北アルプス 北穂高岳 3106m |
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山行日 | 2016年7月24(日)~27日(水) |
目的 | 北アルプスの絶景とお花畑を巡る。会員の親睦を高める。 |
参加者 | 屋根谷克(CL・運転)、 竹田(SL・運転)、 屋根谷邦(会計)、竹内(会計)、 土岡(救護・運転) 木俣(写真)、 松山(記録)、大森(記録・運転) |
登山コース | 上高地 ― 明神 ― 徳沢 ― 本谷橋 ― 涸沢 ― 南陵 ― 北穂高岳(3106m) |
記録 | |
○7月24日(日)初日 | |
6:00 | 近鉄大久保駅(天候晴れ)から、屋根谷号と竹田号の2台で出発。途中、養老SAとひるがのSAにて休憩。あかんだな駐車場に車を置き、タクシーで上高地へ向かう。 上高地は、8月11日(山の日)の第1回記念全国大会に向けて工事中。当日は皇太子様のご来訪との説明があった。皇太子様の誕生日は、2月23日(富士山の日)で登山を好まれ、各地の山々を踏破されているそうです。 7月24日は信州における山の日とのことです。 |
11:20 | 上高地バスセンター(1505m)で、早めの昼食を済ませ、11時55分に準備運動とミーティングの後、横尾に向けて出発。梓川沿いのなだらかな道を50分程歩くと明神に到着(1530m)。残念ながら明神岳(穂高岳)の頂上付近は雲でみえない。10分休憩。 |
13:50 | 徳沢(1562m)に着く。3日目の宿である徳沢園を確認して通過。途中、梓川沿いのたまり池で水鳥に癒される。標高差=58mの樹林帯に覆われた道を歩くと 花が咲き誇っていた。 花名(シモツキソウ‐-シナノキンバイ—クルマユリ—ベニバナイソウ--ニッコウキスゲ)。 |
15:10 | 本日の宿--横尾山荘(1620m)に到着。ヒヤリハットなし。 時間に余裕があったので散策を楽しんだ後、反省会と雑談で盛り上がる。 風呂に入って、5時30分に夕食、乾杯!。 |
○7月25日(月)2日目 天候 |
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5:00 | 横尾山荘を出発。50分位歩くと左手の屏風岩(ロッククライミングで有名)を眺めながら標高差160mの樹林道を歩く。 |
6:20 | 本谷橋(1780m)到着、10分休憩 ここから本格登山ガレ場-岩場標高差-529m涸沢(2309m)目指して30分位歩いた付近で、突然、土岡さんから「サラ金からお金を借りてないか」と問いかけられる。近くで囀る「メボソムシクイ」と云う小鳥の鳴き声が“銭取 銭取”と聞こえるためで、このような問いかけをしたとの説明を受ける。何故か駒鳥の話にもなり、鳴き声は{ヒヒ-ン ヒヒ-ン} と聞こえるとのことでした。 7時50分頃涸沢の雪渓を登山している2人を発見その時 大音響と共にごろごろ—どんどんーと落石の轟音が響き、雪渓を歩く2人の登山者から大声で「落」と叫ぶ声が聞こえる。落石が落ちていくところは見えませんでした。涸沢の花(キバナシヤクナゲ--ナナカマド--ミヤマキンポウゲ)。 |
8:30 | 涸沢小屋到着。スイカを食べて水分補給。9時に出発、北穂高岳頂上(3106m)標高差797mを目指す。途中2回休憩。鎖場とはしごを登ったところで長野県警山岳警備隊員(2人)に出会う。隊員から「明日は雨です。下山時は注意してください」との注意を受ける。此方から落石の音を聞いた話をすると「大きな落石は年間に数回は起きる」と聞かされた。12時40分頃雨が降ってきた。雨具を着用、その後2回休憩。 |
13:40 | 雨の中を頑張り念願の北穂高岳頂上に立つ。悪天候の中、ヒヤリハットも無く無事に登頂出来たことに全員がハイタッチをして喜ぶ。ガスで何も見えないのが残念!記念写真を撮って、さっさと小屋に向かう。 |
14:00 | 北穂高小屋に到着。大混雑で有名な山小屋と聞いていたが、悪天候のお陰で20人部屋を8人で占有できて貸切状態。 雑談と反省会の後、6時30分に夕食。登頂に乾杯。 |
○7月26日(火)3日目 天候 |
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5:10 | CLから「雨で危ないので注意して下山するように」との周知される。 北穂高小屋を出発。雨の中を下山(コースタイムより遅れ)。 |
9:15 | 涸沢小屋に到着。ストーブを囲んで、コーヒーで暖を取る。 |
10:00 | 涸沢小屋を出発。気を引き締めて徳沢園に向けて下山開始。 |
11:30 | 本谷橋に到着。10分休憩。横尾に向かう。 |
14:00 | 徳沢園に到着。喫茶室で休憩。5時30分から夕食、献立がよかった。 3日目も無事終わり乾杯。 |
7月27日(水) 最終日 天候 |
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7:30 | 徳沢園を出発。 |
8:30 | 明神に到着、休憩。 周りにある小梨の大木は既に花は終わり、実がなっていた。上高地までの復路については、土岡さんから提案があった木道コ-スを行くことにした。 |
9:25 | 風景を楽しみながら散策している途中、驚きの出来事が起こった。それは、何と前方より登山姿のランナー田中陽希さんが走ってきたことでした。 田中陽希さんに気付いた屋根谷夫妻が笑顔で握手。続いて皆にも笑顔で握手をしてくれました。勿論、取り囲んで記念写真を撮るなど一瞬でしたが思い出になる楽しい一時を過ごすことができました。(7月28日から30日まで涸沢に於いてお祭りがありゲスト又は講演に参加かな?) |
10:20 | 上高地に到着。バスで、あかんだな駐車場に向かい帰路に着く。 屋根谷さん、竹田さん、CL/SLと長時間運転本当に有難うございました。お疲れさまでした。 |
(全体報告とMさんの個人感想) |
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○ | 平均年齢が?歳!メンバーで横尾~涸沢~北穂へ行ってきました。今回天候が不安定だったせいか北穂の小屋でゆったりできラッキーでした。しかし、ガスは一瞬の間も切れる事はなくあの凄い展望は姿を現しませんでした。 残念! 次の日、下山「雨がひどいと一日ここで待機しよう」と話しあっていたのですが大丈夫と判断。カッパを着ての下り、慎重に!集中して!安全に!と皆で言い聞かせながら下山、涸沢まで下りた時はホットしました。登ってくる人がどんどん多くなってくる。ツアーグループ、仲間同士、二人ずれの御夫婦?そんな中女性1人が目立ちました。何処まで行くんだろう? 横尾から徳沢へ、いつ歩いてもいいですね。緑の中登りきれた充実感と一緒に徳沢へ沢山の若者や登山者の中へ吸い込まれて行きました。ここも私達メンバーだけ ゆっくりお風呂に入って食事、とっても美味しく頂きました 次の日それぞれが、それぞれのちょっと嬉しい筋肉痛に頬笑みながら帰路につきました。 楽しい夏山山行が終わりました。ありがとうございました。 |
○ | Mさんの個人感想 私はへろへろで、くたばりそうでしたが「ここで負けるわけにはいかない。」といろんなことを思い浮かべながらなんとか登頂。チームの助けで登り切れました。本当に有難うございました。 |