を深めるとともに、カニを食しながら会員の交流を深める。
参加者 奥西(CL)、竹田(SL)、屋根谷克(SL)、土岡(渉外) 、福島m(救護)、福島w(会計)、中塚w(会計)、
網岡m、網岡w、荻野a、高本、中山(記録)、木俣(記録)・・・・13名



      23日(土)  一日目  天候は曇り  雲洞谷山
コース 道の駅(くつき新本陣)→市場の登山口→明護坂→東山(417m)→行者山(571m)→雲洞谷山(622.1m)・・ピストンで道の駅(くつき新本陣)に戻る。
記 録
 8:10 くつき新本陣駐車場に到着。準備体操とミーティングを済ませた後、明護坂の入口方面に歩き出す。朽木東小学校前を通り抜け、鳥居と小さな祠の前を少し進んだところに近畿自然歩道(明護坂地蔵)の標識があった。



 9:05 明護坂に向かって急こう配の雪道を歩く。積雪は30〜40cm程、前日にCLさん等が下見をされた踏み跡が残っていて歩き易い。
 9:20 明護坂を左折して通過。しばらくして一旦下って登り返す。



10:19 東山(417m)を通過。木々の間に小鳥の姿が見られ、可愛い鳴き声が聞こえる。土岡さんに尋ねるとヒタキ科の渡り鳥で「シロハラ」とのこと。
11:08 行者山(571m)を通過。
12:15 大彦林道の分岐を通過。



12:30 雲洞谷山(622.1m)に到着。頂上での積雪は50cmを超えているところもあり一面銀世界。雪で覆われた蛇谷ヶ峰が見える。
12:45 雲洞谷山を出発。
12:55 大彦林道の分岐を通過。当初は大彦峠から林道に下って駐車場に戻る予定であったが急傾斜で滑り易く、林道を延々と歩かないと駐車場に戻れないため、今回はピストンに変更した。
13:10 行者山(571m)を通過。
13:17 東山(417m)を通過。
14:05 明護坂を通過。
14:14 登山口を通過
14:24 朽木東小学校前を通過。小学校のプールが凍っていた。
14:30 くつき新本陣駐車場に到着。大急ぎで片付けて、風呂と蟹が待っている民宿に向け出発。



17:50 風呂も済ませて部屋でテレビを見ながら酒を飲んでいると、急に10年振りの日本人力士(琴奨菊)優勝の話になり、チャンネルをNHKに切り替える。琴奨菊が栃煌山を退け大歓声!更に白鵬が稀勢の里に、あっさり負けた勝負でなんやかんやと大盛り上がり・・・夕食になったら今までの話し声がだんだんと静かになってきた。やはり蟹さんの威力は凄い。



  外は暴風と雪で大荒れ、明日の山行は取りやめか?
 
       24日(日)   二日目   天候:終日晴、場所により強風
コース 倉見の三十三間山登山駐車場(登山口)→水場→夫婦松→風神→三十三間山(842.1m)→ピストンで三十三間山登山駐車場に戻る。



出発前 今日は、今季もっとも強い寒気が日本列島に入り、過去に経験したことのないような寒さなどとニュースで伝えられた。昨夜から一晩中吹き荒れた暴風。福井県嶺南地方には暴風雪警報が発令されている。一旦、中止にしようと言うことになったが、朝食のため食堂へ集まると海側の窓は青空。夜中の風も治まっている。 しかし、「警報が出ている以上中止にすべき」、「決行組と中止組を分けたら?」 「行ける所まで行ったら」など意見が分かれたが、とにかく登山口へ行って決めようということで8:10民宿を出発し、登山口へ向かう。国道に設置してある気温表示は−2℃、3℃を表示していた。倉見の登山口には、既に数台の車が停っていた。風もなく空は晴れていた。



記 録
 8:45 空は晴れていて、上空の雲の流れは速い。CLの奥西さんから状況により引き返すこともあり得るとの説明があり、「とにかく全員で出発」。フェンス扉を開けて、凍結した積雪の上をザクッ、ザクッと音を立てながら歩くのが心地よい。「山頂まで3km」の標示。積雪のあちこちに鹿の足跡か細くて深い穴が開いている。



 
 9:15 衣服調整のため小休止。
 9:30 「最後の水場」で沢を渡渉。積雪は40cm程度。
10:00 休憩。若狭湾や三方五湖の景色が見え隠れする。天気は予報とは裏腹に快晴。どこが暴風雪警報かと思える天候だ。
11:00 「山頂まで1km」の標示。



 
11:15 高度を上げるにつれ積雪は深くなり、60cmくらいはありそう。 「風神(山頂まで700m)」を通過。風が強い。
11:30 稜線に出るとさらに風が強くなり、数百メートル先を登るパーティーの足跡を辿るように登って行く。時々強風に巻き上げられた雪が吹雪のように身体をたたく。飛ばされた雪で出来る風紋がきれいだ。 この辺りは雪がないとススキの大草原だそうだ。積った雪の上に枝の上部が出た樹林を抜けると山頂だ。



 
12:00 山頂に到着。三十三間山の標柱の前に三等三角点があるはずだが、もちろん雪に埋もれて見えない。先を歩いていた人たちが車座を組んで宴会中。30分程度休憩。あまり展望は良くない。集合写真撮影。



 
12:30 下山開始。稜線は時々強風が吹くので重心を下げて、背を向けて風を凌ぐ。雪道の下山はピッチが速い。



 
13:15 登山時には見落としていた夫婦松」(今は枯れている。)を通過。
13:45 水場を通過。
14:00 林道に出る。 今回の山行ではアイゼンとワカンを装備していたが両日とも使用しなかった。
14:15 全員無事に駐車場に着。帰り支度をして帰路に就く。



 
15:20 前日の雲洞谷山山行で駐車した、道の駅「くつき新本陣」に立ち寄り、トイレと買い物をして奥西CLからひとことあり、解散。

【感想】

朝の天気予報では暴風雪警報が出ていて、一時は、中止かなと思ったが、参加者の「登りたい!」という気持ちとCLの英断で決行となった。予報とは真逆の快晴の中の雪山を堪能できた。
私自身はカニ山行は初参加でしたが、今年はカニは少し物足りなかったようです。舟盛りのお造りはおいしかった。
前日に下見に行っていただいたCLの奥西さん、2日間雪道を先導していただいたSLの屋根谷さん、竹田さん、運転していただいた網岡さんありがとうございました。お疲れさまでした。(NH記)




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