北海道 礼文・利尻・大雪山

山行日 2016年7月1日(金)~9日(土)
参加者 福島亮(CL)、福島緑(礼文SL)、竹内(礼文記録)、竹田(利尻記録)、石塚(ぽん山記録)
屋根谷邦(旭岳記録)、大森照、清水(会計)、大森行(救護)、木俣(写真)、松山(利尻SL)
屋根谷克(旭岳SL)
報告
 7月1日(金) 各車それぞれ出発 21:40 京都縦貫道丹波PA集合、出発
 7月2日(土) 0:3 0舞鶴港出発 20:4 5小樽港着 小樽泊
 7月3日(日) 稚内までひたすら高速を走る。 14:45 稚内港出発 16:40 礼文島香深港着 民宿海憧泊
 
 
7月4日(月)    礼文岳



 6:00 船泊の民宿発 明け方までの大雨が止み、曇空。カッパを着なくて良さそうなので一安心。
 6:17 礼文島最北端のスコトン岬着。強風の中、岬見学。民宿と民家が一軒ずつ崖下に建っている。 カモメが強風に負けず飛び交っている。この駐車場に車を置いて歩くので準備をする。
 6:50 ゴロタ山に向かう。車道を進み、廃校になった小さな学校の前を過ぎて少し行くと江戸屋山道入り口からゴロタ岬への道に。ゆるやかな道を上りながら、たくさんの花に出会う。エゾカンゾウ、チシマアザミ、レブンシオガマ、エゾカワラマデシコ、レブンキンバイソウ、シシウドと思っていたらエゾニュウ。名前もややこしい。蕗もおおっきい。
 7:09 三叉路で少し休憩。ハマナス アサギリソウ・・・。  さすがに花の礼文島。きりがない。
 7:32 密貿易で栄えた商人の記念碑の横を過ぎる。トド島展望台。
 8:06 ゴロタ岬 玄武岩の柱状節理の崖。登山口からの道はぬかるんですべりやすい。看板の所から左を見るとゴロタ浜が眼下に続く。少し見学休憩して下る。
登山口の所まで戻ると観光客を乗せたバスが横を過ぎていく。アンテナ山の下辺りでバスから降りた観光客の皆さんがガイドさんに花の説明をしてもらいながら見学されていた。
 9:00 三叉路。先行した運転手の方が迎えに来て下さるので、休憩しながら待つ。
 9:25 車で駐車場に戻り、トイレへ。内路まで車で移動。
 9:48 内路駐車場が礼文岳の登り口。発 いきなり急登。
10:07 衣服調整。大きな樹木の中を過ぎていく。この道もぬかるみ。
10:47 中間点 後70分。と書かれた看板。少し休憩。 エンレイソウ、ひよどり、ツルガクアジサイ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナなど足下にはやはり花が多い。Yさん妻が、体調が優れず夫妻で頂上手前のピークで先に下りられる。
12:05 頂上着。周りは霧で真っ白。何も見えない。風も強く、吹き飛ばされそう。寒いので岩陰で休憩。
12:30 下山開始。Yさん夫妻が戻られた地点で5人の女性グループが休憩中。
12:50 衣服調整。足下がどろどろ、気をつけながら下りる。
13:30 中間地点。Yさんメッセージがある。1時間くらい前に下りられたよう。
14:35 駐車場着。トイレ、靴など汚れを落としたり、荷物を整理したりする。
15:00 香深港を目指す。途中の駐車公園で利尻島を見た後、映画「北のカナリアたち」のロケ地を見学して香深港へ。
16:25 香深港発
17:10 利尻島鴛泊港 なんとフェリーには私たち3台の車のみ。他のお客さんは、全て観光バス。
 
感想 心配していた雨が止み、願いが通じたと喜んで島のトレッキングに向かう。予想通りの花いっぱいにみんな大はしゃぎ。これは何?これは何?と花博士はみんなの質問攻めに大忙し。レブンアツモリソウやエーデルワイス(レブンウスユキソウ)には会えなかったけれど、十分満足しました。軽いトレッキングのはずが、普通の山行と変わらない位の歩きで疲れました。「北のカナリアパーク」にも寄ることができ、そこからの利尻富士も最高に美しかったです。     竹内
 
 
7月5日(火) 晴れ    ポン山
 6:00 起床  明日の方が、天気が安定しているようなので、明日、利尻富士へ
 6:30 ちょっと、ゆっくりめの朝食で、元YHの宿でトーストをいただいた。
 7:40 宿「りしり、ぐり~んひる」を出発
 8:15 ポン山、登山口を出発  身支度してたら、晴れ間がでてきた。
 9:10 ポン山に到着  目の前に利尻富士がクッキリ見える。
 明日は、あの高い山に登るぞ!!
10:30 ポン山から下山
11:05 姫沼園地駐車場に到着 銀欄、千島あざみ、車葉つくばね草、深山くわがた、利尻ひなげし等、花を見ながら沼を一周する。沼を散策しながら昼食をすます。
12:30 姫沼園地駐車場を出発
 


