北アルプス 北穂高岳 3106m・涸沢岳 3110m



山行日 2017年7月27日(木)~30日(日)
目 的 ①穂高連峰の北穂高岳と涸沢岳に登頂する。
②宿泊を伴う山行を行うことにより、会員の交流・親睦を深める。
参加者 石田(CL)、池上(SL・運転)、北村H(記録・連絡)、那波(記録・会計・救護)
アプローチ 6:30 JR宇治駅 - 6:35 京阪宇治駅 - 養老SA - あかんだな駐車場 - 濃尾バス(11:20発)乗車 - 12:05上高地バスセンター着
記 録
7月27日(木)  天候:晴れ
12:50 バスセンター、2階のレストランで昼食をすませ出発。
13:35 40分で明神着 5分休憩。水分補給。
14:25 50分で徳澤園到着。15分休憩。ソフトクリームを食べる。美味しい!
15:40 60分で横尾山荘に到着。緑の木々も、梓川の流れも可憐に咲く花々をゆっくり愛でることもできず、ただただ歩いた3時間。横尾山荘でお風呂に入り、ほっと一息つく。

7月28日(金)  天候:雨のち晴れ
 5:45 昨夜は星がきれいだったのに・・・思いもしない雨。じゃじゃ降りではないが、意欲がいっぺんに萎む。しかし涸沢までは行くことに決定。カッパを着て出発。
 6:45 本谷橋着。水流も多く、流れも速い。立ち休憩5分。雨はザーツとは降らないがしとしと止むことなく降っている。
 7:25 5分立ち休憩。ナナカマド、ダケカンバ、シラビソなどの林の中を行く。小雨が続く。
 8:05 立ち休憩。「涸沢」手前に雪渓が残っている。今年は雪が多かったようだ。雪渓を慎重に歩く。
 8:45 涸沢小屋に着く。雨はまだ降っている。涸沢小屋の「山の天気予報」を見る。「午前 雨 午後 曇りのち晴れ、明日午前 晴れ、午後 曇りのち雨」俄然元気が出て、予報を信じ「行く」と決定。いらない荷物を小屋に預ける。
 9:27 出発。北穂高岳山頂まで標高差797mを目指す。 すぐに木枠で石を固定した階段状の石畳になる。この道を作って頂くのは大変だったろうなと思いながら登っていく。しばらくすると、SLの「ほんとに(雨が)やんできたで」の声に「信じる者は救われる」と笑いながら、グングン登る。



 9:45 上のカッパを脱ぐ。
10:10 下のカッパも脱ぐ。この先南陵の岩場になるのでストックをしまう。20分ほど行くと10m以上ある一枚岩の急登が待ち構えていた。鎖場だ!しかし、よく見ると割れ目がほどよくあり鎖を使わずに登れた。そして鉄梯子が続く。
10:45 急登が一段落して、休憩。
11:15 休憩。水分補給。
11:50 休憩。水分補給。
12:35 右も左も花畑だ。ハクサンイチゲ(白)とシナノキンバイ(黄色)のコントラストがきれい。その中にタテヤマリンドウや小さな淡いピンクのタカネヤハズハハコも見られた。
13:00 北穂分岐に到着。奥穂高岳まで2,3km 涸沢小屋まで1,9km 北穂高岳まで0.2kmの標識がある。山頂までもうひと頑張だ。北穂山頂直下の登山道を見ると、小屋のスタッフが雪渓にステップを切ってくださっている。雪煙が見える。有難いことだ。しかし雪渓のステップは、30cmほどあり慎重に、慎重に登る。
岩の間に、ツガザクラやアオノツガザクラ、そして北穂小屋のトレードマーク、イワツメグサが疲れを癒してくれる。
13:25 山頂到着。 結構広い平らな山頂である。360度ガスがかかって真っ白。写真を撮って、明朝のご来光を願って小屋に向かう。



13:30 北穂高小屋に到着。 標高3100m、一番高いところにある山小屋。ここのテラスでコーヒーを飲んで優雅な気分を味わいたいとゆったり過ごす。時折ガスの切れ間に、前穂高や涸沢カールが見られるが槍ヶ岳など北アルプスの山々の眺望は明日の楽しみ。

 
7月29日(土) 天候:晴れ時々曇り



 5:45 北穂高小屋を出発
 6:50 休憩(10分)
 7:10 南稜の岩場、鉄梯子、鎖場を慎重に降りていく。



 8:33 涸沢小屋に到着。 涸沢小屋で天気予報を確認すると、午後から雨で明日は朝から雨の予報で話し合って本日予定していた涸沢岳は、断念する事に決定。
 8:55 涸沢小屋を出発
10:26 新村橋で休憩。(約10分)
11:35 横尾山荘の前で休憩。(約10分)
12:33 徳澤園に到着。約10休憩
13:30 明神館到着。休憩。(約15分)
14:32 上高地バスターミナルに到着。
14:50 バスに乗車して、あかんだな駐車場へ。
15:30 温泉で汗を流し帰路に就く。
池上さん運転ありがとうございました。



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