東北 大朝日岳

   大朝日岳は昨年の9月に「会」の仲間と行った。同じ古寺から登った。 
 5月2日(月)
 午後7時30分ごろ、古寺の駐車場に到着。辺りは真っ暗。何台かの車が止まっている。パッキングをして、軽く宴会をして10時前に就寝。
 5月3日(火)
 午前4時に起床。夜トイレに行くと、真っ暗な空には満天の星が輝いていた。天気よし。 5時ごろ出発。朝陽館前で川を左岸にわたり、すぐに山道に取り付く。この辺りは、雪は全然ない。辺りの木々は新緑の葉が芽生えていて、山が柔らかく感じられる。



やがて雪が出てきた。踏み跡がしっかりついている。道はだいたい夏道通しで歩いていくが、雪の関係で外れている場合もある。ハナヌキ峰から古寺山に続く稜線に出る前に「一服清水」の水場があるが、雪の下に隠れていてどこかわからなかった。分岐から広い尾根を古寺山に向かって登って行く。
振り向くと月山が見えるが真っ白じゃない。黒いところがある。ここも雪が少ない。古寺山(1500・7m)までは400mの登りで結構急登である。しかし、一歩一歩確実に登って行くと結構速くつけた。45分ぐらいで登った?
 古寺山に登ると、小朝日岳(1647m)が間近に見える。そこから、これから歩く稜線の先には大朝日岳(1870・3m)のなだらかな頂がある。


        見える山の頂は小朝日岳                   小朝日岳頂上からの大朝日岳

昨年は、行きは小朝日岳には登らず途中からトラバース道を行ったが、この時期は滑落の危険があるので、踏み跡は小朝日岳へ直登している。我々も小朝日岳に登る。
 ここからコルまで標高差200mほど下るが、かなりの急降下である。
 昨年はここを喘ぎながら登った。今回も帰りにここを登り返さなければならないとは、うんざりした気分になる。
 コルからはゆったりした登りが「銀玉水」まで続く。だんだん頂上が近づいてくるが銀玉水から急登が待っている。一気に登ると大朝日小屋がそこに見えてくる。
 天気が良かったら縦走していた障子ヶ岳から続く稜線も長く長く見えている。
 小屋から15分ほど登ると大朝日岳の頂上である。遮るもののない360度の大展望が広がっている。


大朝日岳  1870・3m

 雪の下りは、我々は早い。頂上から3時間30分ちょっとで下ったと思う。
 駐車場に着いたのはちょうど午後2時。9時間の行程であった。
 駐車場について、出発の時は気付かなかったが、周りはミズバショウの大群生地であった。途中、車で走っていてもミズバショウがそこここに群生していた。


              ミズバショウ                       この花はなんですか?




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