カニ山行 弥仙山・由良ケ岳

山行日 2017年2月18日(土)~19日(日)
天 候 18日 曇り、夕方から雨に変わる。夜は雪になった模様。
19日 曇り、時々日が差す。
目 的 ①雪の弥仙山(664m)・由良ケ岳(640m)に登頂する。
②雪山山行の知識・技術を深めるとともに、カニを食しながら会員の交流を深める。
山 域 綾部市 弥仙山  664m 1/2.5万地形図:「梅迫」
舞鶴市 由良ケ岳 640m 1/2.5万地形図:「丹後由良」
参加者 奥西(CL)、竹田(SL)、屋根谷(SL)、網岡修(運転)、網岡国(会計、連絡)、猪飼(渉外)
池上(記録)、安田(カニのみ参加)  合計8名
コース 弥仙山:登山口→弥仙山→登山口
由良ケ岳:登山口→水飲み場→鞍部→西峰→鞍部→東峰→鞍部→水飲み場→登山口
報 告
2月18日 弥仙山登山
 7:00 近鉄大久保駅スタート
 8:50 於与岐町大又の橋上に駐車、これより登山開始。 町道を少し歩き“改心の道”の回遊コースに入る。水分神社(みくまり)を過ぎ、鳥居をくぐり登山道に入る。
 9:35 回遊一般コースから外れ、尾根ルートに入る。
尾根の途中から20cmくらいの積雪の中、尾根をひたすら登る。



11:10 金峯神社、弥仙山山頂到着 樹間から周囲の山々が見え隠れする。約35分休憩。
11:50 弥仙山山頂出発 山頂を出発、改心の道回遊コースを日置谷(へきだに)方向へ進む。
12:20 回遊コースから外れ谷筋コースへ このコースもまた人の歩かないコース。急な尾根を下り、谷筋に入る。 谷筋では、雪に覆われた倒木に足を取られながら、腰まで雪に埋もれながら、幾度か渡渉し、慎重に下り小谷林道に出会う。尾根筋、谷筋、ともに厳しい歩きでした。
14:35 駐車場所に到着 全員事故なく下山、お疲れさま、ヒヤリ・ハットはありませんでした。
本日の行動 時間:5時間45分 距離:6.6km
*****
本日の宿泊地丹後由良海岸「わすれなぐさ」へ向かう。
カニ三昧、酒三昧、有意義な会員交流でした。美味しかった。
*****
2月19日 由良ケ岳登山
 8:40 宿泊地近く、丹後由良荘横に駐車、登山開始  “由良岳山の案内所”を通り過ぎ、鹿よけフェンスをくぐり、高度を上げる。夏山登山道を進むのだが雪が一杯でふみ跡は全く分からない。ピンク色のリボンを目印に進む。雪はひざまでの高さまで十分にある。時には腰まで埋まってしまう。鞍部手前の急登には参った。厳しい登りでした。
11:45 鞍部到着(約600m) 夏山登山道の鞍部(東峰・西峰の分岐点)より少し西よりに到着。視界はない。少し休憩の後西峰に向かう。膝の高さの雪の中、なだらかな尾根を進む。
途中に野鳥観察小屋がありました。
12:30 由良ヶ岳西峰到着(640.0m) 二等三角点 点名:由良ヶ岳
 西峰到着、時折視界が広がる。栗田湾そして天橋立見えます。20分ほど展望を楽しんだのち、もと来た道を戻り東峰へ向かう。鞍部の標識を過ぎ、東峰へ。



13:35 由良ヶ岳東峰到着(640m)  山頂には虚空蔵菩薩を祀った祠があります。ここでも時折視界が広がり、若狭、丹波、但馬の山並みが望めます。遠くに双耳の青葉山が美しく見えました。眼下には、由良川の河口、その川を渡るKTRの鉄橋、そして由良浜が見えます。また東南方向眼下に東由良ヶ岳(四等三角点 585.0m)が見えます。
約15分、時折の晴れ間、眺望を楽しんだのち来た道を下山。
14:00 鞍部を通過 もと来た道を下山、ルートははっきりしている。急坂あり、腰まで埋まる雪の中、尻スキーに挑戦、尻餅をつく、頭から転ぶ、それぞれ楽しみながら(?)登山口へ向かう。
15:05 駐車場到着 全員無事下山。ヒヤリ・ハットなし、お疲れさまでした。 身支度を終え帰路に。
本日の行動 時間:6時間25分 距離:7.1km
17:30 近鉄大久保到着 運転、お疲れさまでした。

<まとめ>
弥仙山は人の入らない道を進み、由良ヶ岳は夏山登山道を進みましたが、どちらも雪が深く登山道はないに等しい、読図が重要でした。また谷筋を下った時は、倒木が雪に隠れており時には足を引っかけ、腰まで雪にはまり込み抜け出すのに一苦労しました。深い雪の中の急登・急坂にも苦労しました。しかしながら面白い山行、雪山山行の知識・技術を深めることも出来ました。    <おわり>



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