大峰 七面山 1624m


七面山(東峰)

山行日 2018年5月26日(土) 天 候:曇り
山 域
目 的
参加者 前川(CL)、網岡w(SL)、奥西、竹田(連絡)、中塚m(記録)計5名
コース 林道篠原線・P -林道 - 七面山登山口-七面山(西峰)- アケボノ平往復-七面山(東峰)- P1693(楊枝ノ森)- 舟ノ垰(たわ)-神仙平-林道-七面山登山口-林道 -林道篠原線・P
行動距離 19.9km、累積標高差 1,850m、行動時間 10時間27分(休憩時間を含む)
報 告
25日
21:33 大久保駅西口で前川車に網岡国さん、竹田さん、中塚が乗車して4人で出発。奥西さんとは現地集合とのこと。
23:07 道の駅「吉野路大塔」に到着。
23:20 既に到着している奥西車からテントを取り出し、奥西車と前川車の間に設営。前川車の4人がテントで仮眠。思いの外、車やバイクの出入りがあり、若者の話し声が聞こえてきたりして、時折目が覚める。
26日
 4:00

 5:02
 5:58


 6:12
 6:30
起床。テントを片付け、朝食。地図を広げ、今日のコースを確認。
道の駅を出発。
林道篠原線の舟ノ川沿いのやや広い場所に駐車。既に他の車が2台止まっている。
車を後に歩き出す。
舟ノ川を渡渉。水量は少ないけれど、川藻が生えていて注意が必要。奥西さんと竹田さんは靴を履いたまま。残り3人は靴を脱いで渡る。渡り終えた奥西さんが「靴の中に水が入ったぁー。」と。


             舟ノ川渡渉                         完全に崩れた林道

緩やかな登り道が続く。以前は林道として機能していたのだろうが、今は無残な姿。至る所でがけ崩れが発生していて、道は寸断。途中、一列でしか歩けない箇所、道が完全に崩落していて巻いて歩く箇所、細くなった道の斜面を振り返れば土砂に埋もれた車が目に入る箇所等々。その先、つづれ折りの道を通り過ぎる。この先も道はあちこちで寸断されている。
 7:52 七面山登山口にやっと到着。右手山側斜面を登るコースと、このまま林道を進むコースに分かれる。ひとまず小休止。
 8:01 我々は七面山を周回するので、右手の登山道に進む。傍らには伐採した木を降ろすのに用いたと思われる赤錆びた機械が放置されている。ジグザグを繰り返しながら斜面を網岡さん、奥西さん、竹田さん、中塚、前川さんの順で登る。途中から先頭の3人との距離が開きだす。今一つ思うように足を運べない。


                  シャクナゲ
 8:58 P1397を通過し、次の小ピークで小休止。登山道のシャクナゲの花が疲れを癒してくれる。七面山(西峰)の手前まで、シャクナゲが続く。
 9:48 七面山(西峰)(1,619m)に到着。この場所は狭い。ザックを置き身軽になって斜面を下り、アケボノ平に向かう。視界が開けると、前方に七面山三角点がある小ピーク(1,556m)が見える。


              七面山(西峰)                          アケボノ平

10:15 三角点を探したが、良く分からない。見晴らしは全く無く、すぐにアケボノ平に引き返す。ここは一面が笹原で心地良い。南東方向には大峰の山脈が広がる。七面山東峰も見え、ゆったりとした気持ちになる。
10:39 再び七面山(西峰)に戻る。
11:00 七面山(東峰)(1,624m)到着。ここも見晴らしはない。記念写真を撮り、先を急ぐ。
下ったところに道標があり、「大峯奥駈道」方面に進む。途中、一帯が枯れ木だらけのミニ大台ケ原ともいえる場所を通過。


      楊枝の森(P1693m)に向かう途中                     楊枝の森


11:53 楊枝の森(P1693m)に到着。名称通り、枯れ木が目に付く。ここは360度の展望で、弥山、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳、大台ケ原方面が手に取るように見える。地面を注意して見降ろすと、あちこちに動物のフンが転がっている。花期にはまだ早いが、コバイケイソウが至るところに生えている。この先、舟ノ垰(たわ)手前までコバイケイソウが続く。 楊枝の森を下ると、緩やかな道になる。立派な石の道標が、弥山の方向に進めと教えてくれる。この道で初めて別々に登山者3人とすれ違う。
いずれも単独で、女性も一人。  舟ノ垰(たわ)(1,594m)に着く。
ここで八経ヶ岳や弥山へと続く道を外れ、右手斜面を下る道を探す。微かな踏み跡見つけ、GPSでルートを確認し、がれきの転がる林を下る。
13:00 林を抜けて緩やかな斜面の広がる神仙平に出る。下ってきた斜面を振り返ると結構厳しい感がする。 改めて下る方向を確認し、前方左手の森を目指す。石がゴロゴロ転がっていて、歩きづらい。時折、苔の生えた場所を歩くと、ふわふわとして気持ち良い。
前川さんは少しでも草のある場所を探しながら下って行く。
13:15  森に辿り着き、小休止。
13:45 林道に出る。ここからはひたすら林道歩き。最後は高低差70mほどの上り坂。途中、中塚のみ疲労困ぱいして何とか足を前に進めているという状況に陥る。前川さんが我慢をして後ろに付いてくれる。先を行く奥西さんから「休憩するか」と声をかけてもらう。ジュースとパンを口にし、体力が少しでも回復して欲しいと願う。
15:04 七面山登山口に到着。これで七面山を周回したことになる。あとは今朝来た長い林道を下るだけ。少しずつ普段の歩みに戻りつつあるのを感じるようになる。


              石の道標                              神仙平

 
15:58 舟ノ川左岸に到着。今回は全員が靴を脱いで渡渉。水が冷たい。渡りきる手間でオタマジャクシが固まって泳いでいるのを見つける。
16:39 車を止めた場所に戻る。奥西さんは温泉に入りに行くとのことで、ここで別れる。残り4人はそのまま帰途に就く。



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