霞沢岳(島々から上高地) |
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山行日 | 2018年8月18日(土)〜21日(火) |
目 的 | (1)昔、上高地への主要アクセス道であったクラシックルートを歩く。 (2)霞沢岳に登り、違った角度から穂高連峰を見て、会員の親睦を深める。 |
山域・山名 | 2.5万分1地形図 波田、上高地 霞沢岳(標高:2645.8m 二等三角点、点名:霞沢岳) |
参加者 | 竹田(CL、運転)、池上(SL、記録)、福島(会計、渉外)、石田(会計、連絡) 合計4名 |
ルート | |
報 告 | |
18日(土) | 晴れ 宇治から新島々の石川旅館へ |
7:00 | 宇治出発 → (京滋、名神、中央、長野自動車道、R158) → |
13:00 | 本日の宿 新島々石川旅館着 登り口の下見等 |
19日(日) | 晴れ 新島々から徳本小屋へ |
5:45 | 石川旅館出発、旅館の車でスタート地点まで送っていただく。 |
6:06 | 砂防ダム広場から出発、林道を歩く。 |
6:20 | 第3ゲート(小嵩沢出合)通過、二股まで林道を歩く。 途中、戦国落人悲話の案内と石碑がありました。 |
7:00 | 二股着、しばし休憩。トイレあり。 信濃路自然歩道案内図(上高地ルート)があり。ここから登山道になります。あがりこサワラ(奇怪な樹形をしたサワラの木)の並木がしばらく続きます。歩きには問題なく、整備された登山道です。また、時折石垣が現れ昔の生活の跡が見られます。秀綱奥方の遺跡や炭焼窯あと等があります。 島々谷川南沢に沿って、だらだらと登りが続きます。奥入瀬渓谷に似た景色、所々に小さい滝や橋があります。沢沿いで何となく涼しい感がします。 |
9:20 | 岩魚留小屋着、休憩。 古い小屋で今は使われていない様です。小屋の横にかつらの巨樹がありました。 |
11:45 | ちから水通過 水分補給、ペットボトルにも補補充しました。おいしい水でした。 急な流れの島々谷川南沢からはずれ、いよいよ徳本小屋に向けてのツズラ折れの急登が始まります。 |
12:45 | 峠の宿徳本小屋(2140m)に到着。 周囲を散策、写真タイム、天気はよく穂高連峰がきれいに見えました。 |
<本日の行動> | 時間:6時間40分 距離14.3km 累積標高:登り1500m 下り300m |
*穂高連峰全景です*(このように見えたのはこの時だけでした) |
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20日(月) | 晴れ後曇り 今回の山行のメインである霞沢岳の往復です |
5:10 | 徳本小屋を出発、 天気は良だが穂高連峰の山頂には雲がかかっている。 いよいよアップダウンの激し い歩きが始まります。 樹林帯の中を進みます。シラビ ソが多い。 |
ジャンクションピークからの霞、K2、K1 |
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6:15 | ジャンクションピーク(2428m)着。 朝食タイム、20分の休憩。これから登るK1、K2、霞沢岳がきれいに見えました。 |
9:05 | K1ピーク(2567m)到着、厳しいアップダウンが続きました。 特にK1ピーク直前のガレ場、ザレ場の激登りには参りました。 ピークからは上高地帝国ホテル、六百山方向、焼岳等美しく見ることができました。残念ながら穂高連峰はてっぺんには雲がかかっていました。 |
9:50 | K2着、小休止。 アップダウンを繰り返し霞沢岳へ向かいます。 |
* 霞沢岳山頂 * |
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10:15 | 霞沢岳(2646m)到着、30分休憩。360度の眺望を楽しみました。 残念ながら穂高連峰の山頂は雲の中でした。雲もかかってきたので下山。 |
11:05 | K2通過 |
11:25 | K1着、15分休憩。 |
K1ピーク、中央後ろの山が霞沢岳 |
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14:05 | ジャンクションピーク着、15分の休憩。 K1からここまでが長かった。疲れました。あと少しで小屋へ。 |
15:10 | 徳本小屋着、直前に雨がパラパラでした。 |
<本日の行動> | 時間:10時間00分 距離:10.5km 累積標高:登り、下り1040m |
21日(火) | 曇り 上高地に向け下山 帰京 |
6:10 | 徳本小屋出発 下り終えたところで3匹の猿に出会う。登山道に鎮座、こちらを見ているが逃げない。こちらも動けない、しばらくして真横を通り過ぎて行った。怖かった。 |
7:45 | 徳本口(徳本峠分岐)通過 |
8:45 | 上高地バスターミナル(1504m)着 |
<本日の行動> | 時間:2時間35分 距離:7.6km 累積標高:登り210m 下り830m |
<3日間の行動合計> 時間:19時間15分 距離:32.4km 累積標高:登り2800m 下り2170m |
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9:30 | バスにて新島々へ。 |
10:45 | 新島々バスターミナル着、近くの温泉(竜島温泉 せせらぎの湯)で汗を流し、昼食。 |
13:00 | 往路と同じルートで帰路へ。 |
17:00 | 宇治着、お疲れ様でした。 |
<まとめ> |
昔の上高地へのクラシックルート、現在は、島々から二股までは林道、二股から岩魚留小屋までは南沢に沿って歩きやすい登山道、石垣などが残っており当時の生活が感じられます。徳本小屋までのつづら折れの登りには疲れました。 霞沢岳への往復、八つのピークを上り下り、特にK1への上り下りがきつかったです。10.5kmの距離ですが、アップダウンの繰り返しで10時間もかかりました。疲れました。 さて、穂高連峰の眺め、二日目の徳本小屋への到着時が一番よく見えました。 霞沢岳往復では、上高地、焼岳、明神岳、六百山への尾根等美しかったですが穂高連峰はてっぺんに雲でした。 ヒヤリ・ハットはありませんでした。 もう一度挑戦??? <おわり> |
霞沢岳登頂日のグラフ 霞沢岳山行ルート図 三日間の歩いた標高グラフ(上の地図とは左右逆です) |