鈴鹿 鈴ケ岳・鈴北岳

山行日 2019年4月13日(土)
山 域 鈴鹿山系 鈴ケ岳1130m、鈴北岳1182m
目 的 鈴鹿山系にある鈴ケ岳・鈴北岳に登るとともに、会員間の親睦・交流を深める
参加者 前川CL、寺崎SL、網岡W、田中(記録)  計4名
報 告
春だ…春だ…山は春が真盛り。草木が芽吹き、あちらこちらに残雪はあるものの冬からの季節の移り変わりが見られる。
鈴鹿山系北部はカルスト地形の石灰岩の岩がゴロゴロしているが、山全体が丘陵と言うか、のどかな牧歌的な感じのする風景である。でも、夏は木々の葉が生い茂り、うっそうとした山になるのだろうか。
明日は天気が崩れるとの予報にもかかわらず、今日は最高の天気であり、鈴北岳周辺では福寿草が満開なこともあり、鈴北岳~御池岳にかけて、多くの登山者に出会う。
六甲のような登山者が多く山行する地域でないため、余り整備はされていないが、直登の急登であっても自分の歩幅で歩行できるため、疲れにくい。
 6:05 前川車で大久保駅を出発。 京滋バイパス・名神を通り、国道306へ
 前川車で大久保駅を出発。
京滋バイパス・名神を通り、国道306へ 
  7:35 滋賀県多賀町大君ケ畑地区はずれの川沿いに駐車。登山届を提出し、反対側の赤テープの巻いた木の枝の所からアプローチ。茶野に向けて出発。 滋賀県多賀町大君ケ畑地区はずれの川沿いに駐車。登山届を提出し、反対側の赤テープの巻いた木の枝の所からアプローチ。茶野に向けて出発。
 8:30 整備された植林帯を不鮮明な山道をジグザグに、また直登で登り、高度を稼ぐ。初めての鉄塔付近で休憩。途中、先頭を行く寺崎SLがシカを発見。
 9:15 茶野ピーク着。ピーク直下、カルスト地形の石灰岩の苔で覆われた岩がゴロゴロしているので歩きづらいが、不思議と滑らない。また、ピークから本日山行の鈴ケ岳・鈴北岳が良く見える。
 9:30 ピークからなだらかな尾根を進み、桜峠へ。適度に生えた木々には葉がついていないため、見通しが良い。
10:10 鈴ケ岳着(1130m) ピーク手前付近から、ネコノメソウ・バイケイソウがあちらこちらで群生していて、いよいよ山にも春が来たと感じられる。
休憩中、鈴北岳方面から来られた3名の登山者と会う。(~10:25休憩)
ピークには錆びついたドラム缶が5本捨てられていた。
鈴ケ岳ピークから鈴北岳に向かう下りは登山者が少ないためか、不鮮明な山道となり、またあちこちで福寿草が咲いている。福寿草って、黄色い花びらにツヤがあり、皆が撮影タイムを楽しむ。
10:50 鈴北岳着。鈴北岳付近から残雪があちこちで見られるが、なだらかな地形と天候も良いことから、登山者が20名ほど見られる。時間も早いし、天気も良いので本来山行予定は日本庭園程度であったが、御池岳も目指すことにする。また、鈴北岳ピークまでの行程中、カルスト地形特有の陥没したドリーネ状態が所々で見られる。
11:00 日本庭園元池着。途中、フカフカした苔の上を歩くが、本来はダメ(?)。
御池岳に向け、なだらかな丘陵地帯を約30cmくらいの枯れた生い茂った草をかき分け、勝手気ままに歩く。途中、シカの糞があちこちに点在。
御池岳ピーク手前の木々には木々の皮がシカに食べられないようシカネットがつけられている。
11:40 御池岳着。(1247m)  多くの登山者あり。(~12:00休憩)下りも道なき道を進む。
12:20 真ノ池・北池。 鈴北岳経由派生した尾根を鞍掛峠に向け、下る。急な部分・緩やかな部分があるが、登山道が雪解けで緩んでいて歩きづらい。
途中。国道306への直下ルートへと別れる。分岐付近には赤テープあり。
登山者もほとんど歩いていないような尾根を国道に向け、一気に下る。
13:15 鉄塔着。こんなところ、逆に登るなんてとんでもない。40~50度のある傾斜。 さらに、高度差250mくらいを一気に下る。
13:50 国道306出会い。鈴北岳・御池岳への看板がるが、横には「初心者 要注意」の補足もあり。と言うよりも、こんな登り初心者じゃなくても無理だと思うくらい急すぎる。
後は駐車場に向け、ひたすら国道を歩く。国道306は犬上川流域の山及び谷の崩壊で工事中のため、大君ケ畑地区奥より全面通行止めとなっている。
14:25 駐車場着。



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