東北山行 そのⅢ

4月30日(月)  秋田駒ヶ岳 1637m

コースタイム 5:00 起床 ~ 田沢湖高原温泉の「アルパこまくさ」に着く ~ 7:28 出発 ~ 8:54 除雪された林道に出る ~ 10:218合目避難小屋 ~ 11:30 秋田駒ヶ岳山頂 11:40 ~ 12:10 8合目避難小屋 ~ 13:13 アルパこまくさ着
報 告
道の駅を出発して、秋田に向けて走る。途中の道沿いには、ミズバショウ、桜の花が咲いていて目を楽しませてくれる。 計画では、たざわ湖スキー場から登る予定であった。確かにルートはあるが、ネットで調べてみると、この時期ほとんど、少し北にある「アルパこまくさ」(火山防災センター、駒ヶ岳情報センター、温泉、レストランがあり、元スキー場跡・広い駐車場)から登られている。我々もここから登ることにする。
アルパこまくさから見る  花折敬さんは、昨日の岩手山山行で足を酷使したので、今日は登らないことにする。
 秋田駒ヶ岳も火山性の山であるが、入山規制などはない。いくつかのピークがあるが、男女岳が主峰で1637・4mある。「アルパこまくさ」は、標高が630mほどあるので、約600mの登りということになる。しかし、最初はだらだらと緩やかな登りが長く続くので、時間はかかりそうである。
2014年9月に行ったときは、8合目まで車道が通じているので、楽に登ることができた。


出発してすぐに雪の斜面になる。広い緩斜面が直線状に続いている。ゆっくりと登って行く。多くの人が登っていると思いきや、一人分の踏み跡があるだけである。1時間30分ほど歩いた時、突然除雪された車道に飛び出す。
車道を歩いていくと、除雪現場に出くわす。車道の右手の斜面に乗り、登って行く。ルートから、右側にずれていて、斜面側に寄りすぎているのはわかるけど、どれぐらいずれているのかははっきりしない。方向だけを確かめて進む。斜面を登りながら、小さい谷を3回昇り降りすると、広い斜面に出る。見るとカーブミラーが、ミラーの部分だけ出している。
 車道のある所に出たが、現在地がはっきりしない。網岡修さんのスマホで確認して、大体の位置が分かった。標高1200mまで来ている。少し行くと8合目の小屋に着くはずだ。コンパスで方向を確かめ、テープも出てきて、踏み跡もあるので、それにしたがって緩やかに登って行くと、8合目の小屋に着いた。
網岡修さんは足がつったので、ここで待機ということになった。
雪の時期は、男女岳の周りを周回して登るのではなく、小屋の右の谷筋を詰めていく。最後は標高差100mほどの登りになる。上り詰めると、阿弥陀池小屋のある、夏であれば広い草原地に出る。今は一面の雪野原であるが。
 右手には、急な雪の斜面の男女岳がある。夏道通しに登ろうかと思ったが、上に岩の見える辺りが少し緩やかそうに見えたので、そこを登ることにする。
 標高差100mほどの雪の急斜面を登り、少し夏道を行くと、男女岳山頂に出た。



頂上直下の急斜面を下る花折wさん、網岡wさん山頂の展望は360度あるが、やっぱりもやがかかっていて、遠くの山は見えにくい。見えてもわかる山はあまりないが。 下山は、同じ道を下る。8合目の小屋で網岡修さんに合流し、今度はアップダウンなしに、通常ルートを下って行く。車道の除雪は、100mほど進んでいた。少し車道を歩いたのち、再び雪の斜面に入り、飛ぶ
ように下って行く。
登山口到着は13時13分。頂上から1時間30分で下ってきた。
 「アルパこまくさ」にある温泉に入り、レストランで昼食をとり、途中で食料を買い込み、宿泊地である道の駅「あに」へ向かう。



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