大和三山 |
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山行日 | 2016年4月2日(土) 天気 晴れ |
目 的 | 大和盆地に浮かんだ島のような「畝傍山」「耳成山」「香久山」登山と桜を見ながら古代史跡を巡り歩く。+橿原市昆虫館で蝶と戯れながら、会員の交流・親睦を深める。 |
参加者 | 木俣(CL)、竹田(SL),髙本(写真)、荻野、中西、森田、玉岡(写真)、伊丹、瀬戸、藤田、吉野 中塚陽(記録) |
行 程 | 近鉄橿原神宮前駅➝橿原神宮➝畝傍山(199m)➝神武天皇陵➝本薬師寺跡➝紀寺跡➝橿原市昆虫館➝天岩戸神社➝香久山(152m)➝天香久山神社➝藤原宮跡➝耳成山(139m)➝近鉄大和八木駅 |
報 告 | |
8:35 | 本日参加の12名橿原神宮前駅に集合し、トイレを済ませて出発。3日に行われる天皇、皇后の神武天皇没後2600年式年祭参拝のため駅前は綺麗に整備され、道路の両側には幟がはためいている。「一日の無事をお祈りしてから出発を。」と向かった橿原神宮の神門前には、〚4月3日正午より17時30分まで立ち入り禁止〛の看板が。みんな異口同音に「2日で良かったなあ。」「リーダー知ってたん?」 登山口を入ったところの桜の木はどれも満開で、花びら模様の登山道が続く。下ってくる対向者も多い。 |
9:35 | 本日の最高峰 畝傍山山頂は、多くの登山者でにぎわっている。天気も良いので、木々の間から二上山、生駒山、金剛山、葛城山など周りの山々や行程第三番目の山、耳成山が目の前に見える。下りは、上りと逆の道を畝(おお)火(むね)山口(やま)神社へ。ここの桜も満開。安全の為少し回り道をし、タンポポ(二ホンタンポポ?セイヨウタンポポ?)、レンゲ、ツクシ‥‥と道草を楽しみながら行く。 |
10:45 | 神武天皇陵。ここにも〚立ち入り禁止〛の同じ看板が立ててあり、監視員の腕章を付けた男性が巡回中。早々に通過する。 桜並木を通り、畝傍御陵前駅の地下道をくぐって両側田んぼの道を進むと民家の裏手に本薬師寺跡。礎石の傍の桜の木の下では花見の宴がもう間もなく始まるようだ。その向こうには、ずうっとレンゲ畑が広がっている。 花の咲くころは、撮影ポイントになるらしく、危ないので道路にはみ出して三脚を立てないようにとの注意書きがあった。 |
11:55 | 桜の園を抜けて橿原市昆虫館着。お腹ペコペコで、すぐにおにぎりを頬張る。 一息ついて、CL.お薦めの昆虫館見学。三葉虫など古生代の生き物化石、世界のカブトムシ・クワガタ・蝶などの標本、飼育中の昆虫、そして、琉球列島の艶やかな蝶(オオゴマダラ・シロオビアゲハ・ツマムラサキマダラ・スジグロカバマダラ・リュウキュウアサギマダラ・キチョウ・・・)が舞う温室。 「30分で充分?」なんて言っていたのに、初めの展示室でゆっくり、しっかり見過ぎて放蝶温室から先は、大急ぎ。出発予定時刻をオーバーしてしまった。それでも、受付で全員一枚ずつ橿原市観光地図をゲット。 |
13:10 | 昆虫館出発。行きに見つけておいた「みるく工房飛鳥」でソフトクリームを食べ、天岩戸神社を経て香久山へ。 |
13:55 | 香久山山頂。古代には国見の地であったと言われるが、展望は余りきかない。西側を覗くと、なだらかな三角形の畝傍山が正面に見えた。天香山神社を経て藤原宮跡へ向かう道中は、モンシロチョウの飛び交うキャベツ畑、田おこしの終わった田んぼ、その上で飛んでいるヒバリの声、のどかな春の風景が広がっている。 |
14:25 | 藤原宮跡。三山に囲まれた平野の中央にあるので、畝傍山・香久山・耳成山の三山眺望スポットである。ぐるっと回って周りの景色を確かめてみる。 大極殿跡の北側にある醍醐池端の桜のトンネルをくぐって行くと、目の前に黄色の絨毯が現れた。桜のピンクと菜の花の黄、25000平方メートルにも及ぶ春の花のゾーンで、今日一番のお花見の人・人・人。 |
15:15 | ここもお花見会場の耳成山公園を通って、耳成山山頂着。林の中で、全く展望なし。これで、無事三山終了。 |
15:50 | 大和八木駅着。計画では、お茶とお団子の反省会の予定だったが、お店の スペースがなくて、お団子は各自お土産ということになる。 |
よい天気、満開の桜、のどかな田園風景、途中の史跡をすべて回り、蝶にソフトクリームにお団子、三山順調に回って目的達成。お団子屋さんの下見まで済ませたCL.木俣さんの計画には嬉しいびっくりぽんだったが、大和の春満喫山行でした。 |