北山 小野村割岳 931.7m



山行日 2016年4月29日(金・祝)
目 的 @芦生杉の巨木に会いに行く。  A会員の親睦・交流を図る 
参加者 屋根谷克(SL・運転)、 中山(運転)、 竹田(CL・運転)、 高本(写真)、那波(救護) 、福島(会計)
屋根谷邦、澤井、中西、土岡、猪飼(記録)
コース 佐々里峠 → P840 → P832 → 雷杉 → 東谷乗越 → P911 → 小野村割岳 → をピストン
                                     歩行時間5時間位
報 告 小野村割岳(931.7m)京都市左京区広河原の最北端にあって北側は美山町。日本海に流れる由良川と大阪湾へ注ぐ桂川の分水嶺上に位置している。戦前は名前のない無名峰だが名前の由来はわかっていない。近鉄大久保を7時に車3台で出発。国道一号線から堀川通りを北上、産業大学の前を通り鞍馬へ、花背峠では大型車はすれ違いが出来ないほどの狭い道が続くがこの道を広河原まで京都バスが走っている。佐々里峠から小野村割岳へは目立ったピークは無く取りとめのない長い峰が続くがアシウスギの巨木が群生している興味深い山と云われている。



 9:10 佐々里峠到着。バスだと広河原から1時間ちかく歩かなくてはならない。
登山準備にかかるが寒い、道路標識では8℃となっていた。準備体操をするが風も強く体温がなかなか上がらない手袋と防寒具をして
 9:25 出発。石室横のハシゴで作った階段を上がりゆるやかな登りを進んでいく。20分程で灰野分岐を通過して尾根道にでて中央分水嶺を歩くが北からの風に吹かれ寒い。時々雨も降ってくるので衣服調整をする。各自で寒さ対策をチェックして再出発。
道は歩きやすく進んで行くと大きくどっしりとしたアシウスギ、クマの爪あとが残っているブナの木、大蛇のような巨木、絡み合っている巨木、次から次と目にとびこみまったく退屈はしない。



10:35 P832を通り雷杉に着く。落雷で燃えて中は空洞になっている。内部は焼け焦げて真っ黒。杉の木の内部から見上げると空が見える。そしてエイリアンの木を通過して急な下りになり登り返すとやたらに焦げている木が目にはいる。山火事で焦げた木が残っていると、そこからもう少し進むと
12:15 小野村割岳(931.7m) 山頂に到着。相変わらず風も吹いているのであわただしく記念写真を撮り
12:18 早々に下山する。
12:45 東谷乗越、ここは風も無く休憩するには最適の場所。少し遅い昼食にする。しかし予報では昼から晴れると云っていたがまたポツリポツリと雨が落ちてきた。雨脚が強いので



13:10 東谷乗越、出発、雨の中を黙々と歩き、休憩せずに
14:40 佐々里峠の駐車場に全員無事に戻った。
今回の山行は佐々里峠から山頂までは比較的歩き易い道であった。ガイドブックに急坂とあってもこの尾根コースでの急坂。登り・下りでも緊張をするようなところはなかったが、今回のような尾根を歩くとき、雨風が避けられないこともあるので自分なりの充分な防寒対策を考えておく必要性を学んだ。




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