柳生街道 忍辱山~笠置山

山行日 2018年1月27日(土)晴れ
参加者 CL連絡:北村信、SL:松山、SL救護:竹内、記録: 玉岡、那波、桑垣、       計6名
コース 近鉄奈良~忍辱バス停~円成寺~夜支布山口神社~南明寺~ほうそう地蔵~一刀石~芳徳寺~陣屋跡~家老屋敷~笠置山~笠置駅
歩行時間約7時間30分    歩行距離約18,4km
報 告
8:50 バス停 忍辱山到着 
円成寺境内に入る、庭の池が雪で真っ白、冬の庭園の景色を鑑賞した後トイレを借りる、凍って水出ず。夜支布山口神社へ向かう。雑木林の道を登り下りを繰り返し、登りついたところが山口神社。休憩を取る、ここのトイレも水が凍っていた。つぎは南明寺、大柳生の集落をぬけ南明寺へ着く。本堂は鎌倉時代の重文級の代表的な建築とある。そこでも冷えるのでトイレ休憩。いざ出発、ほうそう地蔵をめざす。南明寺を後にしてしばらく行くと炉端に、お藤の井戸がある、なんの変哲もない小さい石で囲われた井戸であるが村のお藤さんがここで柳生の殿さまに見初められた場所らしい。お藤さんはお妾さんとしてここ柳生で留守を守ったとか。そこを過ぎ林道をしばらく行くと急な登り、下りが続き、やがて崖路をふさぐような大岩に彫り込まれたほうそう地蔵にたどり着く、鎌倉の名作である。そこを下ると集落がパット開けている。今川にかかる橋を渡りバス通りを横切って石舟斎ゆかりの一刀石を目指す。鬱蒼とした杉林の山道をたどると鳥居が見え巨岩が御神体の天乃石立神社、さらに奥に進むと一刀石に出会う。巨石の真ん中を刀で切り裂いたような亀裂が走っている。まさに一刀石である。そこから少し戻り平場を見つけて、少し長い昼食をとる。休憩後芳徳寺へ出発。それほ どの時間を要せず芳徳寺につく、かなり急な山の上にあり、周りが一望できる位置にあつた。少し手前に正木坂道場、階段を少し登って芳徳時寺とその奥に柳生一族の墓、春には桜の名所らしく見事な眺めである。長い石段を下り陣屋跡を過ぎ家老屋敷に向かう。こじんまりとした質素な作りで、質実剛健な柳生の居住まいを感じた。屋敷は資料館になっており、当時の家老や殿様、庶民の生活等、観光協会の方から色々説明を受け、質問などもさせていただき有意義な時をすごせた。家老屋敷を後にし柳生から笠置へ向かいました。 笠置に入る手前で阿対の石仏をたずねました。看板に室町時代の摩崖仏とある。
見事な出来栄え。 笠置へは東海自然歩道の道をたどりましたが途中、林道の拡幅整備が行われており、山へ入る道を間違え30分ほどロスをしましたが、間違えた起点まで戻り無事笠置山の山門横に出られました。時間的なこともあり山頂の岩場巡りは割愛し下山して笠置駅へ向かいました。
少し長い工程でしたが、寒さはありましたが天候に恵まれ充実したハイキングを楽しむことができました。


ヒヤリハットは笠置山での道迷いがありました。その他は全員無事元気に笠置駅に到着です。



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