東北 大朝日岳 1870.3m



山行日 2016年5月3日(火)  報告:花折敬司
参加者 (明峯)花折敬司、花折忍、(らくなん)網岡国江、奥西一博 4名  
コースタイム 古寺鉱泉駐車場(4:53)――(8:00)古寺山――(9:35)銀玉水――(10:08)大朝日小屋――(10:23)大朝日岳頂上(10:38)――(12:21)古寺山――(13:54)古寺鉱泉駐車場
報 告
石巻滞在中から、スマホの山の頂上の天候サイト「登山ナビ」で、大朝日をずっとチェックしていた。3日は快晴。4日は一日中雨で風が強い。5〜6日は、天気はそれほど悪くないが風が25m〜30mと強い。これで計画通り大日寺跡から天狗相撲取山に登り大朝日岳まで、4日から2泊3日で縦走するか?迷ったが、我々は当初の計画を、天気の良い3日一日で、大朝日岳をピストンするということに変更した。2日の夜、石巻水沼で泊まる予定を急遽変更して、この晩に古寺鉱泉に移動することにした。



駐車場に車は数台しか無かった。4時起床。すぐに朝食を取り、準備をして5時前に出発した。古寺鉱泉まではほんの5分、今日は臨時休業の札がかかっていた。樹林の中の登りをこなして尾根に出ると所々雪が出てくる。衣服調整をして登る。だんだん雪が増えてくるが、前後して登っていた人によると、例年よりはかなり少ないようだ。ハナヌキ峰のトラバースをするとコルに出て、古寺山への急な斜面になる。



一気に登ると稜線に出て、しばらくで古寺山だ。ここから見る大朝日はすごく大きい。しかも小朝日岳を従えて相当遠い。天気は予報通り最高。気分よく上を目指す。樹林の中に入ればカタクリが可愛く咲いていた。
小朝日岳は夏ならトラバース道もあるが、この時期は危険なので頂上を経由することになる。朝日連峰の大パノラマを目の前にして、気分は最高。



目の前に大朝日が大きい。一旦150mほど下り、銀玉水までの登りになる。この辺りから下ってくる登山者とすれ違うようになる。昨晩は大朝日小屋に20人くらい泊まっていたとのこと。やはり連休で多くの人が入っているのだ。もちろん銀玉水は雪の下。目の前の急な雪面をこなせば小屋は近い。雪の硬さも適度でアイゼンはいらない。
 小屋前には4人の若者が、小屋番の方と話していた。我々は挨拶を交わしただけで、休憩せずに頂上を目指す。頂上まではほんの15分ほどだ。コースタイム6時間10分を5時間半で登ったことになる。順調だ。



 前後して登ってきた若者に記念写真のシャッターを押してもらい、山の案内板を見ながら山座同定をする。霞んではいるが南には昨年登った飯豊山が、北には月山の向こうに霞んで見えるか見えないかくらいだが鳥海山が見える。展望を十分楽しんでから下山にかかる。
 来た道をどんどん下り、駐車場には2時前に着いた。西川町の温泉で汗を流し、鶴岡周りで新潟に入り、途中、高速が強風で通行止めになったのでSAで仮眠して、4日に帰京する。ヒヤリハットなし。




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