13:00 オタドマリ沼、駐車場に到着  沼を一周した。鳥がたくさんいた。
14:10 オタドマリ沼、駐車を出発  途中、利尻こんぶ直売センターで買物
15:25 旅館「雪国」に到着  さあ、いよいよ明日は、利尻富士に登るぞ!!      
                                                      石塚
 
 
7月6日(水)天候 晴れ   利尻岳
 


 4:10 朝日を見ながら宿を出発
 4:35 鴛泊コースの登山口北麓野営場  外来種持込み防止の為靴底を洗って出発
 4:47 3合目標高270m 日本百名水甘露泉水を汲む   味は甘い?軟らかく冷たく美味しい水
 5:25 4合目標高390m 野鳥の森針葉樹の大木の中を進む
 6:08 5合目標高610m 雷鳥の道標 ダケカンバの広葉樹が多くなる
 6:35 6合目標高760m 第一見晴台ここから眺望が開け昨日登った。 ポン山や礼文島方面が見渡せる
 7:08 7合目標高895m 胸突き八丁通過
 7:11 第二見晴台1120m 団体2組のパーティーで休憩できず
 8:10 小さなスペースがありここで休憩
 8:22 8合目標高1216m長官山 目の前にドドーンと利尻山 山頂がやっと見えた、堂々とした姿に惚れ惚れ!
 8:47 利尻山避難小屋
 9:30 9合目標高1410mここからが正念場、足場の悪い急登を登る
10:20 崩壊現場、小石で滑りやすく慎重に登る、しばらくして沓形コースと合流する。
10:47 利尻山山頂、360度海の大パノラマは初体験、雲に隠れている。礼文島や北海道本土のノサップ岬その向こうに宗谷岬が見え眺望に大満足。



11:25 眺望を惜しみながら下山
12:28 9合目急下りのザレ場が終わりホット一息
13:10 利尻山避難小屋通過
13:25 長官山 何回見ても姿かたちが美しい利尻山山頂のみおさめ
14:00 第二見晴台通過、ここから胸突き八丁を下る
14:40 7合目通過
15:08 6合目第一見晴台合ここで礼文島や海の眺望と別れる
15:46 5合目通過
16:23 4合目通過
17:00 長時間の下りで乾いた喉を冷たい甘露泉水で潤す
 
感想 海に浮かぶ利尻山、帰りのフェリーから見ても見飽きない山に登り感謝感激! 利尻山登山道にトイレブースが数か所あり女性の方に重宝され好評でした。             竹田
 
 7月7日(木)晴れ 移動日 鴛泊港~稚内港~旭川
 8:30 鴛泊港―稚内港
旭川周辺の宿 ペンション当麻泊 夜北海道肉のすき焼きで舌鼓
 
 
7月8日(金) 快晴  大雪山



 5:00 宿出発 大雪山登山へいざGOー
 6:30 旭岳ロープウエー姿見駅着1610m 、気温14度C,記念撮影
 7:00 登山開始  SL屋根谷m
 7:20 姿見の池 1665m、水分補給、旭岳の下部から音を立て水蒸気噴出 ザレバをひたすら歩く
 8:00 六合目 1850m、10分休憩、ここはもう、利尻山より高い!
爆裂火口やトムラウシヤマを見る。硫黄の臭いも
 8:30 七合目1930m
 8:45 8合目2060m 立ち休憩
 9:00 九合目2100mこのころから風が強くつらい、最後の登り
 9:30 旭岳山頂、広くて意外と風が少ない。360度の絶景
 9:50 下山、200m余りの雪渓、皆慎重に踵から踏み込んで歩く。
(ここから8か所ほど長短の雪渓)



11:50 御鉢平 例年ここに熊がいるが今年は雪解けが遅く寒いので現れずとの事.中岳、北鎮分岐、斜面の緩い雪渓を通過し初めてエゾコマクサに出合う。花色はこく、葉はとても小さい。
14:00 黒岳石室着  トイレあり
14:40 黒岳山頂  ここからの下山が一番厳しい
16:00 リフト乗り場着
20:50 小樽着 おいしい寿司屋で食欲をみたす
21:30 フェリーに乗り舞鶴港をめざす
 
感想 今日も快晴、こちらではずっと晴れ、うれしい限りです。
旭岳から黒岳への約17kmの大雪山縦走、天気好し、気温好し、風好し気分好しで出発。  多種類のお花畑、山肌に雪渓による縞模様、旭岳の白い水蒸気、どれを撮っても絶景に喚声!
登山道はザレバ、ガレ場,雪渓の悪路が多くまた、風が強くて歩きにくいが景色は申し分なく360°絶景、雪の白、青い空、山肌の緑、全て良し。荒野のような広大な景色の中、歩いている間中,沢山のお花に心癒され寒さも辛抱できました。 
今回の山行で、ピークに立てたことを皆さんに感謝致します            屋根谷W




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