湖北 賤ヶ岳



山行日 2019年4月21日(日) 天 候 晴れ
山 域 野坂山地 賤ヶ岳 421.13m 三等三角点 点名:賤ヶ嶽
目 的 ①賤ヶ岳合戦ゆかりの地を散策して、往時と変わらぬ雄大な湖を望む。
②会員の交流・親睦を深める。
参加者 北村w(CL)、石田(SL)、那波(連絡)、深津(救護)、石塚、東(記録) 以上6名
コース 京都駅8:30⇒余呉駅10:10…江土登山口…大岩山(中川清秀の墓)…猿ヶ馬場…賤ヶ岳(421m)…飯浦切通…国民宿舎…尾野呂浜…余呉駅
行 動 9.5km 約5時間
報 告
 8:20 京都駅2番ホーム 集合(8:30発)
 9:27 米原着 乗り換え
10:01 余呉駅着 トイレ休憩 衣服調節。各自体操
10:15 挨拶 出発
10:20 江土登山口 余呉駅より300m。案内板があり分かり易い
10:35 岩崎山 高山右近の砦
10:50 大岩山登山口からのルートとの出合い。水分補給。
11:13




11:27





11:34
大岩山 中川清秀の墓。清秀の墓の囲いは西洋風の印。
彼がキリシタンだったことを物語る印だった。(この山行の最後に出会ったガイドの方からの情報)
首洗いの池、周りを石垣で囲んだ1mほどの池。水は澄んで湧き水のようだ。近くにあった切り株は苔むし、真ん中からシダの若い芽が出て近江の「富士の山」噴火のよう。これひこばえと言える?かも・・・
猿ヶ馬場通過。
11:54 小休止10分。水分補給、補食。
12:30 賤ヶ岳山頂到着。昼休憩。山桜が満開。眼下には静かに水を湛える余呉湖、反対側には琵琶湖に浮かぶ竹生島。遠くは比良の山々を望み、近くの山は湖北の春を感じさせてくれる。「山笑う」の季語にふさわしい、樹々のやわらかな新芽と山桜の淡いピンクに包まれる山の様子に、心洗われ、見飽きることがない。ゆったりと小一時間の昼休憩をして、山頂からの眺望を満喫した。
13:20 山頂からの眺めがなごり惜しいが、出発。 少し急な階段の下りを慎重に下山。
13:40 飯浦切り通し。
賤ヶ岳の大激戦地となった余呉湖から飯浦への切り通しを通って余呉湖へと向かう。
14:10 国民宿舎横登山口に降りる。
おだやかな湖面に映るソメイヨシノの美しさにうっとりしながら水分補給。
14:35 余呉湖畔を少し行くと林の奥まで黄色にそめたサワオグルマの群生に出逢う。すばらしい!!
 戦いの火ぶたを切ったと伝えられている尾野呂浜を歩く。
大島桜や山桜、ソメイヨシノと湖畔には様々な桜が咲きそろい、美しい。











サワオグルマの群生
15:25 余呉湖観光館。トイレ休憩。山菜やTVで取り上げられたサラダパンのお買い物をしていると、ガイドをされている男性と出会い、賤ヶ岳合戦の地、余呉の歴史の語りをうかがう。とても、勉強になった。
16:11 余呉駅発 赤穂行新快速に乗車
17:42 京都駅着 ホームにて解散式

感想

羽柴秀吉と柴田勝家の天下分け目の戦い「賤ヶ岳合戦」の地、賤ヶ岳山行は、戦国時代の武将達に思いを馳せた歴史探訪と春の季節を満喫した山行となった。野の草達との出会い、スミレ、イカリソウ、サワオグルマ、たんぽぽ、土筆、菜の花畑。ことにサワオグルマの群生は、なんとも素敵なご褒美だった。柔らかな新芽の木々のトンネルをくぐり、爽やかな風をうけ、素晴らしい1日となった。
 計画してくださった北村CL、史実の下調べをしてくださった石田SL、楽しい山行をご一緒できた皆さん、ありがとうございました。
<付記> 登山道の所々に 昨年の台風の爪痕か倒木が見られました。やはり自然の力の大きさには驚かされます。
 



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