鈴鹿 竜ヶ岳


竜ヶ岳山頂  かなり広い山頂  雪は全くなし 1099.6m

山行日 2016年3月5日(土)
目 的 雪の鈴鹿山系・竜ヶ岳(1099・6m)に登るとともに、会員の交流・親睦を深める。
参加者 CL・記録 奥西、SL 竹田、土岡、前川、新津、玉岡
コース 宇賀渓・駐車場 〜 林道を歩き 〜 遠足尾根 〜 竜ヶ岳 〜 同じ道を下山
時間記録 駐車場出発:8:20 〜 720mの稜線に出る:10:00 〜 竜ヶ岳:12:00 〜 駐車場着:15:10
報 告
今年の冬は雪が少ない。目的にもあるように雪の竜ヶ岳山行にやってきたのに、標高800mを越えるあたりから申し訳程度の雪が残っているばかり。その雪も気温が上昇しているのでベチャベチャ状態。半分水の中を歩くのと、土の部分は水分を含んでどろどろ状態。雪山山行と言えるような状況ではなかった。
  石槫峠の下に4kmを越えるトンネルができたので、名神の八日市ICで降り、永源寺ダム湖畔を通っていくと宇賀渓には本当に早く着く。
  6時30分の奥西宅を出発して、8時には着いた。広い駐車場には車が10台程止まっている。ここには管理の人がいて、登山届を出すようにきっちり指導される。
  準備をして8時20分出発。雪の気配は全くなし。見える頂上部には、白い筋はある。川沿いの林道を20分程歩いていくが、水場に来ると間もなく遠足尾根の登り口である。私の持っている1997年版の「エアリアマップ」には、遠足尾根のルートはひかれていない。比較的新しく設定されたルートである。
 枝打ちのされたスギやヒノキの植林帯の中を登って行く。なかなかの急登である。道はジグザグにつけられている。太い黄色のテープに細い赤のテープが真ん中につけられえた標識が頻繁につけられている。  
途中からつばきの木が増えだし、ずっと続いている。快調に登り、岩のごろごろしたところにやってくると、斜面も緩やかになり遠足尾根の稜線に出る。
 竜ヶ岳へは左に行くが、右に下ると大日向のピークになる。



ここは標高が720mなので、登り口の320mから400m登ったので、標高としては半分上ったことになる。しかし、距離としてはまだ3分の1というところである。
 天気は曇り空ということで、見える頂上部はガスで覆われている。
 道は緩やかに登って行くが、雪がついていたら緊張するような所も2〜3か所ある。しかし、今回は申し訳程度の雪が残っているだけで、とても雪山に来たと言えるような状況ではない。
 稜線に出ると自然林になるが、やっぱり馬酔木が多い。やがてササ原が出てくると964m地点が近くなるが、頂上へはまだ遠い。
 この辺りからは雪が残っているので雪の上を歩くが、べちょべちょの雪で、水たまりができているので歩きにくいこと。
 

                                        頂上からの下りはじめ  これが雪山!?
1042mと1053mのピークを越えて竜ヶ岳に到着。 山頂にはいろんなルートから登ってきた登山者が10名程度いる。 頂上部には雪は全くない。草の所に座って休憩。
 今日は気温が上がり、頂上部でも風は心地よい。風は冷たくないので、結構な時間の休憩を取る。
 下山は同じ道を下る。帰る頃になるとガスが取れてきて、周りの景色が見えだしてくる。途中からは下界の家々も見えてきた。
 12時15分に頂上を下りはじめ、途中2回休憩を取り、水場で靴をしっかり洗い、駐車場に着いたのが15時10分。
 来年は雪がたっぷり積もっていることを願い、再度挑戦することにしよう。




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